言葉の物語 <大袈裟-おおげさ>
書いて字のごとく、坊さんの袈裟に関係ありそうですね。
そこで、調べてみました。
鎌倉時代に京の都に大風が起こり、被害をもたらした。
ちょうどこの頃、栄西が中国から臨済宗の禅風を吹き込んだ。
叡山の僧侶たちは、彼らの豪放磊落、大言壮語が鼻につき、
大きな袈裟をつけた彼らが、その袈裟で引き起こしたんだと
おちょくった。
このように、この禅僧たちの大きな話を大袈裟といったと。
なるほど、臨済宗は公案を示し、禅問答をする真剣勝負。
気迫のある怒鳴りあいに見えてもしょうがないですね。
一方、道元の曹洞宗は「只管打坐」の静かな禅ですね。
と思いつつ、さらに調べていきますと、「これだね」というのが
見つかりました。
<肩口から斜めに切り下ろす剣法を「袈裟懸=けさがけ」と
言いますが、これを大きな動作で芝居かがることから。>
どうですか、こちらの方がよさそうですね。
もう一つ語源として<「不思議さ、哀れさ」の意味の「大気=
おおけ」から>と言うのがありましたが、良くわかりません。
ちなみに、袈裟とは本来は坊さんの着物のことで、質素を
旨とすることから「糞掃衣=ふんそうえ」と言いますが、今日
の坊さんの袈裟は金襴緞子の絢爛豪華。
上格の坊さんほど煌びやかになってます。
本来は逆なような気がしますが。
洋の東西を問わず、お金持ちの神社仏閣は絢爛豪華でね。
仏でも はだかじゃ誰も 身養し無い (見やしない)
化身の神仏
天部
仏像の分類では最下位の神さんたち。
でも、姿は明王さんに見劣りはしませんね、
仏法の護法神で、門番みたいなものですね。
この神さんたちは、明王さんたちよりも古いという。
護法神ですが、中には現世利益を授ける方もいると。
ほとんどの神さんがインドのバラモン教、ヒンドゥー教
の神さんで、仏教に帰依して護法神となったと言います。
中国風の衣装を着た貴族風の「貴顕天部」と
甲冑を来た忿怒顔の「武装天部」に大きく分かれます。
仏法を守護する役割から、如来や菩薩の脇侍や
つき従う眷属として配置されます。
寺院の門などにも安置されています。
これらの神さんの中には、自然現象の脅威や
抽象概念を具現化した神さんもいるとのことで、
一つ一つ探っていくと面白そうですね。
明日からこの天部について勉強していきたいと
思います。
2017.1掲載再考
今日一日 幸運でありますように!
誤字脱字ご容赦ください
