日本語の欠陥なのか、日本列島には現実に存在しないはずのものがたくさんあります | 鳥頭三太郎の生活と意見と愚痴とぼやき及び鳥頭日記あるいはオポッサムの遠吠え且つ懺悔録または自己批判文及び居酒屋談義あるいは備忘録

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 私の日々思うことや、見た映画や読んだ本の感想や、ネットで見つけた情報なんかを皆様にお知らせしようと思います。
 なお、私のいうことにはいろいろ間違いもあると思いますので、100%信用してしまわないよう気を付けてください。

 YouTubeを見ていると「今の現状」という変なことを言うのが結構いるのですが、「現状」というのは「現在(=今)の状況」のことだと思うのですが、私が間違っているのでしょうか?
 
 
 
 
 今(いま)というのは訓読みですから「和語」で、「現状(げんじょう)」というのは音読みですから「漢語(昔の中国語)」ですので、意味的には重なっているのですが、別の語という感じがするのでしょうか?
 
 
 
 

 私が正しいとすると、「今の現状」というのは「今の今の状況」ということになっておかしいのではないかと思いますけど・・・。

 

 

 

 

 また、世の中には「過疎市」というおかしなものがあるのですが、平成の大合併以前にはF県のT市だけだったのが、平成大合併で増えたそうです。

 

 

 

 

 ネットで調べてみると、なんか最近になって都市計画法等を変えてごまかしているようなのですが、元々都市計画の対象は市に限られていたはずです。

 

 

 

 

 市(≒都市)は、人口密度が高いので都市計画が必要ということで都市計画法の対象になっていたということだったはずなのですが・・・。

 

 

 

 

 都市計画法の対象(=人口密集地)で「過疎地域の持続的発展の支援に関する特別措置法(旧 過疎地域自立促進特別措置法(旧 過疎地域対策緊急措置法))」の対象になる過疎地というのは矛盾しています。

 

 

 

 

 最新の法律は間にひらがなを入れて日本語っぽくしてますが、以前のは全部漢字なのでほぼ漢語(昔の中国語)ですね。

 

 

 

 

 それはさておき、「人口が密集している過疎地」というか「過疎対策が必要な人口密集地」という、現実にはあり得ないはずのモダンポエムのようなところが法律上は存在しています。

 

 

https://www.joho.tagawa.fukuoka.jp/kiji0032934/index.html

 

https://www.joho.tagawa.fukuoka.jp/kiji0032041/index.html

 

 

 

 

 「過疎債の適用地=過疎地」なのですが、「全市域が都市計画の対象地=都市」ですから、「過疎都市=過疎の人口密集地」という現実にはあり得ないはずのもの(ユートピア)が、なぜかF県には現実に存在しています。

 

 

 

 

 

 なんか将来痛い目にあいそうですが・・・。

 

 

 

 

 

 過疎対策は総務省(旧自治省)の担当で、都市計画は国土交通省(旧建設省)の担当という縦割り行政の結果、「右手のしていることを左手は知らない」という現象が生じて、世にも珍しい「過疎の人口密集地」が誕生してしまったようです。

 

 

 

 

 

 

 例(たと)えて言えば、「どんな盾(たて)をも突き通すことができる矛」と「どんな矛(ほこ)でも突き通すことができない盾」が法律上は存在するということです。

 

 

 

 

 

 かとおもうと同じF県のK市は、市なのに町村レベルの準都市計画区域で、やはり過疎地域該当の「過疎市」です。

 

 

 

 

 

 

 隣のI市もやはり「過疎市」です。

 

 

 

 

 

 

 K市は市政施行後「Kシティマラソン」というのを実施しており、私も見たことがあるのですけど、コースの99%くらいは田園地帯(ほとんど田んぼ)で、「シティ」と言えるほどの人口密集地はなかったような・・・。

 

 

 

 

 

 「市民マラソン」くらいにしとけばそれほどおかしくないのに、市に昇格して舞い上がってしまったみたいです。

 

 

 

 

 

 「淀川市」というのがあったかなと思ったら、守口市のマラソン大会でした。

 

 

 

 

 

 紛らわしいですね。

 

 

 

 

 それにしてもF県の3市とも、こういうモダンポエムというのか、ダークファンタジーというか、悪質な冗談のようなことを堂々とWebサイトで公開するというのはどういう神経しているのか理解に苦しみます。

 

 

 

 

 「悪名は無名に勝る」ともいいますから、観光資源として活用しているのかもしれません。

 

 

 

 

 T市は合併しなかったので、日本列島で唯一の「過疎の都市=ユートピア(=どこにもないところ)」という観光資源がなくならなくてよかったですね。

 

 

 

 

 しかし、まあ、「過疎都市」とか「過疎市」とかは、ほとんど詐欺みたいなものですが、中央の官僚は気が付かなかったのでしょうか?

