●心に突き刺さる映画
私はこの映画を見て、とても心に突き刺さるものがあった。 現在、地球温暖化の影響によって地球全体の平均気温が上がり北極を覆う大量の氷が少しずつ薄く小さくなっている。北極の氷が温暖化によって少しずつ減ることによって、白熊などの野生動物たちが住めなくなっている。 必死に泳いで陸を探しているホッキョクグマの映像を見て、考えさせられることがたくさんあった。
私たちに何ができるだろうか? 考えてみたら山ほどあった。ちょっとクーラーの温度を上げてみたり、買い物袋をエコバックに変えてみたり、使わなくなったものをリサイクルしたり・・・そのほんのちょっとの気遣いがとっても大切なことだと私は思う。
危機にあるのは砂漠も同じだ。地球温暖化の影響はもちろん、海面の上昇など砂漠化には様々な影響がある。現在、砂漠は地球の3分の1に年々広がりつつある。この地で生きられる動物はほんのわずかである。 水に満ちたアフリカは動物たちの楽園である。動物たちは何週間何百キロの時間をかけて水のある地へたどり着くのだ。
しかし、その楽園にたどり着くにはたくさんの危険が溢れている。昼はアフリカゾウが強いのだが、夜になれば暗くても周りを正確に見渡せるライオンが立場を逆転させる。ライオンは大人のゾウを襲うのは無理だとわかっているのか、まだ小さい子どものゾウをターゲットにする。襲いかかろうとするライオンから必死に子どもを守ろうとするアフリカゾウたちを見て、動物でも人間と同様に親が子どもを守ろうとするのは変わらないということが分かった。
アフリカの動物たちは食うか食われるか、「弱肉強食」の中で必死に生きている。地球上のわずか3%の面積に全地球上の動植物の半数以上がひしめき合っているそうだ。熱帯地方はずっと太陽が出ている。そこでは、みたこともない姿の動物たちが繰り広げるユニークな求愛行動に目を奪われた。
さまざまな鳥たちのそれぞれの求愛ダンスはかわいいものであった。こういった動植物の命を私たちの勝手な都合で、殺してしまってもよいのだろうか。今、たくさんの動植物が絶滅の危機にある。そういった環境を私たちが作り出してしまっているのだ。「earth」を見て、今からできることを今すぐに実行していかなければいけないと強く感じた。「私たちの手にゆだねられている。今なら間に合う」という最後に渡辺謙が言った言葉が今でも、心に残っています。
●多くの感動に感謝
今、私たちが住んでいるこの地球は、さまざまな問題を抱えている。地球温暖化、砂漠化、熱帯雨林の減少、食糧不足等、挙げればきりがないだろう。そしてその異常現象は進行し、確実に悪化し続けている。
私は先日、地球環境について考える「earth」という映画を見た。しかし、その内容は私の想像を超える、今の地球の過酷な現状を映し出していた。生物同士で殺し合い、犠牲者の命をもらうことでしか生きられない数多くの動物たち。水を求め、何千キロもの距離を歩き続ける動物たち。私はその光景に思わず目を奪われてしまった。
そして、その動物たちに比べれば、今の私たちの生活がどれだけ恵まれているなのかということを痛感した。ホッキョクグマやゾウ、ザトウクジラ等のさまざまな実態を知った。もっと多くの人に、この映画を見てもらいたいと思った。そして、環境問題に少しでも関心を持ってほしいと強く願う。
そして、私は7月19日に開催された「府内学生ECOフェスタ」にも足を運んだ。私は「キャンドルナイト」のイベントに参加した。小さい子供からお年寄りまで数多くの人が姿を見せてくれていた。寄付で集めたコップを並べキャンドルの灯りをつける瞬間を多くの人が、今か今かと心待ちにしていた。そして時間になって、皆で点火した。
一つ一つは小さな灯りでもその灯りが結集するととても大きくてきれいなオレンジ色を放った。言葉に表せないくらい感動し、その優しい灯りをいつまでも見ていたいと思った。芸短の学生だったからこそ味わうことができた貴重な体験だったと思う。参加してよかったと改めて感じた。
(森 瑞希)
●食物連鎖の光景
6月14日に「earth」という映画を観ました。温暖化などの影響により、北極の氷が溶けたりと、世界中の環境が破壊され、世界中の動物たちが生命の危機にさらされているという内容の映画でした。北極の氷が溶ければ、シロクマたちは足場をなくし、住む場所をなくしてしまいます。
私たち人間を優先にして住みよい街づくりを行うことが、結果的には地球環境をどんどん破壊し、動物たちの住む場所をどんどん奪ってしまっているという厳しい現状を目の当たりにして、とてもやりきれない気持ちになりました。
また、動物界で日々繰り広げられている食物連鎖の光景にも驚かされました。私は、食物連鎖の光景を目の当たりにして、食べられてしまうほうの動物がかわいそうという気持ちを抱いてしまいました。しかし、食物連鎖が起こらなければ、多くの動物たちが餓死してしまうことになります。ですからやはり、食物連鎖はなくてはならないことなのだと感じました。
