こんにちは、スピリチュアルに詳しい変わり種の現役科学者、絶學無憂(ぜつがく・むゆう)です。

 

最近、忙しくて、ジェットコースターのようだ、と少し前に書きましたが、そのひとつは本業の研究のほうがひっくり返ったりズッコケたりいろいろしているということです。ですが、同時にもうひとつ大きな理由があります。それは、他でもない、アメリカ大統領選挙の行く末です。

 

片方はより個人的で内的な話であり、片方は外国での話なのですが、どちらもテーマとしては、ずばり二元性が出てきます。ですので、このブログのテーマである、二元性の分離・再統合と無縁ではありません。

 

 

大統領選挙の当日11月3日までほとんどニュースを追っていなかったのですが、トランプ大統領が、選挙に負けたのに敗北宣言をしない、しかも自分は勝ったと tweet している。たいていの人は、これをあの人はちょっとおかしいから、と言って片付けるのでしょうが(すべての主流メディアもそのような視点から報道しているようですが)、私はむしろこのトランプ大統領の言動にとても興味が湧きまして、その後の、トランプ陣営の動きを見ていましたら、ほんのちょっとの間にもうあり得ないほど興味深い展開になっておりまして。

 

今まで生きていてこれほど政治ニュースが面白いと思ったことはないです。面白い、という表現は事態の深刻さからすれば非常に不謹慎かもしれません。ですが、まさに今世界が動いているのを感じるという意味では「面白い」と感じてしまいます。

 

もうちょっと、黙っていられなくなった、というのが正直なところですね。普段の内容とは全然違いますが、アメリカ大統領選挙ネタでやってみようと思います。

 

 

このシリーズでは、この二週間ほどでアメリカの政治状況にやたら詳しくなってしまったので、主流メディアではまったく報じられていない話をしてみようと思います。既にご存じの方もまたたくさんおられるかもしれません。だとすれば心強いのですが。

 

現在、選挙をきっかけにアメリカ合衆国が二分されるような状態になっており、まさに分離エネルギーが強く働いている状況です。ですので、この話題の記事を読まれて、この情勢に詳しくなると、読者の方も一旦はそのような分離感を体験することになるでしょう。それが嫌だと言う方は、このシリーズは読まれないほうがよいと思います。

 

ですが、そうやって状況を知って分離感を体験したら、そこで終わらずに、今度は、自分の内側の分離感を再統合する、というこのプロセスを繰り返していくことを推奨したい、と私は思います。これこそ、まさに分離・再統合のプロセスであり、これを経ることによってバランスが得られていくのだと思っております。

 

知りません、をつき通す、という道もあるとは思います。ですが、私はやはり知りたいほうなのですね。探求するのが好きなのです。

 

 

しかし、どこから話を始めたらよいのでしょうね。

 

陰謀論というキーワードから始めましょうか。

 

 

このブログでもたびたび陰謀論について言及しています。私もスピリチュアルに傾倒したときに、同時に一旦は陰謀論にどっぷりと浸かったので、一応どんなものかというのは感覚的に分かっているつもりです。

 

スピリチュアルの知識というのが陰の陽、つまり「あまり一般に知られていないポジティブな話」だとするならば、陰謀論というのは陰の陰、「あまり一般に知られていないネガティブな話」であり、このふたつが対のようになっています。

 

陰謀論にどう関わっていくかという基本的な態度としては、陰謀論に一旦傾倒するのはアリだと思いますが、ずっとそこにいるのはオススメしません。なぜ、一旦傾倒するのを認めているかと言うと、やはりそうやって飛び込んでみないと分からないこと、知らないままのことがたくさんあるからです。

 

ですが、ずっと陰謀論にハマっていると、かなり不健全なエネルギーに身を晒すことになりますから、気持ち悪い方向へ行きがちで、オススメしません(モテませんよ、ということです)。やはり、陰謀論の中身を充分に見た後は、両極をちゃんと観ることによって、陰陽の統合を図り、バランスを取り戻すことをオススメしたい(そのほうがモテると思います)。

 

 

さて、この大統領選挙の選挙後の展開も、米英の主要メディアではトランプ陣営の陰謀論、などと言って揶揄するのが横行しています。トランプ陣営はしきりに大それた不正があったなどど主張しているが何の証拠もない、陰謀論に過ぎない、とCNNもBBCも各種新聞も大合唱です。

