爪噛み | 或るひとつの物語

或るひとつの物語

不定期に詩を載っけます。




忙しない時間の渦に身を任せ
気にも留めていなかった

いつの間にか伸びた爪

手のひらからでも見えるほどに

これが私の功績



密かに喜んで
机の上に爪を立て音を鳴らす

鼻歌に合わないビート




それもすぐに終わり

募る何か 嫌なこと


あっという間に汚い指先
白いところはもうない
ギザギザの爪



ゴール前の振り出しに戻るマス



それの繰り返し



また始めから どうしたもんか



見られたくないよ