クジラがえさを求めて何千キロも海を旅するということにも驚きました。夏になるとえさを求めて暖かい海を目指し何千キロも泳ぎ、十分にえさを蓄えたらまた冷たい海へと何千キロも泳ぎ帰って行く。人間には到底真似できることではないと思いました。クジラの生きようとする生命力を私たち人間も見習いたいものです。
今回、このearthという映画を観て、地球の現状を知ったと共に、私たちの生き方についても改めて考えさせられました。
生物多様性である今、自分たちを優先に考え、自分たちの周りだけが住みよければいいと思うのではなく、地球という大きな規模で環境について考え、地球の未来を守るために、小さなことでもいいから自分たちのできることを見つけていきたいと思いました。(佐藤早紀)
●『いま私達にできること』
6月14日、府内にあるセントラルシネマにて、映画「EARTH」の鑑賞会が行われました。この映画では今、最も深刻とされる地球温暖化問題について大自然の摂理と消滅の危機に瀕している様々な野性動物たちの生態とを交えて創られたものでした。
微笑ましいホッキョクグマの親子の一生、極楽鳥のかわいらしい求愛ダンス、ライオンたちの壮絶な狩り、クジラの命掛けの大航海など、ひとつひとつの迫力ある映像に鳥肌が立ちました。
なかでも私が最も引き付けられたのは、ホッキョクグマが地球温暖化の影響により足場の氷がとけても生きるために必死に餌を求め続け、自らよりもずっと大きな獲物に立ち向かうにも関わらず、結局餌を得られることなく力尽きてしまうという悲痛なシーンでした。
私がそう思ったように、誰が見てもかわいそうだと思うであろうこの場面に、私は少し矛盾と憤りを感じました。なぜなら、こんな状況を作りあげたのは私達、人間自身のせいなのだから。
この映画から、私は今、地球上で起こっている様々な環境問題と私達の生活とのつながりについて今一度考えさせられました。高度な技術が進歩し、"モノ"ばかりに頼って、より豊かな生活を手に入れようと人間が望む反面で、地球環境や野性生物たちの生態系を次々と壊し、絶滅という危機まで追いやっているこの現状を食い止めるために私達ができることは何なのか。
今こそそれをひとりひとりが考え直し、このかけがえのない自然を、地球を、もうこれ以上失うことなく未来に残し続けていく努力をすべきだと感じました。(佐藤由樹)
●「ラジオのパーソナリティを体験して」
府内エコフェスタが始まる一週間前、私は友達の誘いを受けラジオのパーソナリティをすることになった。担当するパートは、サービスラーニングのコーナーの“鶴崎SAEMON23”。そして、パーソナリティ担当者全員は、先輩たちにそれぞれあだ名をつけてもらった。
ちなみに私はアリスワンダーランドとなり、先輩いわく「名前がありさだから」だった。パートが決まって、最初はわくわくしながら話し合いに参加したが、一週間前ということで、作業は駆け足で行われた。
ゲストとの打ち合わせや、質問内容を10個考えるなど、毎日毎日頭の中はラジオのことでいっぱいになった。しかも、タイムテーブルが決定したときなんと8つある中で、私の担当パートが1番最初と決まり、プレッシャーはつのるばかり。持ち時間は15分で開始時間は12時10分。15分の中でどのように鶴崎SAEMON23をアピールするのがよいか、短い時間の中で何度も質問内容の手直しをした。
「ただいまの時刻は12時10分です」。一週間の練習期間もあっという間に過ぎ、ついに本番をむかえた。しかし、その二日前の打ち合わせでは私の受け答えがうまくいかず、ゲストの方に支えられた形で終わってしまった。
「鶴崎SAEMON23はどんなお祭りですか?」「そうですね・・」
思ったよりも緊張することなく、出だしは順調だった。先輩が隣でカンペを使って「いい調子」と励ましてくれるのがうれしかった。そんな中、質問内容が残り1つとなったところで、5分も時間が余ってしまった。どう話を持っていこうか悩んでいるときに、とっさに出た言葉が、「この調子でSAEMONで世界征服狙っちゃいましょうか?」だった。
何を言っているのか自分でもよくわからなかったが、ゲストの方が「いいですね」と話にのってくれてなんとか15分間をのりきることができた。
終わった時は「やっと終わった」とほっとするばかりだったが、振り返ってみると、周りの人たちの支えがあってここまで出来たと思うところが多い。なによりも最初から最後までゲストの方には迷惑をかけてしまったが、打ち合わせの時よりも会話が弾んで楽しかった。自分的には大成功だったと思う。(太田 有里紗)
●「地球のためにできること」
6月19日に開催された「府内☆学生Ecoフェスタ」の先行イベントとして6月14日、セントルシネマで映画「earth」が上映された。
この映画は、野性の動物たちのドキュメンタリー映画だ。撮影には、5年という長い時間をかけたものだと聞いた。イルカやザトウクジラ、アフリカゾウなどの様々な動物たちが出てくるのだが、一番印象に残ったのはホッキョクグマだ。
