天気雨 | 或るひとつの物語

或るひとつの物語

不定期に詩を載っけます。

青々としたキャンバスに
白く自在変形な絵の具

虹色に輝く光が射す中を
雨がぽつりぽつりと降る
ひとつふたつと天から零れ落ちて


──あぁ、そうか

聞いてはいたけれど
理解が先にきて実感が遅れてやってきた


嬉し泣きした神様の
あたたかくやさしい涙は
僕らに幸せを運ぶ

せかせかと忙しない世界の中で
立ち止まる人々



空を仰ぐ


──嬉しくても泣けるのか