微睡む | 或るひとつの物語

或るひとつの物語

不定期に詩を載っけます。

新しい周期に入って
期待と不安に包まれた空気の中

どこかあたたかくほっこりするはるかぜ
ゆったり進む時間(とき)のはやさに
身を委ねて
静かな変化を眺めている

何でもないただの草木が
目新しいように見えたりするけれど
どれとも目が合わず
過ぎ去るばかりで
大きな流れを無意識に感じるだけだ

“起きて、レイス”


──嗚呼、行かなくちゃ

何処からか遠くで聞こえる声に
頭で応答しながら

だが、


まだ僕らは眠っている