顔認識ロック | 或るひとつの物語

或るひとつの物語

不定期に詩を載っけます。




いつものいつものいつもの癖


いつまでたっても直りはしない
小さい頃からの癖


そう悪い癖


お母さん、あなたは叱る

やめなさい 、と


でもね、でもね、でもね、でも、

こうなったのは全部あんたのせいだよ
お母さん




その目で見るな

私を見るな



一瞬でも目があったものなら
あぁ、怖いよ
そのギロっとした鋭く刺々しく
瞳の奥がよく見えないよ


相手が何を考えているのか

知りたくない知りたくない知りたくない






彼の顔ってどんなだったかな?
薄いベールに包まれたようなそんな感覚

彼の髪
彼の服
彼の手足
彼の声

それを材料に
只今、認識中ーーー


あれ、.……彼の顔って?


彼の顔は…