こんにちは、絶學無憂(ぜつがく・むゆう)です。

 

アメリカ大統領選挙シリーズ始めてしまいました。どうなんでしょうね、私は社会の分離を促進しているのでしょうか。再統合を促進しているのでしょうか。今回の内容も、メディアに書かれていることと違う内容になり、読む人によっては落ち着かないと思いますので、そういう方はパスして頂いたほうがよいかもしれません。

 

最初の記事は、選挙に至る前のあらすじのようなところを紹介しました。

 

簡単に言えば、トランプ大統領というのはずっとディープステートという闇の組織(といいつつ、所属している人が山ほど公職に就いて影響力を駆使しているので、闇の組織と呼ぶにはあまりにも表に出過ぎの感があります)と戦ってきたのだ、というストーリーですが、これ信じますか?

 

私は今は信じる気になっていますが、むしろこういう記事を読むときは疑って頂きたい。本当なのかと。

 

たとえば、共産主義の誕生にはロスチャイルド家からの資金提供があったと、馬渕睦夫さんの本に書いてあったと。彼は駐ウクライナ大使を務めたような外交官ですから、そこらへんの素人が妄想で行っている話とは違うわけです。また、表に出ている情報だけから理解しているとおっしゃっています。

 

とは言ってもですよ、マルクスやロスチャイルド家からの資金提供を受けたとは書いてあっても、その証拠はどこにあるのか、ということは示されていない。ということは、もうまるっきり馬渕さんの言う通り信じるか、信じないか、という話になってしまい、検証ができないのですね。

 

ですので、ディープステートというのが世界を牛耳っている、とこういう人が主張しているらしい、ということは知っていても、それが本当がどうかは分からないわけです。

 

倉山満「保守とネトウヨの近現代史」というのを読みましたら、終わりの方に面白いことが書いてありました。

 

今の「保守」「ネトウヨ」が主張していること、として挙げられていることの中に

  • 世界を支配しているのはディープステートである
  • ロシア革命はユダヤ人が起こした
というのが含まれていました。倉山満氏は、ここまで来ると雑誌『ムー』に、書いてあるようなことと同じで、『ムー化』している、と批判しているのですが、それで言うと私は思いっきり『ムー化』したネトウヨなのかもしれません。
 
『ムー化』ということでいえば、『ムー』に書いてあるような話のざっと半分くらいは本当なんじゃないかと思ってしまうので、当然かもしれませんが。
 
 
さて、大統領選挙の話です。
 
新聞で世論調査ではバイデンが圧倒的にリード、と言われているのは知っていましたが、前回のことがあったので、おそらくまたこれは大きくハズレて、トランプ大統領が勝つのではないかと予想していました。郵便投票が多いので決着がつくのが遅れるだろう、というのも聞いてはいました。
 
私の注意を引いたのはこれです。
 
3日の投票日から、しばらく経って、形勢がはっきりした7日、トランプ大統領がTwitterに
 
I WON THIS ELECTION, BY A LOT!
私はこの選挙で大勝した!
 
とツイート(英語の発音と違いすぎてすごい違和感)しました。
 
おもろいおっちゃんやな、と面白がって見ておりました。
 
 
また、青字で Twitterから「これがツイートされた時点で公式情報源ではまだ決着がついていません!」「この選挙不正の主張は論争になっています!」とわざわざイチャモンがついているのも、すごいなと思ってみていました。
 
仮にも現職の大統領の発言にこんなただし書きをつけられるのかと。
 
この時点では、でもこれを笑ってみていたのです。まあ、たいていのみなさんもこの程度の反応だったんではないでしょうか。
 
しかし、なぜ彼がこんなみっともないことをするのだろう?言いがかりにしては無茶苦茶すぎないか?
 
と返って興味も惹かれました。
 
 
それからしばらくして、トランプ大統領がまだゴニョゴニョ言って負けを認めていない、というニュースを見て、一体何を言っているのだろう?と思い、見てみたら、えらいことになっていました。
 
あまりにもいろんなことが起こっていて、まとめるのも大変なので、私自身が、「あーこりゃあマジだわこの話、これはヤバい」と、自分の中でスイッチが変わったことをまず触れたいと思います。
 
 
シドニー・パウエルという女性弁護士がトランプ大統領のために立ち上がったというのが11月の中旬から話題になっていました。
 
この女性は、ロシアゲート疑惑において、FBIの悪質捜査によって、大統領補佐官を辞任したあとで、絶体絶命のところまで追い詰められていたマイケル・フリン将軍を逆転劇で救った、というので注目を浴びた、大変やり手のに弁護士のようです。
 
そして25日に、シドニー・パウエル氏がジョージア州とミシガン州の州政府に対して大掛かりな民事訴訟を起こした、というのが話題になりました。といっても、主要メディアではほとんど報じられていないと思いますが。
 
それまで、選挙不正がどうのこうの言っても、事実無根ではないか、証拠がないではないか、と主要メディアが散々掻き立てていたのですが、考えてみれば当たり前の話ですが、証拠というのは法廷に提出するものです。歪んだ報道をするのが分かっているメディアにまず渡すはずがありません。
 
この25日の訴訟では、訴状のPDFがシドニー・パウエル氏のウェブサイトから公開されており閲覧できます。
 
 
 
パウエル氏は前々から、Kraken クラーケンという海の怪物を解き放つわよ、覚悟しなさい、と不気味に予告しており、このウェブサイトではクラーケンが放たれた、と宣言されています。自身のことを、クラーケンを放つ者、とも表現しています。
 
