前回の続きです。
ポメラニアンの社交性と、想像以上の跳躍力。
正直、かわいい気持ちと同時に、
私たちは少したじろいでしまいました。
撫でるとか、抱っこするとか、
その前にいったん、
ポメラニアンはお部屋に戻ってもらうことに。
誰が最初に言ったのか、
私だったのか、長女だったのか。
「……この子、かわいい」
目に入ったのは、
ミルクティー色で、ふんわりとした毛の子。
マルプーでした。
ポメラニアンしか考えていなかったはずなのに、
なぜか、目が離れなくなってしまう。
お店の方が、その子を連れてきてくれました。
「この子、岩手のブリーダーさんのところから
昨日の夜に到着したばかりなんです。
ここに出したのも、ほんのさっきで」
そう言いながら、
椅子に座った娘の膝にブランケットを敷き、
その上に、そっとマルプーを乗せました。
抱っこ、ではなく、
“乗せて、手を添える”。
お店の方以外、
私たちも、そして犬も、
少し緊張しているのが分かる空気。
でもそれは
嫌な緊張ではなくて。
・怖がらせたくない
・嫌なことはしたくない
・ゆっくり距離を縮めたい
そんな気持ちが
全員にあった気がします。
次は、長男の膝の上にも
同じようにブランケットを敷いて、そっと。
やさしく、やさしく触れる。
マルプーは
終始おとなしく、静かにいました。
東北の方言で「かわいい」という意味の
「めんこい」。
この子は、本当にめんこいと思います!!
いったん冷静になるため、
お店を出ることに。
そのあと
長女と長男の習い事を挟みながら、
「やっぱり、さっきの子が気になる」
「忘れられない!」
そして、
閉店ギリギリの時間に、再訪。
体調などに問題がないタイミングで、
後日お迎えすることになりました。
さあ、
忙しくなる。
新しい家族が増える。
こうして、
マルプーが我が家の家族になりました。



