行き着いた先は、
初めて見る場所。
やっぱりタイムマシンじゃなかった。
フトゥー博士、すげえな。
ヘザーが記してた最奥の更に奥まで
ちゃんとエレベーターを繋げてただなんて。
ブライア先生のテンションの高さに対して
呆れ顔のゼイユ
私、ゼイユ姉さんがツッコミのポジションに着くとは思わなかったよ。
スグリ君が見る方向には
机と大量の書物。
洞窟に似つかわしくない備品だな。
こんな場所にそんな代物を放り投げられる人は
フトゥー博士しかいないでしょ。
「かの有名な」って言うってことは、
ゼロラボをフトゥー博士が管理してたことは
ブライア先生に伝えてない…？
ここに辿り着くまでに、
フトゥー博士の物品は
沢山見てきただろうに。
いやそもそもさっき
ラボの書物だって見てたじゃん。
ここでタイトル回収。
ゼロの秘宝は、テラパゴスのことで、
各地のテラスタル現象は全て
このテラパゴスの影響である…と。
そして何より恐ろしいのはこの先
全てのタイプを混合させたテラスタイプと
レイドバトルする事が確定してること。
そんなチートありかよ。
フトゥー博士は、バイオレットブックに記している事を全て調べて、
更に、記していないことまでも事細かに調べて記録してくれてたんだね。
今更ながら、凄い人だったんだな。
ペパーに見せてあげたいよ。
スグリ君は、テラパゴスの素晴らしさを知って
更に執着が募った模様。
主人公、この眼差しから察するに
「スグリ君、早く出会えて捕まえられればいいね」
って思ってるよね。
私もさっきまでそう思ってたけど、
ステラなんて厄介そうなテラスタイプを
果たしてスグリ君が使いこなせるのだろうか…
ちょっとゼイユ姉さん
怖いこと言わないで
フラグじゃないよね？
いっそ持って帰れば…と言いたいところだけど
トップが許さないだろうな。
早く会いたい気持ちも分かるけど、
ﾏｱお待ちなさいな。
ちゃんと机も調査しないとね。
”概要とステラ”は、
先ほどブライア先生が見てた内容。
そして”ゼロの大空洞”について
今いるこの場所のことを
”ゼロの大空洞”と呼ぶらしい。
そういえば、レホール先生の授業で
↑レホール先生、この空間を知ったら狂喜乱舞だろうな…
パルデアの大穴が誕生したのが約100万年前だから、
大空洞は更に昔に出来たって事だよね。
最後の崩落がいつなのかは分からないけど、
これ、エリア内での激しいバトルは
止めた方がいいのではないだろうか。
やだよこんな場所で埋もれるとか。
あと、”メモ”というものが謎。
？？？
東方の地？池？
白い本？
ここにきて新キャラ？
変なところで文が切れてしまってる。
…これから分かることなんだろうか。
それ以外に気になる資料は無いので
出発しましょうか。
前へ進むと、大きな結晶が
道をふさいでいる。
綺麗な喩え方するじゃない。
これを花…花ねえ…
…花か？
どちらにせよ、
この結晶を退かさないことには
先には進めず。
あと三文字頑張ってくれよ
ボールの中で泣いてるぞ。
結晶に攻撃して粉砕する案を
ブライア先生が慌てて制止してきた。
強引に破壊すれば何が起きるか分からない。
とのこと。
まあ、それ以前に何度も崩落が起きてるらしいから
あまり乱暴には扱えないよね。
代案を練っていたら
近くに野生のテラスタルを発見。
あのキラフロルを倒せば
道を塞いでる結晶が消える流れは見えた。
ただ、あのテラスタル
いつものとは様子が違う。
確かにいつも以上にキラキラしてるように見える。
…もう、ステラと戦わされるの？
キラフロルに近づこうとするブライア先生を
ゼイユ姉さんが慌てて止める。
先生、非戦闘員なのか
ゼイユ姉さん、先生の用心棒だったんだろうな。
なんで連れ回されてたのか、ようやく分かった。
ブライア先生がポケモンを所持していないなら
3人の誰かが戦わなきゃならない。
そしてこういうとき
ゼイユ姉さんが率先して動かないのは分かってる。
ちょっと姉さん、
弟に気を遣いすぎじゃありません？
別に、スグリ君元気だけど。
むしろ滾っちゃってるから
戦わせてクールダウンさせといたほうが…
はいはいはいわかりましたよ戦いますよ。
こンの、こじらせ姉弟が
さあ、ステラタイプのお披露目ですよっと
すげーーー
全タイプのマークが
輪っかになってるんだーー
全タイプといっても、
弱点や無効技なんかは特に変更なく。
普通に倒せました。
ステラとは一体…？
予想通り、
キラフロルを倒した後、
道を塞いでいた結晶は消滅。
多分、この後に何体かと戦わされるだろうから、
そこでステラの特性と弱点が把握できれば良いな。
何も知らないままテラパゴス戦は怖い。