床に落ちた欠片
ただ見下して何もしない自分
ゴミとたいして変わらない価値のもの
その傍らで君はかき集めるのだ
膝をつき 手で器を作る
掬っては落ち 落ちては掬う
一体何の意味があろうか?
艶やかな君の手が汚れてゆく
それでも君は手を止めない
どうして拾うのか?
───大切なものだからだよ
どうして大切なのか?
───理由はないよ、ただ好きなの
ホシの欠片はゴミの欠片
ゴミの欠片はホシの欠片
まるで見えいるセカイが違う
汚れきった僕の瞳では受け取りきれない
光が君には見えているのだ
血が染まったこの手で君に触れることなんて出来ず
遠くへ行ってしまう君をただ見つめるだけ
ここに居て欲しいと願いながら
近すぎると思うのは
僕の心が脆いからだ
だから
簡単に砕けて欠片になる