 

私もこれはひょっとして、自分はまた根も葉もない陰謀論に振り回されているのかな、という疑いもありました。出どころがアメリカ大統領というのは普通の陰謀論とは大きな違いですが、果たしてどうだろうか、主要メディアの言う通りなのではないかと。ですが、先週くらいからいよいよその証拠が出てきたので、それらのいくつかに目を通してほぼ確信を得まして、発言する気になった次第です。

 

 

2020年最大の事件はなんといってもコロナウイルス、って思っていたのですが、今アメリカで起こっていることのほうがおそらく重大です。というのは、これは単なる一国の二大政党間の選挙がもつれたという次元の話ではないからです。

 

どういうことか、というのをお話しましょう。これはこの選挙のゴタゴタの背景にある、大筋です。陰謀論とホンモノの陰謀の見分けをつけるのは非常に難しいので、常に間違っているかもしれない、という可能性を考えるのは大切ですが、これはまさに両者の境界線上にあるような話です。

 

近代以降、国際政治を牛耳って来たのは、19世紀の大国イギリスや、20世紀以降の大国アメリカではなく、国際金融資本勢力であるという見方があります。

 

同じ勢力が ディープステート Deep State という言葉で表現されることもあります。ディープステートというときは、「アメリカ政府内にはびこっている国際金融資本勢力の手先」というような意味で使われることが多いようです。トランプ大統領自体もTwitterで時々この言葉を使っているようです。

 

人によっては、国際金融資本勢力をイルミナティという秘密結社と同一視しています。

 

これらはそれぞれ言葉の指す範囲は異なるのですが、非常に大雑把にいえばだいたい同じ人たちのことを指しています。一般人にとってはあまり区別は関係ないといってもよいでしょう。

 

簡単に言えば、少数のとんでもないお金持ちが国境関係なく世界を牛耳っている、という話です。きわめて陰謀論臭いでしょう?

 

国際金融資本勢力というのは、国際、と名前についているように、国境に縛られずにお金儲けをする勢力であり、当然グローバリストです。グローバリズム、国際主義というのは、新しい感じがして、かっこよく、聞こえがよいのですが(私もずっとそう思っていましたが)、実は彼らがお金儲けをしやすい環境を作ることがすなわちグローバリゼーションであったという側面があります。

 

歴史的にはユダヤ系の金融資本家が中心だと言われており、国境に縛られない、という特徴が、歴史上長い間自分たちの国を持たなかったユダヤ人的な発想だと言われます。

 

元駐ウクライナ大使の馬渕睦夫(まぶち・むつお)氏の多くの著作には、この国際金融資本勢力、ディープステートがいかに世界史を牛耳ってきたかがよくまとめられているので、ご興味の方はご一読ください。彼のアプローチは、極秘情報元などに依存せず、表の情報だけを元に国際政治を理解するというスタイルなので、妄想的な陰謀論とは一線を画しています。表の世界史、国際政治の大きな出来事をお金の動きに注目して見ていくと、結局この結論に至るしかない、というのです。

 

 

私が彼の本で特に感銘を受けたのは、共産主義の生みの親は、資本主義の権化である国際金融資本勢力、それもロスチャイルド家だった、という話です。マルクスも、レーニンもロスチャイルド家から資金を得ていたというのは、一般的な共産主義のイメージを根底から覆すものです。資本主義へのアンチテーゼとして出てきたはずの共産主義が資本主義の中枢から資金援助を受けていたとは。

 

共産主義は、グローバリズムと相性がよく、国際金融資本勢力の手先だと言われています(イデオロギー的には資本主義と共産主義は真逆なので紛らわしいですが、グローバリズムを志向する点では共通する)。ただし、中国共産党だけは、この国際金融資本勢力とは別の勢力だとされています。

 

バリバリの陰謀論と、表の国際政治の歴史の交差点になるのが、アメリカ連邦準備銀行 FRB の歴史なのですが、これについては Thrive というドキュメンタリーにうまくまとめられています。このドキュメンタリーの内容はまさに陰謀論的ですが、私はこの話自体はかなり信憑性が高いと判断しています。作ったのは、アメリカの大企業 P&G の創業者一家の御曹司であるフォスター・ギャンブル氏です。個人資産480万ドル(約5億円)をつぎ込んでこの映画を自主制作したということです。気合入ってます。

 

 

もしご覧になって、この話を知ったがために、自分のエネルギーバランスが乱れた、ザワザワする、不安だ、とお感じの方は、手のひらの上に自分のミニチュアを乗っけるのをイメージして、その自分に向けて8の字を描いてみてください。感じ方が変化しませんか?

