爪噛み 忙しない時間の渦に身を任せ 気にも留めていなかった いつの間にか伸びた爪 手のひらからでも見えるほどに これが私の功績 密かに喜んで 机の上に爪を立て音を鳴らす 鼻歌に合わないビート それもすぐに終わり 募る何か 嫌なこと あっという間に汚い指先 白いところはもうない ギザギザの爪 ゴール前の振り出しに戻るマス それの繰り返し また始めから どうしたもんか 見られたくないよ