朝の会議 ① 「中杉博士が経営する会社の役員に与えた訓示より」 | たこなぐりの宗教ブログ

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宗教の古典の紹介
この世での生活状況

歴史と宗教、どちらも興味深い。
どちらも必要ない、というのも正しいかも。
それも1つの価値観。
中杉先生の徒然ブログより

テーマ:成功哲学
 最近、ローマ法王がよいことを言いました。「ヨーロッパは病んでいる。年老いた老人のようにヨーロッパは活力がなくて病気である」このような事を発言しています。鋭い見方です。
 EUには、もう活力がないと発言されているのです。人間は年老いてくると活力は衰えてきます。ヨーロッパも年を取りすぎたのです。「暴れまくった17世紀・18世紀の青年期を過ぎて、だんだん文明の退廃が進んでもう病んでいる」という状態になってしまったのです。
 人間も同じです。「病んでいる」と言う状況はどのような事なのかと言うと、生きる目的がなくなったということなのです。生きる目的がなくなったら老人です。高倉健も死ぬ間際に「もう死にたい。誰にも会いたくない」と言っていたのです。
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ヨーロッパの遺産
イタリアの大理石とかすごいらしい。
働かなくても、食っていけるんだって。
諸行無常を感じられるのは日本。
生きるのがめんどくさい、という心理状態になるときもある。
今はアメリカが暴れ回っている。
イスラムが元気だった時もあった。

[中略]商売や夫婦や仕事の話

ローマ法王が言うように、ヨーロッパは病んでしまってもう理念がないのです。今後、ヨーロッパは何を持って立ち上がるのでしょうか。ヨーロッパの信仰の中心は、ローマ法王ですが、法王にそのような事を言わせるということは、「神の道を誰も求めていない」ということなのです。
 中心者はよく分かるのです。「お前達は、私を求めていないな」求めていない部分が「病んでいる」という言葉になるのです。ヨーロッパに再び燃えるような信仰というものはないのです。
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興奮冷めやらぬギリシャやローマの時代。
信仰=価値観
何に価値を感じるでしょうか。
加齢とともに「有(う)の状態」になるのは、人間も国も同じ。

  しかし、人間は信仰を求めるものなのです。だからイスラム国が成立するのです。移民したイスラム教徒の人々は、ヨーロッパのキリスト教国に飽きてしまって 膿んでしまい、もう退廃しているのです。だから、新しい「イスラム国」なのです。イスラム原理主義です。「おお、そうだ。これなのだ。我々も色々な文明に 進んできたけれども、イスラム原理主義に帰るのだ!」と、過激なほど刺激になるのです。
 ですから、ヨーロッパの世界で馳せ参じて「行きたい!」という事になるのです。それともう一つ、新しい国を造るということは、壮大な事業です。世界を見てみると帰っていくべき原理がどこの国にもないのです。
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日本でもイスラム戦士の応募者がいる。
コーランやマホメットが何を言っているのか、知ってんのかな。
わしゃ、アッラーのために命を投げ出すなんてお断り。