ウサギが駄目なわけじゃない | 勤続38年 ベテラン管理栄養士が提供する「病院勤めのストレスが消えて、生きててよかった!で満たされる」コーチング広場

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ずっとずっと頑張っているのに「なぜか、うまくいかない!」「何か違うかも?」「私の何がいけないの?」と迷子になっていませんか。「誰か私を助けて!」「正解はどこにあるの?」と右往左往しているのなら、私と一緒に探し出しましょう。あなたの本当の人生を!

 

 

昨日のウサギと亀、あなたはどっち?

の続きです。

 

 

 

「ウサギと亀」のお話しの後日談

ご存知ですか?

 

 

 

調べてみると、色々と面白かったので

ちょっと紹介してみますね。

 

 

 

先ず1つ目。

ウサギとの勝負に勝った亀は

自信を持って、どんどん増長してしまい

自分に出来ない事は無いと考えて

「空も飛べる」と思い込んでしまいます。

 

 

 

上空を飛んでいる鷲に頼んで

空の上まで運んでもらい、

そこから落として貰ったそうです。

 

 

 

結果は・・・そうですよね。

当然、空を飛べない亀は

地面に叩きつけられて

甲羅が砕け散ってしまった。

 

というものです。

 

 

 

2つ目のお話しです。

ウサギの話もあります。

勝負に負けてしまったウサギは

住んでいた村を追い出されます。

 

 

 

その村に狼がやって来て

「子ウサギを3匹差し出せ!」

と脅したそうです。

 

 

 

追い出されていたウサギが

この危機を知って狼にこう言います。

 

 

 

子ウサギたちが狼の顔を怖がるから

あの崖の先っちょで、

後ろ向きで待っていて欲しいと。

そうして待っていてくれたら

子ウサギを3匹連れていくから、と。

 

 

 

仕方がないと狼は、

言われた通り崖の先っちょで

後ろ向きで待っていました。

 

 

 

その狼を目掛けて、ウサギが

自分の足の速さと言う能力を

100%出し切って、全身で狼に

ぶつかっていったそうです。

 

 

 

そして、狼もろとも

ウサギ自身も崖の底に落ちて

死んでしまいました。

自分の身体を張って

子ウサギたちや村の皆を救った。

 

というものです。

 

 

 

そして、3つ目。

一度は勝負に勝った亀でしたが

もう一度かけっこをしてみると

途中で寝なかったウサギに

完敗してしまいます。

勝負に負けた亀はとても悔しくて

知恵者のフクロウに相談しました。

 

 

 

そして、さらにもう一度

ウサギと亀が勝負を行います。

二度目と同じ様に、圧倒的に

ウサギの足が速いので、

先にゴールに到着したのはウサギ

のはずですが、なぜかそこには

既に、亀の姿がありました。

 

 

 

悔しがったウサギは

「それじゃぁ、もう一度

スタート地点までかけっこだ!」

と叫んで、又一目散に走りだします。

 

 

 

でも、スタート地点に戻っても

そこには既に亀の姿が・・・

 

 

 

フクロウの入知恵はこうでした。

双子の亀の片方を、最初から

ゴール地点に居させたのです。

結果、ウサギは走っても走っても

亀には勝てなかったのです。

 

 

 

悔しくて悔しくて

泣き続けたウサギは

目が真っ赤になってしまいました。

 

 

 

しかし、

これを見ていた神様が怒ってしまい、

甲羅にひびが入るまで亀を叩き、

夜にしか見えない様に

フクロウの眼を変えてしまった

ということでした。

 

 

 

昔話って、読みようによって

色んな解釈ができますね。

そして、

様々な教訓が隠されています。

 

 

 

 

 

でも、結局・・・

ウサギは、どこまでいっても

ウサギという生き方しか

できません。

 

 

 

亀の様な生きかたが出来る

スペックではないのです。

 

 

 

足は速くて

ぴょんぴょん飛べて

目は赤くて

耳が長い。

 

 

 

亀の様に、

地面を1歩1歩確実に歩く。

そんな仕様になっていないのです。

 

 

 

ウサギにも亀にも

それぞれの特性があって

得意なこと。

不得意なこと。

は、どうにも変え様が無いのです。

 

 

 

私達は、自分の人生を

「こんな風に生きるんだ!」と

選んで生まれてきています。

 

 

 

自分が選んだ生き方に

一番ぴったりなスペックをも

一緒に持って生まれてきています。

 

 

 

ウサギは早い足を。

亀は固い甲羅を。

 

 

 

私たち、人間も

自分が選んだ生き方・使命に

一番ぴったりな乗り物・スペックを

選んで、生まれてきているのです。

 

 

 

自分の持っている特性を

最大限に活かしきる。

 

 

 

そんな人生を送りたいものです。