634の線 | 或るひとつの物語

或るひとつの物語

不定期に詩を載っけます。

ナニカに駆られた胸の奥
不安という言葉で片付けていいものなのか
行き交う人々を避けながら
ひとり ひとり
僕は独り

永い永い廊下の道をただ歩く

東京駅 喧騒の渦で賑わう最中
ぽつんとひとつ離れたところに佇む路線

人々の流れに逆らった一本道
途中のステンドグラスに感動を覚え
また進む
少しの暗がりの中

そんな孤独を感じながら


やっと帰路へ戻ったように
ほっとして…


現実へ還ることを拒みながらも
触れるぬくもりを求めて


ただいま、を言う