BAILEの雑記 -2ページ目

Divorced,Desperate and Delicious -Christie Craig

Divorced, Desperate and Delicious (Love Spell C.../Christie Craig
¥656
Amazon.co.jp



sao☆-STORY-sao☆

Chase Kellyは崖っぷちにたたされていた。同僚に濡れ衣を着せられた上にこの汚職刑事の手によって命を絶たれようとしている。橋の淵に立たされ銃口を向けられた彼にはもはや逃げ道は一つしかない。一か八かで彼は川に飛び込んだ…。

Lacy Maguireは平凡な一日を送るはずだった。だが、2月にも関わらずジングルベルのBGMを背景にトナカイの衣装に身を包んだ愛犬の写真を撮ったり、娘の性生活に首を突っ込む母親や一年前に分かれた浮気性の元夫にしつこく付きまとわれる彼女の一日は"平凡"とは程遠い。おまけに、突如裏庭に指名手配犯が現れた…


読書中-REVIEW-読書中

やっぱり彼女の作品は私好みだ!と実感した1冊。
前回の『Don't mess with Texas』に続き、こちらもユーモアたっぷりな作品。


Chaseは2ヶ月前に新しくパートナーを組んだZekeによって麻薬所持及び殺人容疑の罪に問われてしまいます。川に飛び込んだ後に行方がわからなくなっているChaseに関して、世間やメディアでは彼の死亡説が濃厚に。その間、彼は偶然辿り着いたLacyの家に身を潜め、彼の元パートナーで親友でもあるJasonの協力を得ながら何とか自分の無罪を晴らそうと事件の真相解明に全力を注ぎます。

Lacyは決して恋多き女性ではなく、過去に真剣交際した男性は2人。それぞれ婚約・結婚まで進んだものの、浮気をされたり性生活に不満が生じ破綻に。母や祖母に離婚暦が多いことから、自分も同じ道をたどる運命にあるのだと決め付けているLacyは、これ以上恋愛で傷つくのは御免だと男性と深く関わることを拒むのですが、まぁ実際はそううまく事が運ぶわけもなく、意に反してどっぷり恋に落ちてしまいます。
一方のChaseも妻を病気で亡くした過去にまだ胸を痛めていて、愛する人を失うという過酷な経験を二度とするまいと、カジュアルな付き合いだけにとどめようとするのですが、こちらもそうは問屋が卸さないのがロマンスの掟(笑)


前回読んだ『Don't mess with Texas』同様、この作品でも大勢の登場人物達が一同集結してブッ飛びな会話が展開される場面があり本当に楽しめました。
「あの元夫ともまた寝ちゃったの?」「“も”ってことは私のプラマーも寝取ったの?」「この“エレベーター・フリーク”が!」「それよりあなたバスローブ裏返しよ」…
←この部分だけ読んだら何のこっちゃサッパリですが(笑)本当にテンポよく会話が進みページをめくる手がとまりません。

またサブキャラの新たな恋の始まりを匂わせる感じや、女友達の間で繰り広げられるぶっちゃけトークも読み応えあり☆


この作品はDivorceシリーズ3部作の1作目。
Lacyの親友でもあり“離婚同盟仲間”のSueとKethyがそれぞれヒロインとなって続編が展開されます。
ということで、さっそく2作目の『Divorced, Desperate and Dating』をMy Kindleにダウンロード済み。
また今夜も読書で夜更かししてしまうかも♪



王冠-OVERALL RATING-王冠

  ★★★★★

『Don't Mess with Texas』-Christie Craig

Don’t Mess with Texas/Christie Craig
¥492
Amazon.co.jp


sao☆-STORY-sao☆

ニッキー・ハントは今日ほど最悪な夜を知らない。1年前に別れた浮気性の夫に話があると高級レストランに呼び出されたが、ろくに話をしないまま約200ドルの勘定書とともに一人店に置き去りにされた。実は元夫に復縁を迫られたら承諾しようと密かに考えていた。彼に対する愛情はなく、全てはお金のため…道理に反すると分かってはいたが、経済的に窮地に追い込まれていた彼女にはそれしか方法が見つからなかった。しかしその唯一の選択も“置き去り”という形であっさり打ち砕かれ途方にくれるニッキー。浮気した上に食事代まで押し付けるなんて…「あの男、もう殺してやりたい」怒り心頭の彼女はそうつぶやきながら車のトランクを開けた。すると、そこには元夫の死体が横たわっていた。なんてこと… いまやニッキーは無一文なだけでなく、殺人容疑者にもなってしまったのだ。


