2020.10月の大山のキノコ | かおりさんち

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溜めに溜めてしまった10月あたりのキノコネタ、備忘録として遅れ遅れで記事に。

前回の記事から、大山(だいせん)は紅葉を迎えたと思ったら、初冠雪も迎え、

現在は山の木々は落葉し骨格を残すだけで、地肌丸見えで寒そうな様子です!

 

さて、今年は本当にキノコの出るのが例年よりも遅かった~。2週間遅れとか?

遅くとも9月中旬には早いキノコに出会えるはずなのに全く出会えず!

 

下旬になって、やーっと初秋のキノコたちが出てきた!

まずは「ハツタケ」。食感がよくないけど、旨味と出汁を生かした料理に♪

少し遅れて、地元では「イクチ」「すいどうし」「しばたけ」とも呼んでいる「アミタケ」が!

雨上がりに一気に出たのを一気に採って保存!湯通しして塩漬け又は冷凍。

クセのない食べやすいキノコ。少しのぬめりを生かして、吸い物、煮物など和食向き。

 

10月上旬、奥山にいけど本当に何にも生えてない・・・、テンションだだ下がりの上に、

見上げれば、高ーいところに「ウスヒラタケ」・・・。山にいじわるされている気分(涙)

いつもなら、ナラタケが出始めてもいいのに全く気配なし!今年は生えないの?と疑問すら湧く。

代わりに、ミズナラの木の周りに生えているのは、触っても危険な猛毒キノコ「カエンタケ」。

あんたには用はないー!って心で呟く・・・。公園とか身近な所にも生えるから気を付けて!

うちは、息子たちには赤いキノコは絶対触るな!って言ってある。

 

もう少し遅いはずの、なぜか早まって生えていた「ブナハリタケ」。名前のごとく傘裏が針状。

虫が入りやすく食感が固く、私はあまり採らないキノコ。でも茹で汁は上品な出汁が出る!

 

そして、毎年行く松林との混合林に行くと、乾燥気味に「サクラシメジ」もやっと生えてた!

雨が降らないから干からびちゃってるのも・・・。このシメジに会うとシーズン来た!って思う。

 

10月上旬が何だかなぁ・・・って感じで、今年はキノコ不作なんかなぁ?って思う日々。

中旬に、一度だけしっかり2日間雨が降ったので、その数日後、渓流沿いに行ってみた!

 

なんと!もう今年は諦めていたナラタケが、あっちにもこっちにもワンサカ生えてたー!

でも、一気に生え一気に終わろうとする姿・・・。あ~、雨あがり直後に来てたらー!と悔やむ。

こんな株がいっぱいあちこりに~!でも食べ頃を過ぎてた~(涙)

それでも、程よいものにも出会い、テンションは上がる♪ 私にとっては絶景(笑)

こういう光景は、ホントうっとりしちゃうー!宝にしか見えない!

 

ナラタケついでに、舞茸まで見つけちゃって、そりゃテンションマックスでした~!

若干、今年は舞茸制覇のために、ミズナラの木を見回りすぎて、前半で疲労困憊のような(笑)

 

ほか、この沢沿いの各所に出始めの「ナメコ」さん↓ この後、11月にスゴイことになるのよ!

ブナシメジさん↓ 可愛すぎる~♡

いろいろ天然のきのこたちに出会うのが、楽しいのなんのって♪♪ 秋の山最高です♡

 

段々テンションが上がってきた10月下旬、大山も紅葉がピークになろうかという頃~、

ついに大好きな晩秋のキノコたちが~♪

今年は、沢山は生えてくれなかった「チャナメツムタケ」。地元では「地ナメコ」とも言う。

地面に生えてそうだけど、実は朽木や枯れ木から生えています♪ちょっと土臭いナメコ味。

 

そして、少し遅れて~、「クリタケ」も♪クリタケは小さめが可愛くって美味しい♪

食感と油との相性が良くて好きなキノコ。老菌になると変色し、見た目が毒キノコみたいに(笑)

 

10月末には、チャナメツムタケ、ムキタケ、クリタケ祭りの開始~。

 

とは言え、今季は遅れてスタート&本当に神出鬼没なキノコたち。

毒キノコ御三家の「ツキヨタケ」↓も10月中旬がピークという異例の遅さでした。

発生時期がずれ晩秋のきのこに混ざると、椎茸やムキタケと間違えちゃう人が出そう~(怖)

 

そして、今月11月、上旬に一度降り続いた雨で、もう心も身体も躍るキノコたちとの競演ー!

それは、また次の記事で♪今年は獣が怖くて、これでも割と山に消極的ですが( ;∀;)

 

今年は、本当に心から思った!「キノコは雨が命!」。自然の恵み、繋がりってすごい!

 

長い長い記事、読んで下さってありがとうございます(#^.^#)

黄色い花黄色い花 鳥取大山の旬野菜で料理教室 黄色い花黄色い花 

場所:東京世田谷「松陰神社前」駅 徒歩1分