「府内★学生Ecoフェスタ」公式ブログ●やってよかったな

6月19日、芸短大や大分大の学生らが中心となって行う「学生発!地域イベント」の第1回目、府内学生ecoフェスタが行われた。

先行イベントで6月14日に環境映画「earth」を見にセントラルシネマへ行った。主人公は地球上の動物たち。生きるための過酷な映像が映しだされていた。一番印象に残った場面があった。地球温暖化により、北極の氷が溶け、白熊は上手く狩りが出来ない。そのため、親子は食べるものがない。私達はお金があれば、お腹が減れば何か食べる物が買える。だが、自然界の動物たちは自分で食料を見つけなければいけない。今現在の私達が逆の立場になった時、私達は生き残れないのではないかと思った。

この映画を通して感じた事は、地球温暖化の根本的な原因は私達、人間だという事。「環境」の事など何も考えず、平気でゴミや排気ガスなどを出している。だが、それが現世界の現状。私達人間は、これからの地球の為に何をしていかなければいけないのか。私達に出された課題だなと思った。この映画を見て、改めて環境について考える事が出来た。

19日のメインイベントは、府内五番街商店街一帯で行われた。それぞれ各ゾーンとして、様々なイベントが用意されていた。

私は動画担当。フォークライブ「十三夜」の音楽・映像ゾーンへ撮影しに行った。「『東方神起』の誕生」について話を聞いた。韓国の音楽業界など、普段あまり聞けない細かい話をビデオに納める事が出来た。

情報発信ゾーンでは、キャンドルナイト・コンサートがあり、芸短大のサークルや大分大の人達が出ていた。府内五番街に響きわたる太鼓の音色、明るく元気なダンス、サーカスみたいなジャクリング、Mr.ChildrenのSignの手話、大分大によるバンド、高橋先生による生ギター演奏。どれも学校で見るのとはまた違う雰囲気だった。

夜は府内五番街商店街に3000個のキャンドルが所狭しに置かれていた。このキャンドルは環境サークルによる手作りキャンドル。使わない汚くなった、家庭用油などで作ったという。手作りキャンドルは綺麗な光のじゅうたんを作っていて、通る人は笑顔になっていた。
府内の公園アクアパークでは、日本一小さな花火大会(線香花火)が行われ、こちらでは綺麗な花が咲いていた。

1日がかりの大仕事だったけれど、やってよかったなと思えた。(井上舞華)

「府内★学生Ecoフェスタ」公式ブログ●「EARTH」と「キャンドルナイト」

6月19日に行われる、府内☆学生ecoフェスタの先行イベントとして、14日夜、映画「earth」がセントラルシネマで上映された。私は熊や象などの大きい動物が好きだから、「earth」という映画を楽しみにしていた。

映画が始まり、北の動物から南の動物まで、たくさんでてきた。しかし、この映画は私が想像していた以上に、内容の濃いものであった。氷のとけてしまった海を泳ぐ雄の熊、アザラシの群れに一匹で立ち向かっていく姿が私にはとても印象に残っている。熊といえば、大きく力強いイメージがあるが、体が弱っていれば狩りもできない。熊を飢え死にさせた原因は、私達人間にあると考えさせられる光景だった。

常に死と隣り合わせで生きているたくさんの動物たちを見て、このような状況にまで追い込んだのは、私達人間なんだろうと思い、責任を感じた。

19日のキャンドルナイトは、キャンドルの点火を行った。点火後に、五番街を見て歩いた。多くの店がエコについて考え、電気を消していた。その中に、明かりが灯ったキャンドルがたくさん並んでいて、綺麗だった。学生だけでなく、府内にいた多くの人々がエコについて考えたから、このキャンドルナイトができたと思う。

「earth」とキャンドルナイトを通して、環境について改めて考えようと思った。キャンドルナイトもエコ活動も、個人でやれば、地味なものだけど、大勢でやるととても達成感を感じられるものだと思う。使っていないコンセントを抜いたり、エコバックを活用したり、どんな小さなことでも心がけるようにしたい。