読書中-REVIEW-読書中

私にとって初Christie Craig本でしたが、即My Favに仲間入り♪ テンポが良くユーモラスでwittyな会話が楽しめる作家としては個人的にJill Shalvisがお気に入りだったのですが、Mz. Craigはその座を奪う勢いかもしれません(笑)この作者の本はまだこの1冊を読んだだけなので、作風を判断するのは早いかもしれませんが、とりあえず今作に関していえば超好みの1作。

元夫の殺人容疑で濡れ衣を着せられそうになっているヒロイン・ニッキーと、その彼女の無罪を何とか証明しようとするヒーロー・ダラス。刑事の職を離れた後、個人探偵(PI)として活躍するダラス自身も実は過去に冤罪の経験があるので、ニッキーの気持ちが人一倍理解できる立場にあります。

この作品では、メインのH/Hのロマンスとサスペンスだけでなく、ヒーローの兄&その妻の結婚再建も同時進行するのですが、そのバランスがとても良いです。「そういえばあっちの2人はどうなったんだろう?」って思ったときに、タイミング良くシーンが切り替わり、また甘~いシーンの後にミステリアスな要素が出現する。まさにPage turner。

ヒーローの兄夫婦の抱えていた問題はとても辛いものでしたが、最後に2人が歩み寄り一緒に前へ進もうとする様子には心を打たれました。またH/Hのそれぞれの家族や仲間もとても愛らしくて、大勢がいっせいに喋り出そうとするシーンは、まるでコメディ映画を見てるように描写がリアルで思わず声をだして笑ってしまいます。

どこかのサイトのレビューで「図書館で読むのはおススメしない」と誰かが書いていましたが、まさにその通り。個人的には電車の中とかも控えた方が○と思います(笑)


話の内容として、ロマンスに限っては一話完結ですが、ヒーロー及び彼のPI仲間2人が冤罪を被ることになったドラッグ絡みの事件の真相については殆ど解明されていないまま…。ということで、今後、残る2人のPIがそれぞれ主人公となる続編が出て、恐らく3作目(最終巻)でこの事件の全てが明らかになるんだろうと思います。

が、次回作(シリーズ2作目)の発売予定日がなんと2012年9月!な、長い…。



王冠-OVERALL RATING-王冠

  ★★★★★













『No Place to Run』-Maya Banks

The Darkest Hourに続く、KGIシリーズ2作目。


No Place to Run (A KGI Novel)/Maya Banks
¥656
Amazon.co.jp




sao☆-STORY-sao☆

KGIのミッションの一環としてメキシコで秘密捜査中、SamはSophieという女性と出会った。情熱的な時を過ごしお互い気になる存在となりつつあったものの、SamはSophieの元を去らざるを得ない状況となる。彼女のことが気がかりだったSamは携わっていたケースが一段落してすぐSophieの元へ戻るも、時すでに遅し彼女は完全に姿をけしていた。気になりつつもなすすべなく悶々とした日々を過ごしていたある日、突然Samの家の敷地内のドックに意識不明の女性が流れ着いてるのを発見する。女性の顔を確認したSamは驚いた。5ヶ月前にメキシコで出会ったSophieだったのだ。それだけではない、彼女のお腹には彼の子供が宿っていた…


読書中-REVIEW-読書中

前作よりもアクション&サスペンス要素が強くなっています。

Kelly家の頼もしい長男Sam。女性がうっとりしてしまう完璧なタフな体の中には、強く責任感がありそれでいて優しく弱者をみたら放っておけないまさに“ヒーロー”にふさわしいキャラクターが。

一方のヒロインSophieも独立していてとても芯の強い女性。

そしてこのシリーズ全てに共通していえるのは、Kelly家の家族の絆がとてもすばらしいということ。

前作で一家が引き取り面倒をみることになったRusty。過去に辛い経験をし家族愛というものを知らない彼女は初め心を閉ざしたままで、時には皆からの好意を仇で返すような態度に出てしまい、Kelly兄弟から反感をかってしまうこともあるのですが、シリーズにわたり少~しずつその溝が埋まっていき、今後この点の展開も気になるところ。

well-pacedなミステリーとH/Hのロマンスや心情描写のバランスが良い1冊です。




王冠-OVERALL RATING-王冠

  ★★★★★