彼らは北極の氷が溶けてなくなってしまうと生きていくことができない。この映画の中では、広い海を泳ぐホッキョクグマの姿が映されていた。その姿は弱々しく、何か心打たれるものがあった。彼らがこんなにも追い詰められているのは、私たちが自分のことしか考えず、環境破壊を進めてきたせいだ。私たちがなんとかしなければならない、と思った。
私は、社会調査法の授業で「環境問題」に関するアンケート調査を行った。私が担当したのは、「生物多様性に配慮したライフスタイルとして、これからどのようなことをしていきたいか。」という質問だったのだが、予想以上に多くの人たちが、自分たちが日常生活の中で出来ることをしようとしていることがわかった。
しかし、思っていても実際に行動に移すことは難しい。私自身、エコバッグを使っていたが、買い物をするときに持っていくのを忘れたり、つい面倒くさくて持って行かなかったりと、継続して続けることができなかった。
私たちが地球のためにできることは、ちょっとしたことでも長く続けていくことだ。決して面倒だからとか、私には関係ないなどと思ってはいけない。動物たちが絶滅の危機に瀕してしまうような状況にしてしまったのは人間だが、その状況を変えることができるのも人間だ。この映画を見て、私たち一人一人が今できることをしていかなければならない、ということを改めて気付かされた。(井原 遥香)
●共存していかなければならないのに
6月14日に「府内★学生ECOフェスタ」の先行イベントとして上映された『earth』を見に行きました。
私たちは、日ごろからテレビや教科書などで、地球温暖化や砂漠化、酸性雨、異常気象など地球の環境の悪化を伝える言葉を数多く見たり聞いたりしています。しかし、私たちの生活でこれらの地球環境の悪化を強く感じることはまだあまりありません。
今回この『earth』という映画を見て、日ごろの生活では感じることのできない地球環境の変化をとても感じました。
北極のシロクマも水や食料を求め乾燥した砂漠の砂嵐の中をを移動する象たちも、食料を求め南極から北極を60000キロも移動する親子のクジラもヒマラヤ山脈を越える渡り鳥たちもとても苦しめられていてシロクマは絶滅の危機にまで追い込まれています。
この世界には何億何万もの生き物がいて、共存していかなければならないのに、私たち人間が自然を汚し、地球を汚しています。そのせいで様々な動物が傷ついています。そしてこの問題は動物たちにはどうすることもできません。私たちが起こした問題は、私たち人間で解決していかなければならないと思いました。
また、この映画では、美しい広葉樹林やそこで楽しそうに暮らす極楽鳥などの動物たち、雄大な滝などまだ私たちの地球に残っている美しく雄大な自然の姿を見ることもできました。このような美しい自然を守ることができるのは私たち人間だけです。この映画はたくさんのことを私たちに教えてくれていると思います。
私たちが美しい自然や動物たちのためにできることはたくさんあると思います。1人1人が考えて行動に移すことで地球は守れると思います。私もエコバッグを使用したり、エアコンの温度を気を付けたり、身近なことから自分のできることをやっていきたいと思います。(酒井愛)
●動物の命も人間と同じくらい大切
「Earth」の映画を見て、改めて地球温暖化の恐さを知った。温暖化になることで1番苦しんでいるのは動物達だった。映画には、北極の氷がなくなり飢え死にしてしまう白熊や、水を求めて歩き疲れた象が、ライオンに襲われている姿があった。
私たちが快適に過ごし、便利な生活を送っている裏で、動物達は生きることが困難になっていることに気付いた。私たち人間が地球温暖化を防がなければ、このままでは地球上の動物が次々と減っていく。動物の命も人間と同じくらい大切にしないといけない。でも、生きるために何かを犠牲にしなければいけないこともある。
「Earth」の映画の中では狼が鹿の群れを追いかけていた。子鹿でも狼から逃げ切る体力はあるらしいが、パニックになって足をつまずいてしまった子鹿はそのまま狼の餌食となってしまった。今まで、弱肉強食の世界なんてなければ良いのにと思っていたけど、動物達が必死に生きている姿を見て、仕方がないことなんだと思った。
人間も動物も、何かを食べないと生きていけないのは同じだ。動物は毎日が食うか食われるかの戦いで、人間よりもすごい生命力を持っているように感じた。それに、動物も人間と同じように、親が子供を守る。ライオンに狙われている子供の象を、親の象達がみんなで囲んで守っていた。セイウチも親が子供のために白熊と戦っていた。自分が傷ついても子供を守ろうとする親の姿を見て、すごく感動した。親子愛は人間だけにあるものではなく、動物も同じなんだと思った。
地球上にいる人間も動物も、命の価値は変わらない。少しでも動物の命を無駄にしないためにも、私たちが今しなければいけないことは地球温暖化を防ぐことだと思う。(根木亜里紗)
