私のこの一年は
とても大きな節目の一年でした。
還暦を迎えた
ということもありましたが、
それよりも色々な場面で
人生の方向転換が
大きく起こった一年でした。
全体的にとても幸せで
ワクワクした楽しい時間を
過ごせる事が出来ていました。
そんな私でしたが
つい、2・3日前
職場で、とばっちりの怒りを
いきなり浴びせかけられる
という事が起きました。
病院という職場では
確固たるヒエラルキーがあって
やはり医師の存在が大きくて
医師がいて病院が成り立つ
というか・・・
でも本当は、医師だけでなく
看護師や検査技師や薬剤師や
私達のような管理栄養士など
医師以外にも、他にも多くの
様々な仕事する人間がいてはじめて
病院が成り立つんですけどね~
ある医師から内線電話が入って
私、いきなり
大声で怒鳴られました。
その時の私の反応はというと
怒鳴り声を聞きながら
「わぁ~めっちゃ怒ってる」
「何があったんや?」でした。
でも、あまりの怒りのテンションに
途中から
何か可笑しくなってしまって
正直、笑い出しそうでした。
「あかん、あかん、笑ったらあかん」
そして、こう感じました。
「以前ならこの怒りのエネルギーに
無茶苦茶反応してた私がいたな~」
と。
相手は怒ってるわけですから
その怒りに対して言い返したりすると
余計に怒りを煽ってしまうので
言葉では
「すいませんでした」と伝えました。
私の反応が小さくて
肩透かしを食ったと感じたのか
落としどころが無かったのか
唐突に、ブチっと
電話が切られてしまったのですが
怒りが収まらなかったのでしょうね~
再び怒りの電話が来ました。
「まだ来るか?」と思いながらも
同じ対応をすると
再びブチっと切られました。
まぁ、怒りをぶつけられたので
良い気分ではありませんでしたが、
相手の言葉にイライラしたり
過剰反応することもなく
受け流す事ができたわけです。
以前の私なら
自分の正当性を主張したくて
その医師に対して
何らか、状況説明とかの言葉を
並べていたと思うのですが
カンカンに怒ってる状況に
何を言っても無駄だなぁ~と
ほとんど喋らずにいました。
そして、電話を切った後は
医師が怒りながら言った内容について
改善の余地がある事もあったな、と
私の方で勝手に対応して
この件は終了~としました。
なぜ、このような対応が
出来る様に
なったのでしょうか?
喜びも怒りも感情です。
喜びのような
ポジティブ(と感じる)感情も
怒りの様な
ネガティブ(と感じる)感情も
どちらにも良い悪いはありません。