言葉の物語
<心 part2>
心、ずっと以前に書きましたが、今日は少し重複しながら別
の観点から。
身心一如!
デカルトの二元論から、西洋でもこの東洋の思想の卓見
に気付いたんですね。
というより、この方がより科学的だったんですね。
心は身体の影響を受ける。
身体も心の影響を受ける。
剣の極意を沢庵禅師は『不動智神妙録』に言ってます。
「心こそ心まよわす心なり
心、心に心許すな」
これを、柳生宗矩に与えたと。
「達人とは、千尋の谷にかかる敷居の幅の吊り橋を
地上にあるかのごとく渡る事の出来る者である。」
というようなことを、宮本武蔵は言っています。
心映る幻影が現実となってしまう。
幽霊の姿見たり枯れ尾花
蛇が嫌いな人は、縄を見て蛇と思ってしまう、というより
間違いなく蛇に見えたんですね。
心に思ったことが、そのまま姿を現す。
だれでも一度や二度は経験したことですね。
不思議でしょう、心って。
心の字源は至って簡単。
<心臓の形を描いたもの>
心の語源は、「凝(ここ)り物」からと。
大昔は、内臓は一塊と思われていてみたいで、五臓六腑
に分けられると解ったときに、肝心要の<心臓>を「こころ」
と呼ぶようになったと。
俗説の「ころころかわる」からがありますが、こちらの方が
「なるほど」でいいですね。
心に関する箴言、語句は沢山ありますので、気に入った
物を少し。
心内にあれば色外に現る
顔色をうかがうのは間違いないこと。
心同じからざること面の如し
人間は万物の尺度といいますが、
スケールはそれぞれ違ってますよ。
心ここに在らざれば視れども見えず
聴けども聞こえず、食らえどもその味を知らず。
これを身を修るにはその心を正しくするに在りと
謂う。
心正しければすなわち事正し
心正しくありたいものですね。
邪(よこしま)な心。
邪悪なんですね。
今日一日 幸運でありますように!
誤字脱字ご容赦ください。
