日銀が米国を上回る6%くらいまで政策金利を引き上げれば・・・ | 鳥頭三太郎の生活と意見と愚痴とぼやき及び鳥頭日記あるいはオポッサムの遠吠え且つ懺悔録または自己批判文及び居酒屋談義あるいは備忘録

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 私の日々思うことや、見た映画や読んだ本の感想や、ネットで見つけた情報なんかを皆様にお知らせしようと思います。
 なお、私のいうことにはいろいろ間違いもあると思いますので、100%信用してしまわないよう気を付けてください。

 現在の円安を止めるにはインフレ率を上回る政策金利への利上げをすることが唯一の対抗策でしょう。

 

 

 

 

 しかし、日銀は金利据え置きを発表しました。

 

 

 

 

 

 この後円安はさらに進み、今日160円に達しました。

 

                      (日足)

 

                     (時間足)

 

 

 

 

 160円に達した時点で円買い介入した(財務省神田財務官はノーコメント)みたいで、155円まで円高になりましたが、現在は157円近くに戻っています。

 

 

 

 

 

 低利の日本円で資金調達して米国等の高金利国で資産運用する円キャリートレードの規模が昨年末の段階で20兆ドル(現在のドル円レートで約3000兆円)規模に達しているらしいです。

 

 

 

 

 

 円買い介入は一時的に円高にするだけで、すぐに円安方向に戻ります。

 

 

 

 

 日銀が政策金利を上げれば円キャリーしている金融業者にダメージを与え、強烈な外貨⇒日本円の巻き戻しが起こり、円安から円高方向へと変わるでしょう。

 

 

 

 

 しかし、日本国債(正確には「政府債」)の発行額がGDP比250%を超えていますので、金利を上げると政府は利払い費でお手上げになってしまいます。

 

 

 

 

 自国通貨高で破綻した国は歴史上皆無ですが、通貨安で破綻した国はたくさんあります。

 

 

 

 

 

 

 

 どうせ最終的に破綻するのなら、いっそのこと、米国を上回る6%以上の金利にいきなり利上げしてみたらいいのでは?

 

 

 

 

 金融自爆テロみたいなものですが・・・。

 

 

 

 

 まあ、日銀総裁や幹部がそんなことを口にしたら下山事件のようなことになるのかもしれません。

 

 

 

 

 

 生物の自己保存本能からみて、誰にもできないでしょう。

 

 

 

 

                ありがとうございます