こんにちは、絶學無憂です。
今回も本田晃一さんの名言から。
「俺が君を幸せにしてやる！」
って設定で生きてた頃は、病んでる人が周囲に集まって来たw
これ、小学校の道徳の時間で一時間位かけて扱うべきかも。「いいね！」ボタンを千回くらい押したい気持ちですが一回しかカウントされないのでやめとく....。
セラピーや代替医療を受けたり、自ら学んでいる人の9割くらいは、ここで失敗しているんじゃないかと思います。
「自分が周りの人を幸せにしよう」というゴール設定を持っている人、手を上げて！ほらね。
「自分が周りの人を幸せにしよう」のどこが間違っているんだろう？？？って思いますよね。私はこういうセラピーで助かった。こういう治療法で助かった。他にもそういうことで悩んでいる人は多いだろう。私が自らそれを学ぶことで、周りの悩める人たちを幸せにする助けをしよう！！！って、思ってたでしょう？
というか、そう思わない限り、自分も学んでみよう！って思わないんじゃないでしょうか。ですから、こういうゴール設定も世の中的にはきっと必要なんですけど、ずっとそのままのゴール設定だと「病んでる人が周りに集まって」くるんだって！
おいおい、これの何が悪いんだ！！！と怒り出す人すらいるかもしれない。
ここが大事なところだから、よーく考えてくださいね。
どこがまずんですかね、この設定？
いかにも正しそうな設定なのに？
ヒントは、.... 引き寄せの法則ですね。結局のところ現象を決めているのはこの法則ですから。
はい分かりましたか？
では、答えをどうぞ。ジャジャーン。
「誰かを幸せにしなきゃ！」の根底には、あなたは不幸な人って設定が隠れてるんだよね。
これ、分かりましたか？めちゃくちゃ難しいでしょう？でも、言われると「あー、そうかー」ってなりません？
そうなんですよね。
「〇〇さんを私が幸せにする」「〇〇さんを私が幸せにしなくては」という文章は、この〇〇さんが不幸せでないとそもそも成立しないのです。
つまり、
「自分が周りの人を幸せにしよう」というゴール設定は、「周りの人」が幸せでない、という世界認識のもとに成立しているんですよ。
「エネルギーは意図に従う」と言いますが、このような世界観で生きていると、幸せでない周りの人に対する「あちゃあ」という自分の感情に呼応して、宇宙が（宇宙って実際は拡大バージョンの自分の意識が作ったらしいですが）「ああ、アンタはそういうのがもっと体験したいのね、任せて頂戴！」とばかりに、病んでる人たちを周りに並べて、このゴール設定が意味を持つように采配してくれるというわけです。
プロのセラピストだとすれば、自分が楽しいかどうかはさておき、この設定でお客さんやお客さん候補が集まるだろうから、いいのかもしれないですけどね。
こうやってツラツラと書いていますが、アンタは一体どうなんだ？と思われた方。はい、私もこれは本当に晃ちゃんの記事を読むまで気が付きませんでした。ずうっとかれこれ15年くらいは、こういうゴール設定で動いていたような気がします。しかもそれが正しい、と信じて。それが天命なのだ、と思って。
これって、前にも書きましたが、黒いエネルギーで動くブラック・エンジンですよね。しかも全然気づいてない。
うーん、実際、周りにいつも大変そうな人がいたな。そして自分がなんとかしよう、助けよう、とか思って、ストレスを感じてました。これ、相手からしても、きっと鬱陶しいんだろうなあ。
「おい、お前、めちゃめちゃ困ってるんだろ。悩みまくってるんだろ。俺はすげー対処法を知ってんだから、お前を助けさせろって。な、いいこといっぱい教えてやるからよ」
って、その時の心の声を言葉にしたらこんな感じかなあ。これはうざいでしょ。我がドヤ顔が目に浮かぶようだ。おお、恥ずかしい。
自分が当たり前のように信じている考え方の前提条件が分かると、それを外すというオプションが可能になって世界が広がりますね。
そして、このカラクリが分かると、対処法ももう分かりますね。
「みんな、寄ってたかって俺を幸せにしやがってぇ〜（はぁと）」
って設定にしたら、ハッピーな人が周囲に集まって来たw
「あなたは俺を幸せにする人」の根底は、あなたは俺がいてもいなくても幸せな人って設定が隠れてるのさ。
そしてあなたは誰かを幸せにできる人って信頼も含まれてるのさ。ふふふ。
これすごくないですか？？？
わたしゃこっちの世界のほうがいいわー。
筋肉反射テストなんか一切使わなくても、観念を入れ替えて、ゴール設定を変えれば、人生変わります。