論理療法(REBT)② ABC理論
皆さん、こんにちは。おひさしぶりですね。夏間近となりましたが、
いかがお過ごしですか。ずいぶん長い間このブログをお休みしていましたが、
ようやく再開です。引き続きよろしくお願いいたします。
今回は連載休止前の予告通り、論理療法(REBT)の主要となる理論
「ABC理論」についてお話ししたいと思います。
まずは上の図を見てください。一番上のオレンジの列を見てみると、
ある出来事(A)が起こりそれに対して、ある考え方・感じ方(B)をします。
その結果(C)悩みが生まれると考えてみましょう。そのとき、
(B)である考え方や感じ方は、前回学んだイラショナル・ビリーフとなります。
そのイラショナル・ビリーフ(非合理的な信念)に反論(D)をしかけ、
考え方や感じ方(B)をラショナルビリーフ(合理的な信念)に
変えていきます。図で言うとブルーの部分ですね。
その結果(C)悩みが解消され、穏やかな気持ちでいられる効果(E)が
得られるということになります。なんとも分かりやすく、明快な理論ですよね。
ABC理論という名称も、アルファベットの始めの3文字でありながら、
その意味がきちんと理論とひもづいているのもとてもユニークですね。
さらに、反論(D)と効果(E)を含めて「ABCDE理論」と呼ぶこともあります。
ABC理論とは何かを学ぶだけでも、思わずニヤリと楽しくなってしまいますが、
深い悩みを抱えている場合は、そうはいきません。「そんなふうに考え方を
変えられるなら、とっくにやってるよ」と思ってしまうこともあるでしょう。
実際のカウンセリング場面では、ABC理論を念頭に起きながらも、
クライエントに寄り添うようにセッションを深めていったり、
宿題(ホームワーク)に取り組み、課題解決を目指すことが多いようです。
皆さんも、自分のイラショナル・ビリーフに気づいたら、
ラショナル・ビリーフに変えていけるよう、ABC理論を生かしてみてくださいね。
いかがお過ごしですか。ずいぶん長い間このブログをお休みしていましたが、
ようやく再開です。引き続きよろしくお願いいたします。
今回は連載休止前の予告通り、論理療法(REBT)の主要となる理論
「ABC理論」についてお話ししたいと思います。
まずは上の図を見てください。一番上のオレンジの列を見てみると、
ある出来事(A)が起こりそれに対して、ある考え方・感じ方(B)をします。
その結果(C)悩みが生まれると考えてみましょう。そのとき、
(B)である考え方や感じ方は、前回学んだイラショナル・ビリーフとなります。
そのイラショナル・ビリーフ(非合理的な信念)に反論(D)をしかけ、
考え方や感じ方(B)をラショナルビリーフ(合理的な信念)に
変えていきます。図で言うとブルーの部分ですね。
その結果(C)悩みが解消され、穏やかな気持ちでいられる効果(E)が
得られるということになります。なんとも分かりやすく、明快な理論ですよね。
ABC理論という名称も、アルファベットの始めの3文字でありながら、
その意味がきちんと理論とひもづいているのもとてもユニークですね。
さらに、反論(D)と効果(E)を含めて「ABCDE理論」と呼ぶこともあります。
ABC理論とは何かを学ぶだけでも、思わずニヤリと楽しくなってしまいますが、
深い悩みを抱えている場合は、そうはいきません。「そんなふうに考え方を
変えられるなら、とっくにやってるよ」と思ってしまうこともあるでしょう。
実際のカウンセリング場面では、ABC理論を念頭に起きながらも、
クライエントに寄り添うようにセッションを深めていったり、
宿題(ホームワーク)に取り組み、課題解決を目指すことが多いようです。
皆さんも、自分のイラショナル・ビリーフに気づいたら、
ラショナル・ビリーフに変えていけるよう、ABC理論を生かしてみてくださいね。