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こんにちは、絶學無憂です。
前回の記事で、歯周病をテーマにした、ハイヤーセルフとの二回目の対話の内容を文字起こししてご紹介しました。
ハイヤーセルフってなに?なんかかっこいいジブンのこと?って思われてる方は、このシリーズの最初に説明しているので、そちらも見てくださいね。
SF映画のアバターみたいなもの?って言った人がいますが、そのイメージでもよいと思います。この映画は3D CGというだけで、ストーリーがあまり面白くなかったと記憶してますが。
アバター(avatar)という言葉は、元々はヒンズー教の神々がこの地上に仮の姿として降り立つときの化身、という意味だそうです。
そこから転じて、プレーヤー本人に似せたゲームのキャラクターみたいなものもアバターと呼ぶようになりました。「私(プレーヤー)の化身(キャラクター、アバター)がゲーム世界で暴れていいる」っていう感じです。任天堂の Mii みたいなものが典型ですね。アメブロにもピグというアバターの機能があります。私は断固無視していますが。
私達の世界の「常識」では、目に見える物理世界が現実である、と言うことになっており、ほとんどの大人はそこを疑うこと無く生きているでしょう。
しかし、小さな子どもの頃には、この世界本物なのかな?っていう超本質的な疑問を持ったことが誰にでも一度くらいはあるんじゃないでしょうか。目を閉じても、そこに世界はあるのか?みたいな感じですね。
哲学者たちは、昔からこういうことを大真面目に議論しており、それは目に見える世界はリアルであるとする realism と、心がでっち上げた幻想に過ぎないという idealism の対立となっています。
日本語訳では、realism は実在論、とくに素朴実在論と呼ばれます。現代の科学の世界観の基礎にもなっており、科学的実在論というのもあります。「現実主義」と訳してしまうと、と日本語としてはまたちょっと違う意味で普通は使われますね。
idealism のほうも、「理想主義」という訳は当たらず、観念論と呼ばれます。
この辺は、英語のほうが言葉遣いがシンプルですね。
ハイヤーセルフっていうのは目に見える存在ではない、ということになっているので、そんなものがベラベラ喋っているというのは、実在論者からすると非常に都合が悪い話です。
なので、このハイヤーセルフっていうモノ自体が、観念論の立場でないと、まったく捉えようのないもの、っていうことになってしまいますね。
で、アバターという例えでいえば、ハイヤーセルフのほうが「本体」であり、「プレーヤー」で、私達には何がどうなっているのかさっぱりわからないが、とりあえずスピリチュアル界隈では「高次元」と呼ばれている世界に属しています。
このときの「次元」という言葉の意味がまた曖昧で、一度ハイヤーセルフに問い質そうとしたことがあるのですが、分かるような分からないような返事で返されました。いずれその時の内容もアップしますね。
そして、日常、私達が「これが自分だ」と思っている、三次元世界の「私」が、ハイヤーセルフのアバターとして、私達が「現実」と呼んでいるゲーム空間で、泣いたり笑ったり sex したりしているわけです。
ハイヤーセルフのほうが拡大したヴァージョンの私、とか言われますが、そういう風に私は理解しています。
ついでに言えば、通常私達はゲーム空間内の存在として、ゲームそのものがどういう設計で動作しているのか、というそのソースコードを見たり、あるいは設定画面を見たりすることはできないわけです。瞑想などによって、我々をゲームキャラたらしめているエゴの殻が一時的に極端に薄くなって波動が上がった時に、そういうゲームの仕組みの裏側がいっぺんに見えてしまうという神秘体験のことを「悟り」と、昔から呼んでいます。(というのが私の見解です)
般若心経に出てくる五蘊皆空というのも、瞑想中に、このお経の最後に出てくる真言、「ぎゃ〜て〜ぎゃ〜て〜はらぎゃ〜て〜…」を唱えることで、我々がリアルだと感じている五蘊(色蘊・受蘊・想蘊・行蘊・識蘊、物質面(色蘊)だけではなく心の働きも含めている)がすべてバーチャルだと見抜くような境地に達する、ということを伝えているのだ、と私は理解しています。
そのような悟りの体験を、SFアクションの枠組みの中で映像化したのが、名作映画 Matrix ですね。
雲黒斎さんのブログに詳しくマトリックスについて書かれていますから、是非お読みください。雲黒斎さんによる、般若心経の超訳も公開されています。
これらはもう何年も前からずうっと公開されていますし、知っている人にとっては常識かと思いますが、いろんな段階の読者の方もおられるでしょうから、ちょっと詳しくご紹介しました。もっと深く知りたい方は雲黒斎さんの本や、バシャールの本を数冊通読されることをオススメします。
ハイヤーセルフって何?っていう話に軽く触れようとしたら、そもそもこの世界の成り立ちはどうなっているの?っていう話にも触れざるを得ず、今日は本題に入ることができませんでしたが、次回こそは、二回目のハイヤーセルフとの対話の中身について触れていきたいと思います。
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(つづく)
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