
iPhone上でフラッシュを見るためには、「Skyfire Web Browser」アプリなど、FlashとiPhoneの架け橋となるアプリをインストールしなければならなかった。
それも、AppleのCEOである、我らがスティーブ・ジョブズ氏が、バグだらけで信用できないFlashはiPhone / iPadには乗せないっ!と断固拒否しているからだ。
ビデオ再生などを行いたいのであれば、HTML5を使えっ。というのが彼のスタンス。
まぁ、FlashはCPUもメモリもバッテリーも大量に消費するしね。
ただ、フラッシャーの方々からすればいい迷惑。デザイン・フラッシュはできるけど、HTMLコーディングなんてできないぞっ!
っていう人は意外に多い。
で、Adobeもそれを知ってか知らずか、Appleへの対抗心かどうかはさておき、「Wallaby」というアプリケーションをリリース。
これは、カンガルー科の哺乳類、ワラビーの名前。
まぁ、それはさておき、このワラビーちゃん。
アニメーションやバナー広告などのFlashをHTMLに変換するというもの。
現状では実験段階であるワラビーちゃんのゴールは、Dreamweaverの用に、「リッチコンテンツを簡単に読み取り、他のウェブページ開発やデザインに使われるようなツール」、との事。
ワラビーちゃんの現在の開発情報や、サポート機能を確認するにはこちらのページから。
参考: Adobe Debuts App to Bring Flash to iOS