それでもスグリは友達 パルデアへ 1 | Mokhaの日常

Mokhaの日常

ヤプログからお引越ししてきました。

教室には、

ブライア先生一人。

あれ、お客さんは?

 

 

カキツバタは、

ちゃんとスグリ君を引っ張ってきてくれてる。

 

 

”お客さん”は、入れ違いで校内見学に出てしまったので

先にブライア先生から今回の説明をしてくれるとのこと。

 

 

そんな様子を呆れつつも

後に付いていくゼイユ姉さん

 

ここで二人残されるのは気まずい

どう話しかければ良いかわからない。

 

私もさっさと席につきましょうかね。

極力スグリ君から離れた壁側とか。

 

移動しようとしたところを

先生に呼び止められた。

 

 

傷抉りマシン2号!!!!

おいやめろやめろ

今一番触れて欲しくない話題なんだよそれ!!

 

 

デリカシー皆無かよこの教師

そんな笑顔で言われても素直に喜べないっての。

 

 

ほらああああああああ

スグリ君に影が!!

スグリ君に影が差してる!!

やだやだ早くお客さん戻って来てよ!!

 

流石にゼイユ姉さんが

制止してくれた。

 

 

学外研究中にゼイユ姉さんから話は聞いてたのかな。

主人公を前にして熱くなってしまったけど、

ちゃんと冷静に謝罪してくれた。

 

 

全員着席して、早速本題。

ブライア先生との課外調査へ

一緒に来て貰いたいとのこと。

 

 

やっほう、パルデアに戻れる!!!

ペパーたちの顔が見れる!!

 

 

ブライア先生、立ち入り申請の許可が下りたんですって。

名目上は、テラスタルの結晶を採取しに行く…という事になってるけど

先生の野望は、それだけではない。

 

 

テラパゴス

バイオレットブックに書いてあった

伝説のポケモンだね。

 

俯いてたスグリ君が

このワードに顔を上げた。

 

 

ずっと浮かない顔で調査に同行されるよりはマシだけど

伝説ってワードに反応するの、

凄くよくないと思うんだよなあ。

 

 

話の途中で

来客が戻ってきた。

 

 

まさかのトップ

てっきりクラベル校長が来るのかと思った!!

 

 

って、

チリちゃああああああん!!!

眼鏡仕様だし!なにこれ、なにこのサービス!!

四天王は2度と会えないと思ってたのに!!!

 

 

 

交換留学中ということは

耳に入ってなかったみたい。

あれ、アカデミーの理事長ですよね?

 

 

マジお前、

余計なこと言うんじゃないよ

 

ブライア先生はともかく、

トップは学園外の人間なんだって、

純粋に「それは素晴らしい!」とか言っちゃうんだって。

主人公の後ろに倒された人間がいるのに気まずいんだって。

 

 

なぜトップが来てるのかと言うと、

リーグと大穴は、ちゃんと関係があるから。

ポケモンリーグはパルデアの大穴の管理を担っているのだそう。

でも、数十年前はエリアゼロ研究の支援を行っていたとのこと。

 

あー、だからトップは大穴にしか生息してないキラフロルを所持してたのか。

パルデアリーグのチャンピオン戦でキラフロル出してきたとき焦ったもの。

 

 

今の大穴は、基本的には立ち入り調査を許可しておらず

一切遮断している状態だったのだけど、

最近、大穴に生息しているポケモンが

外に出てきそうになる事態が発生した為、

再調査を行う必要が出てきたと。

 

 

”出てきそう”っていうか

実際、出てきちゃってたしね。

 

リーグ側は調査したいけど、

パルデア地方では皆さん多忙で人材の捻出が難しい。

だから、予てから立ち入り申請をしていたブライア先生に白羽の矢が立ったと。

 

 

同行を強制してこないの、優しいね。

まあ、ゼイユ姉さんは有無を言わさず連れてかれるんだろうけど。

 

一方、カキツバタは同行を辞退。

 

 

リーグ部をどうにか立て直してくれそうな予感。

スグリ君が不在にしてる今がチャンスだよね。

さすがカキツバタ!

 

それに対して

「行くのが面倒なだけでしょ」と

水を差すのはゼイユ姉さん。

いやそんなまさか…

 

 

正解だったのか。

まあそうよね、

そもそもバトルが好きなのであって

勉強は…だものね。

 

カキツバタは大穴に興味が無くても、

スグリ君は別。

 

 

ねー、元気になったはいいけど

また悪い方向に開眼しちゃってるーー

 

 

「今度こそ」

愛しのオーガポンは手に入らなかったから

代わりの子をご所望ですかスグリ君。

いや、うん。まあ…いいんじゃない?

 

というわけで、

パルデア大穴へは4人で行くことに。

 

 

ブライア先生大丈夫かな…

熱が入ると他のことが見えなくなりそうだし

ちょっと怖いんだよな…