犬をどこから迎えるか。
ワンちゃんと幸せそうに暮らしている諸先輩方
(職場の上司)に連日相談し、
うちは、
幼い子犬を迎え
飼い主としてまずは一から成長していくことが
良さそうだという結論に至りました。
それから、さっそく車で行ける範囲の
ペットショップのホームページを見てみました。
長女が気になるポメラニアンが、
3つの店舗で見つかりました。
そのうちの一匹は、
車で片道1時間半ほどかかる場所にいる子。
写真だけでも、
思わず「かわいい!!」
と声が出てしまうほどでした。
そのお店では、
LINEで問い合わせができるとのこと。
少し緊張しながら、
そのポメラニアンについて
連絡をしてみました。
返事を待つ時間は、
落ち着かないような
期待してしまうような。
不思議な気持ちですね。
翌日、今度は別のペットショップへ直接
家族でポメラニアンを見に行きました。
確かに、かわいい。
でも――
なんだか、すごく跳び跳ねている!!
周りの他の犬種の子たちよりも、
明らかに忙しなく動いています。
実は、
長男は犬に少し苦手意識があります…。
数年前、
隣の家の犬に追いかけられて、
噛まれたことがあるらしいのです。
(事後報告で、本人と、偶然居合わせた近所のお兄さんから聞いた話です)
それでも、
ご近所のきちんとしつけられた犬たちが
癒しの存在であることも、
長男は知っています。
この日出会ったポメラニアンは
あまりにも元気いっぱいで、
パワーが有り余ってる感がすごい。
パワフルなこの子は
ガラス越しに見るだけにして、
ひとまず帰ることにしました。
その帰り道、
前日にLINEで問い合わせをしたお店から
返信が届きました。
長文のメッセージと、写真、
そして短い動画。
そこには
体重、性格、健康状態など、
とても丁寧な内容が記されていました。
ただ、
ホームページで見た写真よりも
ずいぶん成長していて、雰囲気も違う。
そして、
健康面では、少し多めの配慮やケアが必要になりそう
ということも、文面から伝わってきました。
翌週。
今度は、家からほど近いペットショップへ。
そこでは、
お店の方がすぐにポメラニアンを出してくれました。
……すごく跳び跳ねる。
私は思わず後退りし、
長男は半分しりもちをつくような有様。
すると、お店の方が
「ポメラニアンは、基本的にこういう
連続ジャンプや、
回転しながら跳ぶ“くるりんジャンプ”を
する子が多いんですよ」
と教えてくれました。
なるほど。
そういう犬種なのか。
かわいい。
かわいいけれど……
なんだか圧倒される。
そんなふうに、
戸惑いながら立ち尽くす私たちを
ガラス越しに見ていたかもしれない一匹の子犬。
実はその子が、
後に、我が家の家族になってくれる子でした。