 

 

 

 

近年のアメリカ大統領は民主党であれ、共和党であれ、どっちにせよ国際金融資本勢力あるいはディープステートの影響下にあったと言われています。つまり大統領よりも国際金融資本勢力のほうが権力が上だということです。

ところが、2016年に就任したドナルド・トランプ大統領というのはそういう中で極めて異色です。

 

政治家出身ではなく、不動産事業のビジネス出身で、TVのリアリティショーを経て、大統領になりましたが、軍や政府の役職に就いたことの無い大統領というのは初めてだったということです。

 

国際金融資本勢力あるいはディープステートが認めた候補ではなかったというだけではなく(ヒラリー・クリントンはもちろん、ディープステート陣営です)、どうやらディープステートの存在を百も承知で、彼らに真っ向勝負を挑むことにより、20世紀初頭のウィルソン大統領以来100年は続いてきた、グローバリストである国際金融資本勢力の支配から、真のアメリカを取り戻す、というのがトランプ大統領であり、彼の「アメリカ・ファースト」なのです。皆さんご存知のように彼はグローバリズムには反対していますが、背景事情としてはこういう話があるのです。

 

主要メディアが、就任直後からトランプ大統領を執拗に攻撃しているのは、他でもない、これらのメディアが国際金融資本勢力の支配下にあるから、というのが答えになります。トランプ大統領がしばしば「フェイクニュース」と言っているのは、事実無根のめちゃくちゃを喋っているような印象があるかもしれませんが、どうも実情は違うようです。どっちが本当なんだろうと私もかなり戸惑いましたが、今はかなり自分の中ではっきりしてきました。

 

 

2016年の大統領選挙の直後から「ロシアゲート」という疑惑がありました。選挙中にトランプ大統領がロシアと共謀して選挙の工作をした、という疑惑です。ところが2年の歳月と、500件の捜査令状と、19人の弁護士と40人のFBI捜査官、500人余りの証人喚問を行って、トランプ大統領の罪を暴こうとした結果、結局、証拠ゼロで終わっています。濡れ衣だったのです。元HSBC証券の社長、立沢賢一氏がこの事件について解説している動画です。

 

 

ヒラリー・クリントンが糸を引いてトランプ大統領を捏造のロシア疑惑によって大統領の椅子から引きずり降ろそうとした、つまり陰謀だったということが、報道で明らかになっているということです。

 

つい先日11月25日に、このロシアゲートの疑惑で、トランプ政権の国家安全保障問題担当大統領補佐官を辞任したマイケル・フリン元アメリカ陸軍中将、感謝祭前日にトランプ大統領による恩赦を受けたというのがニュースになっていました。

 

この人は一時は圧力に屈服して疑惑を認めて万事休すになっていたところを、シドニー・パウエルというやり手の女性弁護士がついたことがきっかけで逆転劇により、FBIの違法捜査が明らかになって起訴取り消しとなっていました。この恩赦でやっとすべての疑いが晴れたということです。アメリカ主要メディアでは、悪いやつが放たれたというような報道もあったようですが、真面目な愛国者が謀略にはめられて訴訟費用で私財の大半を失った、というのが実情のようです。このシドニー・パウエル弁護士は現在八面六臂の大活躍をしているので、また取り上げます。

 

この動画の続きでは、私の記事とは話の順序が逆ですが、ディープステートやイルミナティについても語られています。ちょうど大統領選挙の直前くらいにこの動画を見て、私も久々にこういう問題に興味を持ったんですね。

 

 

池田整治さんにお会いしたときに、トランプ大統領は実際どういう人なのか、というのを聞いてみたことがありますが、やはり同じ見方でした。

 

 

(ロシアゲートの件は除いて)以上のような、おおよその理解は予備知識として持っていたのですが、まあ、本当かどうか分かんないし、あんまり関係ないし、というくらいの関心でした。さて、今回の選挙。については次回!

 

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