2月24日に行われた、ドイツツーリングカー選手権 第1戦のレースレポートをお伝えします。
▼Rd.1 ディープフォレスト・レースウェイ 17LAPS

開幕戦は9台出走。ポールポジションは【g】が獲得し、今回のイベントが初参加となる【e】さんが2番グリッドにつけます。

ターン1へなだれ込む集団。【g】のM3 GTRと【e】さんのTT-Rがいち早く抜け出し、ハイペースで逃げる展開に。

今にも多重クラッシュが起きそうな接近戦が繰り広げられた中団勢。序盤はサバイバルレースといった雰囲気でした。

3周目、【V】さん(TT-R)をセクター2のトンネルの直後のコーナーでアウト側から躱す【j】さん(CLK)。路面の起伏の関係でアウト側のラインを使うのはシビアなのですが、見事にコントロールされたオーバーテイクでした。

こちらは【G】さん(A4)が【sa】さん(TT-R)にターン1でのブレーキング勝負を挑んだ場面。

巧くインサイドにねじ込んだかと思われましたが、スリップストリームでスピードが乗りすぎていたせいか、オーバーランしてフェンスに激突。最下位までポジションを落としてしまいます。

レース中2回以上のピットストップが義務付けられている今回のイベントでは、そのタイミングも重要です。開始から5~6ラップを終えた時点で、ほとんどのドライバーが1度目のピットインを行いました。

中盤から終盤にかけて3位争いを展開した【y】さん(TT-R)と【s】さん(A4)。このあと【y】さんはちょっとした不運に見舞われるのですが…

200km/hオーバーで通過する最終コーナーは危ないシーンの連続。曲がりきれずにグラベルに落ちたり、壁に激突するマシンもありました。

首位の【g】が12周目に2度目のピット作業を終えてコースに復帰。十分と言えるほどのマージンは無く、気の抜けない状況が続きます。

ここで、今回のレースで起こった不思議な現象をご覧いただきましょう。写真は【y】さんが2度目のピットストップに向かうシーン。その直後、おそらく1秒程度と思われるタイム差で【s】さんもピットロードに進入していきました。

2台がピットロードを走行中。ここまでは普通です。

その2秒ほど後の写真。上の写真と前後が逆になっています。【s】さんの後ろから別のTT-Rがピットインしたわけではありません。ガレージの並ぶエリアに進入した瞬間、不可解なことに【y】さんのTT-Rがピットロード入口にワープし、順位が入れ替わってしまいました。

結果、大きく先行を許すことになった【y】さん。ちなみに【g】も同じ現象に見舞われました。
回避できるのかどうかはわかりませんが、ちょっと納得のいかないバグです。

本筋に戻ります。トップチェッカーは【g】。ファステストラップも記録し、開幕戦ハットトリックを達成。

抜群の安定感で予選順位をキープした【e】さんが2位を獲得。

3位は【s】さん。【y】さんは0.173秒差で4位フィニッシュ。


ファイナルラップの最終コーナーでコースアウトし、クラッシュを喫する【j】さん。ギャップ的には順位が確定していたに等しい状況だっただけに悔やまれます。その間に【G】さんと【V】さんがコントロールラインを通過し、それぞれ6位と7位に。
フォトは以上です。
リザルトはこちら。
1st BMW M3 GTR レースカー '01【g】
(20分49秒064)
2nd Abt アウディ TT-R ツーリングカー '02【e】
(21分02秒507)
3rd アウディ A4 ツーリングカー '04【s】
(21分07秒309)
4th Abt アウディ TT-R ツーリングカー '02【y】
(21分07秒582)
5th Abt アウディ TT-R ツーリングカー '02【sa】
(21分30秒901)
6th アウディ A4 ツーリングカー '04【G】
(21分42秒563)
7th アウディ A4 ツーリングカー '04【V】
(21分43秒049)
8th メルセデス・ベンツ CLK ツーリングカー '00【j】
(21分46秒773)
9th BMW M3 GTR レースカー '01【m】
(22分01秒646)
※ちなみに4位フィニッシュの方の頭文字は「k」なのですが、小文字の「k」が頭文字の方がほかにもいらっしゃるので便宜上【y】さんになっています。ご了承ください。
次回は第2戦、鈴鹿サーキット / 天候変化です。早ければ週末くらいには更新されるかもしれません。
間に別の記事が入りますけどね。
それではまた。