●「EARTH」&「ecoフェスタ」
私は、EARTHの映画を見に行きました。渡辺謙さんのナレータで、今地球上で生きている動物の生活を目の当たりにしました。地球の裏側では、私たち人間の身勝手な環境破壊の犠牲になっている様々な動物の死闘や苦境がありました。
あんなに動物達の生活に密着している映画は初めて見たけど、とても面白くて気づいたら映画の世界に引き込まれていました。いま私たち人間が環境のことを考え、行動しなければならないことを改めて気づかされました。動物目線で訴えられることにより、より事の重大さを感じました。
私は、ecoフェスタのキャンドルナイトと日本一小さい花火大会に参加しました。キャンドルナイトは意外と一般市民の方もたくさんの方が参加してくれていたのでびっくりしました。地元の大分のことでも、まだまた知らないことがたくさんあると感じました。良い経験が出来たし新たな発見が出来たので参加してよかったと思いました。(加藤茉里奈)
●キャンドルナイトが一番の印象
6月14日、府内のセントラルシネマで映画『earth』を観た。それは、世界中の動物の生態系、その関わり方についてだった。
私が印象に残っているのは、ライオンがゾウを、シロクマがセイウチを狩ろうとしていた場面だ。この2つは、自分より強い相手に立ち向かった結果、狩りに失敗していることが共通している。じゃあ、なぜ自分より強い相手を狩りの対象にしたのか、という疑問が出てくる。
普段なら絶対に手を出したりしない相手に、手を出さなければならないほど追いつめられていたからだ。ハイリスクだが、生理的欲求を満たすためには手段を選んでいられないほどまでに。私の生活にはそのようなことはまずありえない。お腹が空けば、歩いて最寄りのコンビニへ行けばすぐに食べ物でも飲み物でも手に入る。
また、アデリーペンギンやトナカイなど心癒される場面もあった。だが、それは私が命の危険に関わる状況に置かれるということがないことを前提に見ているからであって、絶対的な安全が確保されていなければ癒やしどころの話ではないと思う。
映画『earth』は、動物の生態系を通して、便利すぎる人間(日本)の在り方を問うように思われた。
19日のEcoフェスタにも行った。キャンドルナイト、世界一小さな花火大会、パフォーマンスなど、スタッフとしては参加していないがとても楽しめた。私はキャンドルナイトが一番印象に残っている。
キャンドルナイトも花火大会も素朴ではあったが、心温まるフェスタだったと思う。(吉岡仁美
)
●
6月14日、府内のセントラルシネマで「Earth」が上映された。映画のタイトルが「Earth」ということで、地球についてのどのような話なのか興味があった。
映画が始まり、私は次々に衝撃を受けた。動物たちの現状を目の当たりにした感じがした。北極の白クマ、チーター、ジャッカル、ゾウ、狼、トナカイ、みんな必死だった。必死に生きようとしていた。私はすごく心が痛かった。同じ地球に住んでいる私たち人間のせいで動物たちが苦しんでいる。苦しんでいるのは私たち人間ではなく何にも関係のない動物たち。そこが何とも言えなく辛かった。
これから私たちがどのように変わっていくかによって、これからの地球も変わると思う。1人でも多くの人に、この環境映画「Earth」を見てもらい、地球のことについて考えてもらいたい。地球温暖化などの環境問題の悪化の原因は、人間の無関心な考えだと思う。
そして私が一番にくい止めたいと思うのが、白クマの絶滅だ。地球温暖化の影響で、北極の氷が溶け始めている。その結果、白クマはうまく狩りができずにいる。このままでは2030年までに北極の白クマは絶滅してしまう、といわれているそうだ。
私たちのせいで、動物を絶滅の危機に追いやっているなんて考えられない。ものすごくショックだ。どうすれば防いでいけるのか、具体的な方法はまだよく分からずにいるけど、頑張って変えていきたい。考えていきたいなと思う。私はこの映画をみて、地球や自然に対する思いが変わった。この映画に出会えてよかった。(足立真世)
●罪悪感を感じた
6月14日、「earth」が上映された。地球温暖化によって水面が上昇し、北極の氷が溶けてきているというのは理解していた。しかし、私は温暖化対策を苦労してやったことは少ない。暑いと思えばエアコンをつけていた。
そんな日常を送っていた時にみたシロクマの飢え死にしていく姿は衝撃的だった。また、映画をみて、シロクマだけでなく、色々な動物が自然の中で生活しているのだと改めて気づかされた。ゾウの群れがわずかな水を他の動物たちと譲り合いながら飲んでいる。その姿が痛々しく思えた。動物達の世界を変えてしまったのは、人間である。人間の勝手な行いによって動物達は危険にさらされているのだ。
私は、映画の上映中に、何度も罪悪感を感じていた。その気持ちが温暖化をとどめる活動の始まりなのではないかと思う。映画を見終わった時に感じた気持ちを忘れないように過ごしていきたいと思う。(片岡史子)
