こんにちは、絶學無憂です。

 

前回からの続きです。

 

呪(のろい)さんと名乗る方から、「自己弁護してるあんたが一番エゴに取り憑かれとるわな。」とコメントを頂きました。

 

意志の力でこれに対処しようとしましたが、心がゾワゾワすること数時間。般若心経の真言を使っての感情解放に2回失敗したあと、ゴール設定を変えて「この感情が教えてくれているメッセージを受け取って極性を再統合しバランスを回復する」としたところ、3回目で一発解消しました。

 

「エゴをもっていてはならない」と信じることによって、「エゴを持つ人は劣っている」という二元性の物差しで人を見ていた、という気づきがもたらされました。今回はその後どうなったかです。

 

 

めでたく、心のゾワゾワもゼロになり、呪さんの強烈なコメントを読んでももう何も感じないようにはなったのですが、そのとき私が思ったのは、自分だけは勝手に気持ちよくなってしまったものの、元はと言えば自分の記事がきっかけで不快な思いをしたこの相手の方は、著しくバランスを崩したままの状態なんでは?ということです。

 

かんたんに筋肉反射テストをしてみますが、呪さんに対しては筋肉の力が抜けてしまいます。

 

こういうときは、8の字エネルギーです。

 

手のひらの上に、小人化した自分と呪さんを乗っけて、それぞれのエネルギーを感じてみます。

 

そして、ちょうど二人の間に、中央のゼロ点が来るようにして、二人を結ぶように、反対の手の指で8の字をグルグルと描きます。最低8回。

 

この後でもう一度筋肉反射テストで調べると、呪さんに対しても筋肉は強いままです。

 

これは私が相手に対してストレスを感じるか感じないか、という解釈もできますが、このときはどちらかというと相手の側のエネルギーが整っているかどうか、という観点で調べました。

 

これで、自分はスッキリしてしまったし、私の側から見る限りは相手のエネルギーも整ったようなので(本当にそうなっている保証はまったくありませんが、少なくとも自分の側としては気休めになります)、自分としてできることはこれくらいだろう、と判断して、意気揚々とテニスコートに試合に行きました。

 

 

それが終わってからメールを見ると、またしてもコメントが来ているではないですか。

 

一回目と同じようにゾワゾワ感が戻ってきました。たいていはコメント欄に返事しても、誰も気づかず、返事も来ないのですが、さてはさらなるネガティブ反応を刺激してしまったか、と思いつつ、コメントの内容を覗くと.....

 

>絶學無憂さん
いえこちらこそ申し訳ない。
気付けば無意識に発言してました。


私も過去20年ほど病み
いろいろ受けてきた上で
なかなか良くならず
自分と重なり発言した次第です。



私の場合は400万円近くですが
「ブログを盛り上げる為に」とか言われたら
人の気持ちを軽く扱われたと思います。
またこの人に委ねてよかったと思った自分にすら
怒りが込み上げてくるでしょう。



自分で苦しんだ歴史もエゴそのものですが
そこにもくだらないですが重いプライドがあるんだと思います。


どうも失礼しました。

 

 

最初のとは全く違うトーンのコメントで、これは驚きました。

 

 

そうでしたか

コメントに対するコメントのお返事のコメントを頂いたのは初めてかもしれません。せいぜい二回目くらいです。ありがとうございます。

そうでしたか、やはり辛い過去をお持ちの方には、このときの私の軽率な言葉は思いのほか、深く刺さってしまうということなんでしょうね。

このときの依頼者の方のお気持ちを代弁してくださってありがとうございます。

無神経だったことについては弁明の余地はないです。私なりに楽観的な勘違いをしたのはなぜかなと考えたことを書いたのですが、かえって気に障ってしまったかもしれません。

そんなアホなと思わるかもしれませんが、山は消える「はず」なんです。この道ではまだ素人同然の私がやって大穴があくだけでも驚きかもしれませんが本当はもっとできるはずです。

まったく比較にはならないかもしれませんが、私も妻子が出ていったときは、いくらなんでもこればかりはどうしようもないだろう、自分は夫失格で父親失格だ、と思って毎晩鬱になっていたのです。まさか2ヶ月でそこから脱出するとは、とても思えませんでした。そこから脱出したどころか、悩みがほぼなくなってしまったので、何か伝えるべきだろうとこのブログを始めました。
  最初に頂いたコメントを読んだときは、やはり一旦は心が揺れました。ブログで書いている通りのことができるか、ある意味で試されているようにも思いました。

通常の人がやるようなアプローチで意志の力でそこから出ようとしましたが、これではやはりできませんでした。

自分の中の「エゴがあってはいけない」という観念が反応しているとわかったのですが、「それは絶対的な真理だろう」とやはり思っていて、ただの意志の力では崩せませんでした。

般若心経を使ってみたのですが、2回やっても多少減るくらいでイマイチでした。この2回はどちらかというと邪魔な感情を除去するような設定でやっていました。

そこでこの意識がよくないのだろうと思い「この感情が教えてくれているメッセージを受け取って極性を再統合しバランスを回復する」という設定で3回目に般若心経を唱えたら、感情がすっと消えました。エネルギーは意図に従うといいますが、これが効果を左右するのではないでしょうか。

そしてこのとき分かったことは、この瞬間まで「エゴがあってはいけない」という観念から生じて「エゴの多い人間を見下す」という極性を私を作り出していた(たしかにエゴ丸出しです)、っていうことでした。上の記事にもきっとそういう部分が出ていてお気に障ったのでしょう。

実は「嫁に愛想つかれんじゃない」に関しては特に何もしてませんが、はじめからほとんど何も感じません。

そしてこうやって不必要な観念を手放すと、やはりこのコメントなくてはほぼ気がつくことは不可能な内容だったので、ありがたい、と思って8の字エネルギーをお送りしていたところ、ほどなく二回目のコメントを頂きました。

ブロガーとしての私は、懲りずに、このコメント欄も記事にしてしまおうとまた考えているのですが、よろしいですか?

