7月12日の「情報発信特講」では、野菜ソムリエの佐藤藍華さんが『美容と健康』というテーマで講演を行った。
佐藤さんは大分東洋ホテルで、料理に添える野菜を選んだり、メニューを提案したりしている。
野菜ソムリエは、果物や野菜の魅力を伝える仕事だ。講演のテーマ「美容と健康」。年頃の私たちには、たまらない言葉である。佐藤さんが持参してきた可愛らしい野菜に目移りしながら、話に耳を傾けた。
1日の摂取量として野菜は350グラム、フルーツは200グラムとるのが理想という。思わずメモをとる。スーパーにある一般的な野菜についての知識も教えてくれた。
トマトは、身体をサビさせない作用がある。トマトとオリーブオイルは相性が抜群だという。トマトは食卓によく登場するし、弁当には決まって華をそえてくれる。そして、夏野菜としてキュウリの名前が挙がった。
ところが、トマトとキュウリは相性が合わないという。トマトのビタミンCが、キュウリのアストロビターゼという物質に吸収されるのだ。
トマトを食べて満足していた私は、必ず一緒に、スライスされたキュウリをモシャモシャ食べていた。驚きの知識だった。
じゃがいもはビタミンが豊富で、フランスでは「大地のリンゴ」と呼ばれている。あのゴロゴロとしたじゃがいもからは、ジューシーなビタミンの感じはしない。じゃがいも、やるな!と思った。
他にキャベツやみずな、キュウリやナス、カボチャの知識を教えてくださった。
次に、保存方法を教えてもらった。ほうれん草やアスパラガスなどは、生えている状態と同じように、冷蔵庫に立てて入れる。アスパラガスを買ったら、ぜひ、アスパラガスのアトリエを冷蔵庫で開きたい。
ホテルに勤めてよかったことは?との質問に、佐藤さんは「色んな職種の方に会えることです」と語った。
私にとって印象深かったのが、「食べるのに、ここを選んでくれた。それだけで、嬉しいし、おいしいと言ってくださる笑顔がすきです。『ありがとう』という言葉に飽きることはないです」とにっこりしながら、話してくれたことである。
自分の道を貫く強さがあり、誰もがほっこりとした気持ちになる佐藤さん。その笑顔に私は魅了された。これから自分の道を切り開いていく私たちに、野菜がパワーをくれるだろう。(櫻井奈菜子)
佐藤さんは大分東洋ホテルで、料理に添える野菜を選んだり、メニューを提案したりしている。
野菜ソムリエは、果物や野菜の魅力を伝える仕事だ。講演のテーマ「美容と健康」。年頃の私たちには、たまらない言葉である。佐藤さんが持参してきた可愛らしい野菜に目移りしながら、話に耳を傾けた。
1日の摂取量として野菜は350グラム、フルーツは200グラムとるのが理想という。思わずメモをとる。スーパーにある一般的な野菜についての知識も教えてくれた。
トマトは、身体をサビさせない作用がある。トマトとオリーブオイルは相性が抜群だという。トマトは食卓によく登場するし、弁当には決まって華をそえてくれる。そして、夏野菜としてキュウリの名前が挙がった。
ところが、トマトとキュウリは相性が合わないという。トマトのビタミンCが、キュウリのアストロビターゼという物質に吸収されるのだ。
トマトを食べて満足していた私は、必ず一緒に、スライスされたキュウリをモシャモシャ食べていた。驚きの知識だった。
じゃがいもはビタミンが豊富で、フランスでは「大地のリンゴ」と呼ばれている。あのゴロゴロとしたじゃがいもからは、ジューシーなビタミンの感じはしない。じゃがいも、やるな!と思った。
他にキャベツやみずな、キュウリやナス、カボチャの知識を教えてくださった。
次に、保存方法を教えてもらった。ほうれん草やアスパラガスなどは、生えている状態と同じように、冷蔵庫に立てて入れる。アスパラガスを買ったら、ぜひ、アスパラガスのアトリエを冷蔵庫で開きたい。
ホテルに勤めてよかったことは?との質問に、佐藤さんは「色んな職種の方に会えることです」と語った。
私にとって印象深かったのが、「食べるのに、ここを選んでくれた。それだけで、嬉しいし、おいしいと言ってくださる笑顔がすきです。『ありがとう』という言葉に飽きることはないです」とにっこりしながら、話してくれたことである。
自分の道を貫く強さがあり、誰もがほっこりとした気持ちになる佐藤さん。その笑顔に私は魅了された。これから自分の道を切り開いていく私たちに、野菜がパワーをくれるだろう。(櫻井奈菜子)