手段を手に入れた | アントラーズ原理主義

アントラーズ原理主義

ブログの説明を入力します。

王外相の「中国とASEANの関係は新たな地点に立った」と言う発言は、中国お得意の意味深発言だと思います。--->
”中国はASEAN(10か国)の外相会議に参加できたことにより、中国に都合の良いようにASEANの動きをコントロールする手段を手に入れた。”
「売り買いはするが、お互いに協力しあうことはできない」 ・・・ 正しい分析だと思います。
しかしその後の、不仲の原因が”米国”だとする分析はまったく違うと思います。
日中の不仲の原因を第三国である米国に押しつけ、原因が自らの中にある可能性さえ考えることのない国としての性格、中国の国民性そのものが、大きな原因なのではないでしょうか。

中国は世界に対する影響力を拡大するために、軍事力の増強をはじめとして対外援助など様々な努力をしています。
逆に日本はそうした中国に対抗するための対策をとってはいますが、世界に対する影響力を拡大しようと積極的に振る舞うことはありません。
各国との経済関係を大事にした上で、必要なキャッシング審査甘い即日融資対外政策を実行しているうちに自然に影響力が大きくなっていった部分が大きいと思います。
やり方は違いますが、それぞれが世界に与える影響力の大きな国である事は否定できません。
しかし、「自己中」ならぬ「自国中」だとされる中国と、あまりにもお人好しすぎると海外在住の中国人・韓国人からしかられることも多い日本。
国としての性格がこれほど違うわけですから「関係を発展させたほうがメリットは大きい」と言えるのかどうか、疑問に思います。