大自然で一生懸命生きている動物の姿を見て、私は大きな衝撃を受けた。少しでも多くの人に「earth」を見て欲しい。動物と人間が共にこれからも生きていくために、「earth」が伝えたかったことを心に留め、私がこれから何をすべきか考えたい。(山崎望実)

「府内★学生Ecoフェスタ」公式ブログ●私たちの知らないところで

私は、普段からどうして地球という星があり、私たちが存在しているのか不思議におもっていました。もし地球が存在していなかったら、と考えると恐ろしいです。こうして私たちが幸せに暮らせていることは奇跡なんだと思います。

しかし、こうして私たちは裕福に、幸せに暮らせていますが、私たちの知らないところで動物の過酷な戦いがくりひろげられていると、「earth」を見て知りました。もちろん、たべものがなく、日々戦っている人々もいますが、それ以上に厳しい環境にいる動物たちは、いつ死ぬかわからない死ととなりあわせの状態であり、今の私たちには考えられないなと思いました。

私たちは、食べるものもあるし、服もあり家もあり、危険なことから常に守られて生活しています。しかし、厳しい環境で生活している動物などは、安全な場所などないし、いつ自分が他の動物に襲われるかわからない状態で、食べるものも自分でとらないといけないし、いざとなったら自分の身は自分で守らないといけません。

ゾウを襲うライオンたちをみて、「ゾウがかわいそう」と思っていましたが、ライオンたちもライオンたちでゾウなど他の動物を食べないと餓死してしまいます。そんな厳しい環境を考えると、人間はかなり楽をしているなと思いました。

そんなに楽をしているのに、「死にたい」とか言ったり、自分の命をそまつにする人がいます。私はそう考える人たちが考えられません。動物はただいる生き物ではありません。動物だってしゃべれないけど、日々生きたいと思っています。だから獲物をとったり、自分の身を守ったりするんだと思います。そんな動物たちを平気で殺したりする人たちも考えられません。

わたしたちは地球に感謝して、私達だけの地球ではないので、他の生き物にも住みやすい地球をつくることが、わたしたちにできる地球への感謝の気持ちだと思いました。(徳脇万里絵)

「府内★学生Ecoフェスタ」公式ブログ●暑さも吹っ飛ぶ

映画「earth」を観て、私は地球の危機について深く考えさせられた。自然破壊の進行が現在も進んでいる中で、現代の私達人間はのんびりと生きている。それと比べて他の生き物はどうだろう。水を求めて旅をするゾウ、餌を獲る事も困難なホッキョクグマ…多くの生き物が温暖化の影響を受けている。

私たちが車を運転したりエアコンを使用したりしている事が、動物たち、更には地球をも苦しめているのである。この問題について、私はあまり考えた事がなかった。しかし今回の映画で訴えかけられて、私自身も地球について考え直すべきだと思った。

私たちが住む地球だからこそ、私たちが動かなければ地球は変わらない。そんな事を感じる事が出来る良い機会であった。まずは自分でも出来る事、例えば電気の使用を減らすだとか、なるべく自転車や徒歩にするだとか、その辺をよく考えて生活することが大事だと思った。

6/19に府内で開催された「府内★学生ECOフェスタ」では、私は当日ボランティアとして参加した。最初は出店する方のお手伝いとしてテント張りをした。陽射しが強い中多くの方が参加されていて、私は市内に住む人間としてとても嬉しく思った。

午後からは無料での石鹸や花の肥料配りに参加した。牛乳パック20個で1ロールのトイレットペーパーの交換なども行っており、多くの方々に沢山の牛乳パックを持って来て頂いた。花の肥料を配る時には、「ありがとう」と言って頂き、私は暑さも吹っ飛ぶ位の元気を頂いた。この言葉こそが「参加して良かったな」と思う瞬間だと思った。

私は今までにボランティアに積極的に参加した事がなく、エコについてのイベント等の活動が沢山ある事を知らなかった。そして今回を通じて様々な活動に参加していきたいと思った。(清鶴千穂)