前回からの続きです)

 

前置きがずいぶん長くなりましたが、ここから実際に過去の英語がまだペラペラでない自分、そして1000時間かけて英語を学んでいる時の自分との統合を図りたいと思います。

今のペラペラの私は、ペラペラでなかった頃のダサい自分を否定していて、そのダサい過去の自分が持っていた分のエネルギーを失っていると言いましょうか。

失った分のエネルギーはどこへ行くかと言うと、分離の感情エネルギーとして、極性の振り子をブンブンと揺らす原動力となり、まあ大袈裟にいえば、世界を争いや仲違い、引いては戦争の方向へと導くことに、知らず知らずとちょっぴり貢献してしまっているんだと思います。いけませんな。

 

 

ですので、狙いとしては、もう一度ペラペラでない、ダサい自分のエネルギーとの統合を果たして、振り子からエネルギーを取り返す。そして、うまく両極が統合できたならば、ペラペラの自分も、そうでない自分も、同じところにいることになりますから、その間でブンブン揺れ動くようなことはもう起こらないだろう、と予想します。その通りになるかどうかはやってみてのお楽しみ。

方針としては、

 

  1. 筋肉反射テストを利用して、過去の自分を思い浮かべた時のエネルギー状態を調べておく。
  2. そして、エネルギーの調整を行う。色んな方法が考えられますがその中から筋肉反射テストでできるだけ簡単且つ有効なものを選びましょう。
  3. もう一度、筋肉反射テストを利用して、過去の自分を思い浮かべた時のエネルギー状態を調べて変化を確認する。

筋肉反射テストは、前後の変化を「見える化」させる、はっきりさせるのに便利なので取り入れていますが、必須というわけではありません。何らかのやり方でビフォーとアフターが比較できたほうが良い、というだけです。


ペラペラでない頃の過去の自分を思い浮かべて筋肉反射テストを行ったところ、14経絡すべて乱れました。タッチ・フォー・ヘルスで扱う42の対応筋(経絡に対応するのが分かっている筋)のうち、30個が左右ともに乱れている状態。

古代からの中国医学の考え方の通り、14経絡のうち、任脈・督脈を除く12経絡は、それぞれは五行のどれかに対応していますが、この場合、木火土金水すべて乱れているので、怒り(木)、憎しみ(火)、理解でない・理解してもらえない(土)、自己防御(金)、恐れ(水)、全部関係しているわけです。任脈・督脈も乱れているので、個人的には重大なテーマということのようです。いかにもややこしそうですね。

調整法は何が良いでしょうか。これも筋肉反射テストで調べましたが、前回と同じ、「8の字テクニック」がよいということでした。8の字テクニックは、適用範囲が無茶苦茶広いと言われており、このブログを通じてこればっかり使ってみても良いくらいです。

手のひらの上に、イメージで、英語がペラペラの今の自分と、英語がペラペラではない過去の自分とを、小人にして並べてみます。

やはり、並べてみると両者のコントラストが甚だしい。過去の自分のほうは、惨めで怯えているような状態でした。

両者の中点に中心をおいて、両者を囲むように8の字(無限大マーク∞)を8回描きました(もっとグルグルやってもいいですが、最低限8回というのは何か意味がありそうだと思っています)。





たったこれだけですが、手のひらの上の、昔の自分を想像しても、みすぼらしい、ダサい感じが全然なくなってしまいました。むしろ光り輝いています。

そして42筋が正常。つまり14経絡が正常。

昔の英語の話せないダサい自分について思う時、英語が通じなくて(私のたか〜いプライドが傷ついて)つらい思いをしたという思い出ばかりだったんですが、今思い出すと、その当時、負けるもんかと頑張ろうとしていた姿が浮かんできました。

どんなときでも本来は陰と陽のバランスが取れているのですが、自分はダメダメだった、と思うと、ダメダメな一面しか見れなくなるのですね。それによってバランスを失って、極性が作られてしまうのでしょう。統合されるということは、それまで隠されていた別の面へのアクセスが再び可能になるということかもしれません。

ただ単に、英語が上手い、英語が下手という両極の間の、上手いわけでも下手なわけでもない中途半端なところへ自分を落とすというのとは違い、調整後の今の時点では、両極に分離していたエネルギーが再びひとつになって、自分のところへ帰ってきているように感じます。

この英語の学習、というテーマに関して穏やかな、春の静けさのような状態を味わっています。

ものすごいカタカナ英語をしゃべる友人を思い浮かべてみますが、最初、過去の名残のような、ジャッジするような感じがザワザワと少しありましたが、すぐに穏やかな気持で彼のどもる姿を思い浮かべることができました。後は、実生活の場面でどのように感じるかですが、これは時間を必要とします。目論見どおりであれば、これまでよりも、他の人の訛った英語に対して寛容な気持ちで、優しい微笑みを浮かべながら穏やかに接することができる、と期待されますがどうかなー。

ここまでお付き合いくださってありがとうございました。