私はこの映画を見て、とても心に突き刺さるものがあった。 現在、地球温暖化の影響によって地球全体の平均気温が上がり北極を覆う大量の氷が少しずつ薄く小さくなっている。北極の氷が温暖化によって少しずつ減ることによって、白熊などの野生動物たちが住めなくなっている。 必死に泳いで陸を探しているホッキョクグマの映像を見て、考えさせられることがたくさんあった。
私たちに何ができるだろうか? 考えてみたら山ほどあった。ちょっとクーラーの温度を上げてみたり、買い物袋をエコバックに変えてみたり、使わなくなったものをリサイクルしたり・・・そのほんのちょっとの気遣いがとっても大切なことだと私は思う。
危機にあるのは砂漠も同じだ。地球温暖化の影響はもちろん、海面の上昇など砂漠化には様々な影響がある。現在、砂漠は地球の3分の1に年々広がりつつある。この地で生きられる動物はほんのわずかである。 水に満ちたアフリカは動物たちの楽園である。動物たちは何週間何百キロの時間をかけて水のある地へたどり着くのだ。
しかし、その楽園にたどり着くにはたくさんの危険が溢れている。昼はアフリカゾウが強いのだが、夜になれば暗くても周りを正確に見渡せるライオンが立場を逆転させる。ライオンは大人のゾウを襲うのは無理だとわかっているのか、まだ小さい子どものゾウをターゲットにする。襲いかかろうとするライオンから必死に子どもを守ろうとするアフリカゾウたちを見て、動物でも人間と同様に親が子どもを守ろうとするのは変わらないということが分かった。
アフリカの動物たちは食うか食われるか、「弱肉強食」の中で必死に生きている。地球上のわずか3%の面積に全地球上の動植物の半数以上がひしめき合っているそうだ。熱帯地方はずっと太陽が出ている。そこでは、みたこともない姿の動物たちが繰り広げるユニークな求愛行動に目を奪われた。
さまざまな鳥たちのそれぞれの求愛ダンスはかわいいものであった。こういった動植物の命を私たちの勝手な都合で、殺してしまってもよいのだろうか。今、たくさんの動植物が絶滅の危機にある。そういった環境を私たちが作り出してしまっているのだ。「earth」を見て、今からできることを今すぐに実行していかなければいけないと強く感じた。「私たちの手にゆだねられている。今なら間に合う」という最後に渡辺謙が言った言葉が今でも、心に残っています。
●多くの感動に感謝
今、私たちが住んでいるこの地球は、さまざまな問題を抱えている。地球温暖化、砂漠化、熱帯雨林の減少、食糧不足等、挙げればきりがないだろう。そしてその異常現象は進行し、確実に悪化し続けている。
私は先日、地球環境について考える「earth」という映画を見た。しかし、その内容は私の想像を超える、今の地球の過酷な現状を映し出していた。生物同士で殺し合い、犠牲者の命をもらうことでしか生きられない数多くの動物たち。水を求め、何千キロもの距離を歩き続ける動物たち。私はその光景に思わず目を奪われてしまった。
そして、その動物たちに比べれば、今の私たちの生活がどれだけ恵まれているなのかということを痛感した。ホッキョクグマやゾウ、ザトウクジラ等のさまざまな実態を知った。もっと多くの人に、この映画を見てもらいたいと思った。そして、環境問題に少しでも関心を持ってほしいと強く願う。
そして、私は7月19日に開催された「府内学生ECOフェスタ」にも足を運んだ。私は「キャンドルナイト」のイベントに参加した。小さい子供からお年寄りまで数多くの人が姿を見せてくれていた。寄付で集めたコップを並べキャンドルの灯りをつける瞬間を多くの人が、今か今かと心待ちにしていた。そして時間になって、皆で点火した。
一つ一つは小さな灯りでもその灯りが結集するととても大きくてきれいなオレンジ色を放った。言葉に表せないくらい感動し、その優しい灯りをいつまでも見ていたいと思った。芸短の学生だったからこそ味わうことができた貴重な体験だったと思う。参加してよかったと改めて感じた。
(森 瑞希)
●食物連鎖の光景
6月14日に「earth」という映画を観ました。温暖化などの影響により、北極の氷が溶けたりと、世界中の環境が破壊され、世界中の動物たちが生命の危機にさらされているという内容の映画でした。北極の氷が溶ければ、シロクマたちは足場をなくし、住む場所をなくしてしまいます。
私たち人間を優先にして住みよい街づくりを行うことが、結果的には地球環境をどんどん破壊し、動物たちの住む場所をどんどん奪ってしまっているという厳しい現状を目の当たりにして、とてもやりきれない気持ちになりました。
また、動物界で日々繰り広げられている食物連鎖の光景にも驚かされました。私は、食物連鎖の光景を目の当たりにして、食べられてしまうほうの動物がかわいそうという気持ちを抱いてしまいました。しかし、食物連鎖が起こらなければ、多くの動物たちが餓死してしまうことになります。ですからやはり、食物連鎖はなくてはならないことなのだと感じました。
