17th | 或るひとつの物語

或るひとつの物語

不定期に詩を載っけます。



君が生まれたその日

──生まれてきておめでとう


人は言う

17年分が詰まった言葉


君のような人間が生まれてきて
本当におめでたいのか

いっそ自分が居た記憶のところだけ
きれいに切り抜き
その方がすてきな世界でしたってオチ

そんな気がして…


──おめでとう

──ありがとう


心の奥底から蝕まれていく
ドロドロ蝋のように


幸せであることに不安を覚え

怖い



なんてひねくれた心



──みんながとても眩し過ぎるんだよね?

君に問う

──変わりたいね

君は言う、わたし(じぶん)に