バースデー | 或るひとつの物語

或るひとつの物語

不定期に詩を載っけます。

バースデー 君が生まれた日
新しい年月が刻まれる
それは喜ばしいことなのに

──もういいじゃないか

だなんて言えやしないよ
鍵のない枷をいつまでも大切そうに
ぎゅっと握る君には


バースデー 君が生まれた日
停滞した年月が刻まれる
命がひとつ消えた日である

──ゆるせるわけない

哀しい雫が落ちる
罪を背負わずのうのうと生きているお前たち
ぎゅっと締めるその首

バースデー 君が生まれた日
残るあなたの白い影

バースデー 君が生まれた日

バースデー…