クジラがえさを求めて何千キロも海を旅するということにも驚きました。夏になるとえさを求めて暖かい海を目指し何千キロも泳ぎ、十分にえさを蓄えたらまた冷たい海へと何千キロも泳ぎ帰って行く。人間には到底真似できることではないと思いました。クジラの生きようとする生命力を私たち人間も見習いたいものです。
今回、このearthという映画を観て、地球の現状を知ったと共に、私たちの生き方についても改めて考えさせられました。
生物多様性である今、自分たちを優先に考え、自分たちの周りだけが住みよければいいと思うのではなく、地球という大きな規模で環境について考え、地球の未来を守るために、小さなことでもいいから自分たちのできることを見つけていきたいと思いました。(佐藤早紀)
●『いま私達にできること』
6月14日、府内にあるセントラルシネマにて、映画「EARTH」の鑑賞会が行われました。この映画では今、最も深刻とされる地球温暖化問題について大自然の摂理と消滅の危機に瀕している様々な野性動物たちの生態とを交えて創られたものでした。
微笑ましいホッキョクグマの親子の一生、極楽鳥のかわいらしい求愛ダンス、ライオンたちの壮絶な狩り、クジラの命掛けの大航海など、ひとつひとつの迫力ある映像に鳥肌が立ちました。
なかでも私が最も引き付けられたのは、ホッキョクグマが地球温暖化の影響により足場の氷がとけても生きるために必死に餌を求め続け、自らよりもずっと大きな獲物に立ち向かうにも関わらず、結局餌を得られることなく力尽きてしまうという悲痛なシーンでした。
私がそう思ったように、誰が見てもかわいそうだと思うであろうこの場面に、私は少し矛盾と憤りを感じました。なぜなら、こんな状況を作りあげたのは私達、人間自身のせいなのだから。
この映画から、私は今、地球上で起こっている様々な環境問題と私達の生活とのつながりについて今一度考えさせられました。高度な技術が進歩し、"モノ"ばかりに頼って、より豊かな生活を手に入れようと人間が望む反面で、地球環境や野性生物たちの生態系を次々と壊し、絶滅という危機まで追いやっているこの現状を食い止めるために私達ができることは何なのか。
今こそそれをひとりひとりが考え直し、このかけがえのない自然を、地球を、もうこれ以上失うことなく未来に残し続けていく努力をすべきだと感じました。(佐藤由樹)
●「ラジオのパーソナリティを体験して」
府内エコフェスタが始まる一週間前、私は友達の誘いを受けラジオのパーソナリティをすることになった。担当するパートは、サービスラーニングのコーナーの“鶴崎SAEMON23”。そして、パーソナリティ担当者全員は、先輩たちにそれぞれあだ名をつけてもらった。
ちなみに私はアリスワンダーランドとなり、先輩いわく「名前がありさだから」だった。パートが決まって、最初はわくわくしながら話し合いに参加したが、一週間前ということで、作業は駆け足で行われた。
ゲストとの打ち合わせや、質問内容を10個考えるなど、毎日毎日頭の中はラジオのことでいっぱいになった。しかも、タイムテーブルが決定したときなんと8つある中で、私の担当パートが1番最初と決まり、プレッシャーはつのるばかり。持ち時間は15分で開始時間は12時10分。15分の中でどのように鶴崎SAEMON23をアピールするのがよいか、短い時間の中で何度も質問内容の手直しをした。
「ただいまの時刻は12時10分です」。一週間の練習期間もあっという間に過ぎ、ついに本番をむかえた。しかし、その二日前の打ち合わせでは私の受け答えがうまくいかず、ゲストの方に支えられた形で終わってしまった。
「鶴崎SAEMON23はどんなお祭りですか?」「そうですね・・」
思ったよりも緊張することなく、出だしは順調だった。先輩が隣でカンペを使って「いい調子」と励ましてくれるのがうれしかった。そんな中、質問内容が残り1つとなったところで、5分も時間が余ってしまった。どう話を持っていこうか悩んでいるときに、とっさに出た言葉が、「この調子でSAEMONで世界征服狙っちゃいましょうか?」だった。
何を言っているのか自分でもよくわからなかったが、ゲストの方が「いいですね」と話にのってくれてなんとか15分間をのりきることができた。
終わった時は「やっと終わった」とほっとするばかりだったが、振り返ってみると、周りの人たちの支えがあってここまで出来たと思うところが多い。なによりも最初から最後までゲストの方には迷惑をかけてしまったが、打ち合わせの時よりも会話が弾んで楽しかった。自分的には大成功だったと思う。(太田 有里紗)
●「地球のためにできること」
6月19日に開催された「府内☆学生Ecoフェスタ」の先行イベントとして6月14日、セントルシネマで映画「earth」が上映された。
この映画は、野性の動物たちのドキュメンタリー映画だ。撮影には、5年という長い時間をかけたものだと聞いた。イルカやザトウクジラ、アフリカゾウなどの様々な動物たちが出てくるのだが、一番印象に残ったのはホッキョクグマだ。