 

 

 

 

 考えてみると、「平成大合併」で市(都市計画区域有り)と町村(ほとんど過疎対策地域)が合併したところは、ほとんどが「過疎市」になっていると思います。

 

 

 

 

 準都市計画区域というのは以前はなかったので、どういう意味なのか調べてみました。

 

 

 

 

 

 上掲の記事によると「準都市計画区域:田舎だが、重要な地域なので制限があるエリア」だそうです。

 

 

 

 

 全域が田舎の「田舎市」というのもおかしいですが・・・。

 

 

 

 

 K市は「シティ」と自称してますので、「田舎シティ」というさらにおかしなものになってますけど・・・。

 

 

 

 

 さらにまた「田園都市」という変な言葉もありますから、もうわけがわかりません。

 

 

 

 

 

 「Garden city」の日本語訳らしいのですが、「庭園都市」とかに訳した方がいいのでは?

 

 

 

 

 

 「田園」というのは「田んぼと園(その=原野)」のことですので田んぼや原野には基本的に人は住んでないでしょうから「無人の人口密集地」という、これまた現実には絶対にあり得ないシュールなモダンポエムになってしまいます。

 

 

 

 

 

 

 現実にはあり得ないものを目指すということは、アセンションをめざしているのでしょうか?

 

 

 

 

 

 まあ、F県の3市は私も行って見たことがあるので、なぜか現実に存在しているように思いますが、幻か蜃気楼を見たのかもしれません。

 

 

 

 

 そのうち、蜃気楼のごとく消滅するかもしれません。

 

 

 

 

 

 それはさておき、デジタル庁のWebサイトで、さらにその上を行く訳の分からないものを見つけてしまいました。

 

 

 

 

 

 「都市国家」というのはアテネとかスパルタとかトロイみたいなののことなのではないかと思いますが、デジタル庁というのは頭がおかしいのではないでしょうか?

 

 

 

 

 

 上掲の記事では、モナコとシンガポールが「都市国家」の例とされていますが・・・。

 

 

 

 

 デジタル庁のWebサイトにある画も地球平面説みたいな感じなのですけど・・・。

 

 

 

 

 

 

 

 

 なんで宙に浮いているのでしょうか?

 

 

 

 

 Wikipediaの「市」の解説記事に『人口密集地をより一般的にとらえる場合には、都市ということが比較的多い』とあるので、「田園都市国家」というのは、やはり「人口が密集した無人の田んぼと原っぱの国」という・・・。

 

 

 

 

 

 「デジタルで人口が密集している無人の田んぼと原っぱの国」までいくと、あまりにもシュールで何が何だかわけがわかりません。

 

 

 

 

 

 「霞が関文学」という言葉もあるようですが、「高級官僚文学」というべきレベルのシュールレアリスムモダンポエムの傑作なのではないかと思いますので、文芸社現代詩大賞に応募すれば大賞を受賞できるのではないでしょうか。

 

 

 

 

 こういうことを考え付くのは「超人」あるいは「神人」または「○○」か「○○」なのかもしれません。

 

 

 

 

 

 知的エリートであるはずの高級官僚がこういう○○レベル(あるいは発狂している?)ですから、日本国民の大多数の○○あるいは○○ぶりは目を覆うばかりなのではないかと心配です。

 

 

 

 

 「過疎都市」とか「田舎市」や「田舎シティ」くらいはよそから笑いものにされる程度でしょうけど、日本の縦割り行政は極端ですから、なにか致命的な矛盾をやらかしているのではないかと心配です。

 

 

 


 こんな○○か○○集団としか思えない官僚や政治家に国家の運営を任せて大丈夫なのか不安なのですが・・・。

 

 

 

 

               ありがとうございます