眩しすぎるほどの晴天で
少しくもっているくらいがちょうどいいのに
そんな窓(そら)をながめて
ただただなんとなく恋しくなるだけ
どこもかも真っ白な箱の中
清潔すぎる薬品の匂いが漂うばかりで
チューブからこの身体へ
化学物質が流れ込む
ずっと昔からベッドに預けてしまった
僕の……
何を置いてしまったかも忘れて
たんに心臓が動き続けることが
生きてることなのだろうか
それでも、生きている
そう思うべきなのだろうか
僕は生きているのか
僕は死んでいるのか
眩しすぎるほどの晴天で
すきま風に誘われて
花びらがひとつ僕の掌(て)に