金八先生の脚本家「小山内美江子」先生が
お亡くなりになりました
2001年の秋の事
裕子が患った病との闘いが始まって間もなく
金八先生のシリーズが始まりました
私が裕子の病院から帰ると
次男坊が慌てて私に
大変だよと…
「金八先生の息子幸作が
お姉と同じ病気になったんだよ」
「お姉 このドラマ観るよきっと」
それは大変だ
もしも幸作を死なせたら…
無謀にも私
脚本家である小山内先生に手紙を書いたのです
「娘が同じ病と闘っています
どうか幸作さんを死なせないで下さい」
そんな内容でした
とにかく
このドラマを娘が観ていたらと思うと…
希望を持てる内容にして欲しかった
そんな22年前を思い出しました
娘と幸作くんは「悪性リンパ腫」でした
確か幸作くんは亡くなりませんでした
その時に幸作くんが手にした本「空への手紙」を知り
翌日 新宿の本屋さんをぐるぐる巡って
その本を探しました
ようやく探し当て早々に読むと
それは亡くなった我が子に宛てた手紙集でした
私は疑問でした
何故病と闘っている人に
こんな本を読ませるの??
その後
娘は亡くなり
あの時の「空への手紙」が
私を助けてくれました
小山内美江子先生の御冥福をお祈りします
主人が畑に植えたあやめが
今年も見事に咲いています