日本国のまやかしの歴史㉑ 最後の裏技「指揮権発動」 ⇒ 与党の幹部はアウトローもOK | 鳥頭三太郎の生活と意見と愚痴とぼやき及び鳥頭日記あるいはオポッサムの遠吠え且つ懺悔録または自己批判文及び居酒屋談義あるいは備忘録

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 故佐藤栄作氏は、1964年11月9日 から1972年7月7日まで自民党総裁・総理大臣を務めた政治家ですが、実はかなり暗い過去を持っています。

 

 

 

 

 

 1954年の「造船疑獄」で、当時吉田内閣の与党であった自由党の幹事長だった佐藤栄作氏は、収賄罪容疑で逮捕寸前のところを犬養健法務大臣の指揮権発動により救われました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 その後、政治資金規正法違反で在宅起訴されましたが、「国連加盟恩赦」で免訴となるという強運の持ち主でした。

 

 

 

 

 佐藤栄作氏は、逮捕・起訴されて裁判になれば、おそらく有罪になっただろうと推測されているくらい真っ黒けだったようですが、その後も政治家として活動を続け、1964年にはなんと首相になってしまいました。

 

 

 

 

 政府与党の幹部はアウトロー行為をしても逮捕されないし、政治生命に影響を与えないという悪しき前例を作った怪人ですが、1974年にノーベル平和賞を受賞し、当時の日本国民の多くが不思議がるという謎の人物でもありました。

 

 

 

 

 

 首相在任当時、ベトナム戦争に米軍基地や物資の提供などで積極的に協力していた佐藤栄作氏は反戦運動家に批判され続けていたので、ノーベル平和賞受賞は、日本国民の多くにとっては不可解な謎を突きつけられたような感じがしたようです。

 

 

 

 

                ありがとうございます