絶學無憂

とお返事しました。

どうもありがとうございます。

絶學無憂さんとは学んできたものが結構似ていて
真治先生のセッションも受けたりと他にも多々あります。


自分で自分の為にセッションをしたり
感情を解放させたりいろいろやっていますが
ずいぶん良くはなりましたが
長年積もったものがあり
やはり何かしらの爆弾がありますので
イラっとしだすと左の脳の後ろか横あたりが
動きだすのがよくわかります。
そうするとサイコな事を延々と考え出します。



そのモードに入ると思考や感情を
意思だけでは絶対に止められないので
いろいろと学んできて良かったと思います。


ちなみに私はエゴ的なものに対しては
とても反応してしまいます。
絶學無憂さんにコメントした数時間後にも
自分のエゴに「しまった!」と思いました。

過去、人との関係でいろいろありすぎて
人の発言の真意などに敏感になりすぎて
人付き合いが一切できなくなってしまいました。


申し訳ない。余計な話でしたね。


話がずいぶん反れましたが
今回の記事で私が反応したのは

前回の記事を読んで、
なぜ私の2つの質問でそこまで依頼者の方が
感情的に反応したかわからない、
というご感想も頂きました。」でした。




あと荒らしみたいなコメントを送りつけ
申し訳ございませんでした。
普段荒らしみたいなコメントはしないんですが
無意識にやらかしてました。
このコメントを記事にしたいのですね。
次はどんな考察されるのか興味がありますので
是非使ってください。
呪→祈  

そうなんです。

なんと、やりとりの途中で「呪さん」が「祈さん」に改名されました。

 

しかも、コメント欄でのやり取りを記事にしてもよいとまで言ってくださいました。

そうですか、真治さんをオススメしようと思ったのですが、行かれたことがあるんですね。エモフリやTFHも学ばれましたか。

でもやはりこれはエゴの話ですし、爆弾の話ですよね。

前回の記事を読んで、
なぜ私の2つの質問でそこまで依頼者の方が
感情的に反応したかわからない、
というご感想も頂きました。」

この部分も元々は自分の中にはなかった(そういう応援のようなものを期待していたつもりもなかったはずだった)んですが、実際にそういう感想をいただいたので、紹介してみました。が、これによって応援団を後ろにつけているようなズルさが出てしまったかもしれません。

ご承認いただいてありがとうございます。

呪さんから祈さんに転じてホッとしております。美輪明宏さんがよく言ってましたが、「人を呪わば穴二つ」なので、祈りになってよかったなと思いました。


技術はすでにお持ちのようですから、私だったならば、せっかく起こったこういう事件をきっかけにひとつひとつ再発しないように爆弾を撤去していく、ことをまずは考えます。

それだけ学ばれてきて(とりわけスキルセットは私と似ているので)、ご自分でも爆弾があるのをよく承知されていて、なお残る難しい部分、というのは何なのだろう、と考えざるを得ません。私も日々思いつくことを発信していきますのでなにかヒントになりましたら幸いです。


絶學無憂

 

これに対しての祈さんからのお返事。

今まで受けたカウンセラーやコーチなどの不満を
このブログで感じてしまったのかもしれませんね。

中にはお金を受け取ったら試合終了な先生もいましたし
金額を上げるだけ上げて中身のない先生や
人の悩みに対しての迫力のない先生など。

コーチングなんかでもテクニックで人を動かそうとして
自分に都合の良い事しか言わない人など。


自分の結果的にですが
真治先生だけは受けてよかったなと思ってます。

おおー、さすがは田仲真治さん。

 

実は私はカウンセラーは大学院生時代に、上司と揉めたときに一度お世話になったことがあるくらいで、あまり利用経験がなく、心の悩みに関してのセラピーやコーチングというのも田仲真治さんのブレイン・アップデートが初めてと言って良いでしょう。

 

なので、このセラピー業界っていうのが実際にどんな感じなのか、というのをあまり知りません。このコメントを見る限り、セラピストと言ってもレベルの低い感じでやっている人は結構たくさんいるのでしょう。私のようなほぼ素人が言うのもなんですが。。。

勉強になります。この記事の依頼者の方も途中でちょっと同じようなことをおっしゃってました。でもあなたは違う、と思っていたら全然違う角度から質問が来たので、過去のトラウマだけではなく、過去のセラピーに対するトラウマも刺激するような形になってしまったんだな、というのを感じました。

自分もその端くれになってしまいましたが、セラピー業界というのも実はそんなに好きになれないところがあります。そんな中で真治さんに教わることができたのはよかったと思います。


絶學無憂

これにて一件落着で、このシリーズの記事の誕生となるのですが、実はこの後で、もう一度ちょっとした波乱がありましたので、次回はその部分をご紹介しましょう。