皆さまごきげんよう。
ここ1か月間、タンポポ問題で苦しんでおりました。
もうね...なんでこうなの?というレベルのバカさ/アホさに、満身創痍。
まぁ文句を言ってもしょうがないし、これが今の実力なのでしょうがないんですけどね。
というわけで今日はおおもり死闘の記録をパロディ風に。
序
タンポポ出荷当日。
検査機にタンポポを通したところか話が始まる。
なんと結果は――
NG
なんで?
ちゃんと目視確認した。
寸法はOK
タンポポの位置もOK.
NGの理由が分からない。
だが検査機は、
日本でいうところの警察官と同じ。
警察官が過ちを犯さないのと同じで、
検査機が誤った検査をしてはならない。
意味が分からん。
これがタンポポ業界の絶対の掟だ。
そこからおおもりの戦いが始まった。
まず調べる。
異常はない。
別に見た目がおかしいわけではないし、
腐っているわけでもない。
位置なんか完璧だ。
だが検査機が嘘をつくはずがない。
試しに同じ要領でお刺身の上にタンポポをのせて検査機を通す。
2つ、
3つ、
4つ、
10個までやって検査をやめた。
なんと
全部NG
いやいや、
どこからどうみてもおかしいだろう。
設計者が作ったお刺身の設計書に目を通す。
もう一日何十回も見ているから、
頭の中には入っている。
1:1で印刷して重ねてみてもぴたりと一致する。
なにがいけないんだ?
全然ワカラン!
検査機の設定、
測定プログラムを見せてもらうが、
それでもわからない。
設定の中央値、
公差は正しい値が入っている。
オカシイ理由がない。
(。´・ω・)ん?
もしかして...
カメラの設定がいけないとか?
試しにタンポポを裏返して検査機に通す。
判定はモチロン
OK!
ふざけるな!
すでに納期から1週間が経過。。。
破
やっと検査機の第一弾を通ったと思った翌日。
今度は最終検査場でトラブル。
なんでこうも連続して出てくるんだよ。
そもそもさ、
まだ福島にきて半年だよ。
なんでこんなにクソ忙しいの?
なんかおかしくね?
と文句を言っても仕方ない。
今度は最初から検査機を疑う。
つかさ――
目視検査でOKなら出していいじゃん。
検査機要る?
とさえ思っている。(必要です)
原因はすぐに判明。
なんと今度はタンポポの位置でもなければ、表裏でもない。
タンポポの大きさ!
まさかのタンポポの大きさが規定値±0.1mmに設定。
おれのタンポポはそんなに精度よくできてねーよ!
タンポポと機械加工品を一緒にするな
これで納期から1.5週間遅れ。
Q
そこから2日間は平穏な日々。
さすがにもう何も無いだろうと思っていたところへ――
また最終検査機で不良が多発。
面白いくらいに積み上げられるお刺身の山。
その数、実に約7割。
金額にしたらいったいいくら?
今日このあとお店に並べないと、全部廃棄だよ?
従業員が買い取って家で食べるのにも限界があるよ。
そもそもおれんち冷蔵庫ないしwww
さっそく積み上げられたタンポポを見て――
――絶叫!
なんと大根ツマの量が規定量よりも少ないんだよ!
その上にお刺身/タンポポをのせるから、
検査機~タンポポ間の距離が規定値よりも長くてNGというわけだ。
なんでこうも連続して出てくるんだよ。
SDGsってなんだろうね...
シン・タンポポ
もうなにも起きないよなーと思っていたところへやってきたのが最後の爆弾。
やれタンポポの衛生管理はどうしているんだ、
どうして納期遅延起こしたんだ、
再発防止はどうするんだ、
から始まり、
賞味期限切れのタンポポが入ったときのリスクや、
タンポポの味のばらつきをどうやって保障するだとか、
そもそもタンポポ食わねーよ!
さいごに
なんかドッと髪の毛の抜けた1か月でした。
ま、いい経験はしました。
おかげで坊主頭の臭いやつ=ごはんおおもりと、変に顔だけは売れましたしね。
あと三日働いたらいよいよ7月。
単身赴任半年を無事に終えられそうです。
明日も頑張って働きます。
また
ごはんおおもり
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