彼らは北極の氷が溶けてなくなってしまうと生きていくことができない。この映画の中では、広い海を泳ぐホッキョクグマの姿が映されていた。その姿は弱々しく、何か心打たれるものがあった。彼らがこんなにも追い詰められているのは、私たちが自分のことしか考えず、環境破壊を進めてきたせいだ。私たちがなんとかしなければならない、と思った。
私は、社会調査法の授業で「環境問題」に関するアンケート調査を行った。私が担当したのは、「生物多様性に配慮したライフスタイルとして、これからどのようなことをしていきたいか。」という質問だったのだが、予想以上に多くの人たちが、自分たちが日常生活の中で出来ることをしようとしていることがわかった。
しかし、思っていても実際に行動に移すことは難しい。私自身、エコバッグを使っていたが、買い物をするときに持っていくのを忘れたり、つい面倒くさくて持って行かなかったりと、継続して続けることができなかった。
私たちが地球のためにできることは、ちょっとしたことでも長く続けていくことだ。決して面倒だからとか、私には関係ないなどと思ってはいけない。動物たちが絶滅の危機に瀕してしまうような状況にしてしまったのは人間だが、その状況を変えることができるのも人間だ。この映画を見て、私たち一人一人が今できることをしていかなければならない、ということを改めて気付かされた。(井原 遥香)
●共存していかなければならないのに
6月14日に「府内★学生ECOフェスタ」の先行イベントとして上映された『earth』を見に行きました。
私たちは、日ごろからテレビや教科書などで、地球温暖化や砂漠化、酸性雨、異常気象など地球の環境の悪化を伝える言葉を数多く見たり聞いたりしています。しかし、私たちの生活でこれらの地球環境の悪化を強く感じることはまだあまりありません。
今回この『earth』という映画を見て、日ごろの生活では感じることのできない地球環境の変化をとても感じました。
北極のシロクマも水や食料を求め乾燥した砂漠の砂嵐の中をを移動する象たちも、食料を求め南極から北極を60000キロも移動する親子のクジラもヒマラヤ山脈を越える渡り鳥たちもとても苦しめられていてシロクマは絶滅の危機にまで追い込まれています。
この世界には何億何万もの生き物がいて、共存していかなければならないのに、私たち人間が自然を汚し、地球を汚しています。そのせいで様々な動物が傷ついています。そしてこの問題は動物たちにはどうすることもできません。私たちが起こした問題は、私たち人間で解決していかなければならないと思いました。
また、この映画では、美しい広葉樹林やそこで楽しそうに暮らす極楽鳥などの動物たち、雄大な滝などまだ私たちの地球に残っている美しく雄大な自然の姿を見ることもできました。このような美しい自然を守ることができるのは私たち人間だけです。この映画はたくさんのことを私たちに教えてくれていると思います。
私たちが美しい自然や動物たちのためにできることはたくさんあると思います。1人1人が考えて行動に移すことで地球は守れると思います。私もエコバッグを使用したり、エアコンの温度を気を付けたり、身近なことから自分のできることをやっていきたいと思います。(酒井愛)
●動物の命も人間と同じくらい大切
「Earth」の映画を見て、改めて地球温暖化の恐さを知った。温暖化になることで1番苦しんでいるのは動物達だった。映画には、北極の氷がなくなり飢え死にしてしまう白熊や、水を求めて歩き疲れた象が、ライオンに襲われている姿があった。
私たちが快適に過ごし、便利な生活を送っている裏で、動物達は生きることが困難になっていることに気付いた。私たち人間が地球温暖化を防がなければ、このままでは地球上の動物が次々と減っていく。動物の命も人間と同じくらい大切にしないといけない。でも、生きるために何かを犠牲にしなければいけないこともある。
「Earth」の映画の中では狼が鹿の群れを追いかけていた。子鹿でも狼から逃げ切る体力はあるらしいが、パニックになって足をつまずいてしまった子鹿はそのまま狼の餌食となってしまった。今まで、弱肉強食の世界なんてなければ良いのにと思っていたけど、動物達が必死に生きている姿を見て、仕方がないことなんだと思った。
人間も動物も、何かを食べないと生きていけないのは同じだ。動物は毎日が食うか食われるかの戦いで、人間よりもすごい生命力を持っているように感じた。それに、動物も人間と同じように、親が子供を守る。ライオンに狙われている子供の象を、親の象達がみんなで囲んで守っていた。セイウチも親が子供のために白熊と戦っていた。自分が傷ついても子供を守ろうとする親の姿を見て、すごく感動した。親子愛は人間だけにあるものではなく、動物も同じなんだと思った。
地球上にいる人間も動物も、命の価値は変わらない。少しでも動物の命を無駄にしないためにも、私たちが今しなければいけないことは地球温暖化を防ぐことだと思う。(根木亜里紗)
