ゲシュタルト崩壊 | 或るひとつの物語

或るひとつの物語

不定期に詩を載っけます。




全てをそのまま保存のホルマリン漬け
何もかも
ラベルの貼られた瓶の中
窮屈だ


”いつも笑顔” ”優等生” ”真面目” ”頼りになる” etc.


ありもしない薄皮の特徴だけ書き込んだ
レポート用紙


羊水の中で溺死したような
臍の緒で窒息死したような

そんな息苦しさ



嗚呼、嗚呼、嗚呼、嗚呼


どうしてか



ワタシとはなんなのか

皆が知ってる私がワタシ?
私が知ってる私がワタシ?


そもそも私と認識しているのは誰?

私自身が創り出した偶像か
周りが創り出した虚像か



そう考えていることさえ

はたして

自分の意志なのか

はたまた

誰かの手によるものか





それすらも




わからないよ、ねぇ