レールの川 | 或るひとつの物語

或るひとつの物語

不定期に詩を載っけます。

踏切ふみの点滅信号と警報機
その微妙なズレのような君と僕
こころを引っかきたくなる
あぁ、もどかしい


待って… とその声はかき消され
僕の行く道を阻まれ


小さくなっていく君の姿
電車に呑まれてしまった


遮断された君と僕

もう届かない
あぁ、飛び出せば良かった…
あと一歩、あと、…その一歩が


今日もまた行けなかった向こう側

明日も
明後日も
その次も…

君の元へは行けやしない



右、左


右、左


赤く点滅



ファ、ファ♯


ファ、ファ♯


不協和音