直接リンク
 
英語ができる方は最初の方だけでも読んでみてください。
 
常識的にはかなりぶっ飛んだ内容であることがお分かり頂けると思います。
 
選挙に使われた投票システムの機械、特にドミニオンという会社の機械が、インターネットに接続して外部から投票データの操作が可能で、外国勢力が選挙に関与した、と書かれています。これらはそれまでに、彼女が記者会見などで語ってきた内容そのものなのですが。
 
中学2年生の妄想ならば分かりますが、またはハリウッドのスパイ映画ならあり得ますが、実際にアメリカの法廷に提出された訴状です。
 
証拠なしには裁判に勝てるわけがありませんから、どんな証拠があるのか、というのが焦点になります。
 
こちらのサイトでは、ミシガン州の訴訟について、訴状だけではなく、証拠品として添付の宣誓供述書(affidavits)も多数公開されています。

 


宣誓供述書とは、神に誓って真実である、とする内容を証言した供述書であり、裁判で証拠として使用されるもの。嘘の内容が判明した場合は、偽証罪に問われます。この罪がどれくらい重いのかはちょっと知りませんが、犯罪者になるわけですので、軽々しい供述はできない、という性質のものです。職を失うリスクを覚悟で、さまざまな嫌がらせを受けるのも覚悟しての供述で、ハードルが高いものだ、ということです。

 

Navid Keshavarz-Nia ナヴィド・ケシャヴァルズ=ニア氏が実名を公表して供述したもの。この方はこちらにも経歴が出ていますが、サイバーセキュリティやインテリジェンスのプロだということです。
 
この方がサイバーセキュリティ専門家の立場から、ドミニオンの投票マシンにはバックドア(裏口)があり、インターネット経由で容易にハッカーの侵入を許し、選挙結果のリアルタイムの操作が可能だと述べています。
 
また、ドミニオンのデータがバルセロナのサイトル社へ送信されていることを示すレポートが存在すること、また2020年にフランクフルトにサーバーが移動したという情報があり、フランクフルトに選挙結果が転送されたと考えていると証言しています。
 
また、独裁者としばしばいわれるベネズエラのチャベス大統領とドミニオンの関係も証言しており、ドミニオン投票システムのソフトウエアは元々ベネズエラで開発され、チャベス自身の大統領選の選挙結果を操作するのに使用された。その後、ボリビアやフィリピンなど各地でも使用された、とも。
 
2018年4月のニューヨーク・タイムズ(今では、この選挙不正を全面的に否定している主要メディアのひとつですが)上で、ミシガン大学のコンピュータ科学者 J. Alex Halderman氏が、ドミニオン投票システムを不正操作するのがいかに容易であるかをビデオで実証したそうです。この動画のタイトルは「私が選挙をハッキングできたんだから、ロシア人だってできるさ I Hacked an Election. So Can the Russians」。
 
宣誓供述書が言及しているのがこちらの動画です。2年前から既にヤバいというのは分かっていたというわけです。英語のできる方はぜひご覧ください。4分23秒。
この動画で使用されているのがドミニオンの機械かほかのメーカーかは私には分かりませんが、この教授は投票マシンをハッキングして、その画面を使ってパックマンのゲームをプレイしています。国会まで行って、あまりにも脆弱なので何か手を打ってくれ、と進言したそうです。
 
大学の授業の一環として、投票マシン(ドミニオンではないようです)を利用して模擬選挙を行い、それを自らハッキングして選挙結果を覆してみせたという。教育者としても優秀な先生っぽいですね。
 
こちらも宣誓供述書にリンクが掲載されていた動画です。同じ教授がインタビューで投票マシンの脆弱性についてかなり長く語っています。

 

 

 

いかがですか?たくさんある宣誓供述書の中から(トランプ弁護団は1000件は揃えたと言っています)たったひとつ取り出して、その内容の最初の1/3くらいをかいつまんで紹介しただけですが、「証拠なんてどこにもないじゃないか」と思っていた人は、既にだいぶ意見が変わってきているのではないですか?

 

私のような素人がちょっと検索したらすぐ見つけられるような話で、公開情報であるのに、メディアでは全く報道されていないのです。異常さを感じませんか?

 

 

長くなってしまったので、今回はこの辺で一旦終わりにしますが、先を早く知りたいという人は、わざわざこの宣誓供述書を日本語訳して動画を撮った人がいるので、こちらをご覧頂くのもよいかもしれません。順番としてはこの動画を見つけたので、動画を見ずに自分で読んだのでした。

 

 
それはそうと、12月2日にホワイトハウスで、トランプ大統領が45分にも渡る公式の演説を行ったのをご存知でしょうか。ほとんどの方はまったく知らないのではないでしょうか。
 
それもそのはず、トランプ大統領が、自ら、これまでで最も重要な演説であろう、と言って語り始めたにも関わらず、主要メディアではほとんど取り上げられていません。
 

 
アメリカ大統領が自ら、フリップまで使って、選挙当日から現在まで一ヶ月の選挙不正調査の経過をかなり丁寧にプレゼンしています。ここまでしても、新聞にも、ニュースにも取り上げられない。取り上げられても、まだ陰謀論を振り回している、と嘲笑しているのがほとんどです。
 
勤務中に見つけたのですが、熱意に押されて45分間ぶっ通しで見てしまいました。負けず嫌いの大人がごねている、という印象とは程遠く、真剣な覚悟を感じました。皆さんはどう思われますか?
 
ちょっとでも参考になったという方は「いいね」をよろしくお願いします。
 
 
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