●「EARTH」&「ecoフェスタ」
私は、EARTHの映画を見に行きました。渡辺謙さんのナレータで、今地球上で生きている動物の生活を目の当たりにしました。地球の裏側では、私たち人間の身勝手な環境破壊の犠牲になっている様々な動物の死闘や苦境がありました。
あんなに動物達の生活に密着している映画は初めて見たけど、とても面白くて気づいたら映画の世界に引き込まれていました。いま私たち人間が環境のことを考え、行動しなければならないことを改めて気づかされました。動物目線で訴えられることにより、より事の重大さを感じました。
私は、ecoフェスタのキャンドルナイトと日本一小さい花火大会に参加しました。キャンドルナイトは意外と一般市民の方もたくさんの方が参加してくれていたのでびっくりしました。地元の大分のことでも、まだまた知らないことがたくさんあると感じました。良い経験が出来たし新たな発見が出来たので参加してよかったと思いました。(加藤茉里奈)
●キャンドルナイトが一番の印象
6月14日、府内のセントラルシネマで映画『earth』を観た。それは、世界中の動物の生態系、その関わり方についてだった。
私が印象に残っているのは、ライオンがゾウを、シロクマがセイウチを狩ろうとしていた場面だ。この2つは、自分より強い相手に立ち向かった結果、狩りに失敗していることが共通している。じゃあ、なぜ自分より強い相手を狩りの対象にしたのか、という疑問が出てくる。
普段なら絶対に手を出したりしない相手に、手を出さなければならないほど追いつめられていたからだ。ハイリスクだが、生理的欲求を満たすためには手段を選んでいられないほどまでに。私の生活にはそのようなことはまずありえない。お腹が空けば、歩いて最寄りのコンビニへ行けばすぐに食べ物でも飲み物でも手に入る。
また、アデリーペンギンやトナカイなど心癒される場面もあった。だが、それは私が命の危険に関わる状況に置かれるということがないことを前提に見ているからであって、絶対的な安全が確保されていなければ癒やしどころの話ではないと思う。
映画『earth』は、動物の生態系を通して、便利すぎる人間(日本)の在り方を問うように思われた。
19日のEcoフェスタにも行った。キャンドルナイト、世界一小さな花火大会、パフォーマンスなど、スタッフとしては参加していないがとても楽しめた。私はキャンドルナイトが一番印象に残っている。
キャンドルナイトも花火大会も素朴ではあったが、心温まるフェスタだったと思う。(吉岡仁美
)
●
6月14日、府内のセントラルシネマで「Earth」が上映された。映画のタイトルが「Earth」ということで、地球についてのどのような話なのか興味があった。
映画が始まり、私は次々に衝撃を受けた。動物たちの現状を目の当たりにした感じがした。北極の白クマ、チーター、ジャッカル、ゾウ、狼、トナカイ、みんな必死だった。必死に生きようとしていた。私はすごく心が痛かった。同じ地球に住んでいる私たち人間のせいで動物たちが苦しんでいる。苦しんでいるのは私たち人間ではなく何にも関係のない動物たち。そこが何とも言えなく辛かった。
これから私たちがどのように変わっていくかによって、これからの地球も変わると思う。1人でも多くの人に、この環境映画「Earth」を見てもらい、地球のことについて考えてもらいたい。地球温暖化などの環境問題の悪化の原因は、人間の無関心な考えだと思う。
そして私が一番にくい止めたいと思うのが、白クマの絶滅だ。地球温暖化の影響で、北極の氷が溶け始めている。その結果、白クマはうまく狩りができずにいる。このままでは2030年までに北極の白クマは絶滅してしまう、といわれているそうだ。
私たちのせいで、動物を絶滅の危機に追いやっているなんて考えられない。ものすごくショックだ。どうすれば防いでいけるのか、具体的な方法はまだよく分からずにいるけど、頑張って変えていきたい。考えていきたいなと思う。私はこの映画をみて、地球や自然に対する思いが変わった。この映画に出会えてよかった。(足立真世)
●罪悪感を感じた
6月14日、「earth」が上映された。地球温暖化によって水面が上昇し、北極の氷が溶けてきているというのは理解していた。しかし、私は温暖化対策を苦労してやったことは少ない。暑いと思えばエアコンをつけていた。
そんな日常を送っていた時にみたシロクマの飢え死にしていく姿は衝撃的だった。また、映画をみて、シロクマだけでなく、色々な動物が自然の中で生活しているのだと改めて気づかされた。ゾウの群れがわずかな水を他の動物たちと譲り合いながら飲んでいる。その姿が痛々しく思えた。動物達の世界を変えてしまったのは、人間である。人間の勝手な行いによって動物達は危険にさらされているのだ。
私は、映画の上映中に、何度も罪悪感を感じていた。その気持ちが温暖化をとどめる活動の始まりなのではないかと思う。映画を見終わった時に感じた気持ちを忘れないように過ごしていきたいと思う。(片岡史子)