白兎 | 或るひとつの物語

或るひとつの物語

不定期に詩を載っけます。


白い吐息

乾いた風が肌に刺さる

冬の訪れと乾杯して


温かなココアを飲む
珈琲が飲めない君のために


マフラーに隠れた口元を見せてくれ

寒さを堪えようと噛んだ唇は赤く栄える


日の出ない薄暗い曇天に
君の影を探そうとして

どこにいるの?どこにいるの?

透けるような雪の肌
景色に囚われてしまったのね


私にはもうあなたを見つけることが
出来ないの


遺伝子の少しの違いが
私と君とでここまで変えてしまった



なんて美しい

白い 君