精霊たちーペン画トリミング | ザーアートマンのブログ

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ペン画の展示。絵のサイズはハガキ大です。定年後書き溜めた絵画をできれば毎日一枚展示していきます。

 

 

言葉の物語 

 

 <-コウ・ギョウ・さいわい・さち・しあわせ>

改めて「幸せとは」と考えさせられる字の成り立ちです。

思いもよらないものでした。

 

第一の辞書

<「幸」は手枷の象形。「執」は手枷を掛けられた人。

 さいわいにも手枷にはめられるのを免れたしあわせ

  を意味を表す。>

 どうです、「ああ、よかった」と胸をなでおろす。

 

第二の辞書

<手枷をはめられる危険をあやうく逃れたこと。

 「幸」とはもと「刑」や「型」と同系のことばで、(仕返

  しの罰)や(つかまえる)の字に含まれる。>

 そういえば、「」がついてますね。

 

第三の辞書は少し違ってます。

<両手にはめる刑罰の道具である手枷の形。>

ここまでは同じですが、その先の解釈が

<手枷の刑罰で済むのは思いがけないしあわせであり、

 重刑罰を免れるという意味で幸というのであろう。>

 

以上が字源ですが、「さち」「しあわせ」という語源があ

りました。

さち

「さち」はもと弓矢、釣り針など「霊力」を持つ猟の道具

をさし、またこれによって得た獲物も意味した。

これから獲物を得た幸せを表するようになった。

 

しあわせ>(幸せ・仕合わせ)

もとは「しあわす」 で、うまく合うようにする、つじつま

を合わせるという意味で、これが名詞になって「しあわ

せ」が「運命・なりゆき」等に用いられ、幸運に限定さ

れたのは「しあわす」というように、

うまくやりとげる」という意味から「幸せ」に用いられ

るようになったと。

 

我々の幸福は多少とも慰められた不幸に過ぎない

                       (J.F.デュシス)

不幸な目に合わないこと。

それは多くの幸福に恵まれる事に等しい。

                         (エンニウス)

この二つは、字の成り立ちが持つ意味に近いですね。

 

幸福は自足する人々のものである

                      (アリストテレス)

これはあえて言えば「さち」の語源のもつ意味に近い

かな?

 

 

幸福は愛他的精神から生まれ、

 

不幸は自己本位から生まれた。

                             (釈迦)

誠実で公正でなければ、幸せに生きることはで

きず、また幸せでなければ、慎重に誠実に公正に

生きることはできない。

                          (エピクロス)

まず、自分が幸せにならないと、他人を幸せにできな

いってこと。

幸せにならんととは思いますが?

 

我々は他人の幸福をうらやみ、他人は我々の幸福を

うらやむ。

                     (プブリウス・シルス)

 

幸福になるための大きな障害は、

大きすぎる幸福を期待することだ。

                         (フォントネル)

2017.5掲載再考

 

今日一日 幸運でありますように!

 

                   誤字脱字ご容赦ください。