Lento | 或るひとつの物語

或るひとつの物語

不定期に詩を載っけます。




一定のリズム

カタンコトン、カタンコトン


どこまで往くの?



線路と線路の隙間みたいな
そんなこんな関係



歩くのも疲れて
ただ身を委ねるだけで 遠く

貨物列車の名残のように
大きな揺れを繰り返す


カタンコトン、カタンコトン


背の小さい私にはとても窮屈で
押しつぶし押しつぶされ

嗚呼、息ができないよ
私には合わなかったこの環境


それでもそこでしか生きる術を持ってなくて
無理やり入り込む


カタンコトン、カタンコトン


鳴り止まない鼓動のように


急に閑古鳥が鳴いて
独りぼっちの私

ずっと先の先まで もう見えないよ


胎盤からチューブで繋がる私とあなた

送られてくるものが

ではないとは気付きもせず

指をしゃぶりながら準備をするの


そこに何もないとしても
生まれてしまうのは


きっと、そう


カタンコトン、カタンコトン


なんとでも言えばいい