ナニカに駆られた胸の奥
不安という言葉で片付けていいものなのか
行き交う人々を避けながら
ひとり ひとり
僕は独り
永い永い廊下の道をただ歩く
東京駅 喧騒の渦で賑わう最中
ぽつんとひとつ離れたところに佇む路線
人々の流れに逆らった一本道
途中のステンドグラスに感動を覚え
また進む
少しの暗がりの中
そんな孤独を感じながら
やっと帰路へ戻ったように
ほっとして…
現実へ還ることを拒みながらも
触れるぬくもりを求めて
ただいま、を言う