聲 -こえ- | 或るひとつの物語

或るひとつの物語

不定期に詩を載っけます。

声を荒げてまで何を伝える?
残るのはただ喉の出来物
そうだ 拡声器を使おう 君は云う
知らないのか 知らないよ
壊れた拡声器を握りしめ 強く強く
歪んだ声では届きやしない

声を殺してまで何を隠すの?
残るのはただ喉のつっかかり
そうだ 糸電話を使おう 僕は云う
知らないのか 知らないよ
千切れた糸電話に話しかけ ずっとずっと
潜めた声では届きやしない

君と僕と聲と 
ナニカ を伝える為に
さぁ、口を開こう