泣かないでください

どうか 泣かないでください


時に現実は僕らが思っている以上に厳しいかもしれないけれど それでも世界はそれ以上に素晴らしく


否応なしに降り続ける悲しみや 君を息詰まらせる哀しみにも


思慮とプライドの影にそれぞれの思いが波打っているのがわかるでしょう


ただ、悔しいかな僕には君にかける言葉が見つからなくて


悲しいかな君には周りからの言葉が溢れ過ぎているようで・・


僕のこの唇が もう君の薄紅色の頬に触れられないように


伸ばしたこの両の手が 君を包みこめないように


言葉に出来ない思いを触れる以外、君に伝える手段を僕は知らなくて


どうか 泣かないでと


寒空にため息を吹き掛けることしか出来ないんだよ


僕の泣き虫のあなたよ


どうか それ以上泣かないで


あなたを包む思い達よ

どうか これ以上あなたを傷つけないで欲しい


苦しくて 腫れ上がる その小さな胸の痛みは


僕じゃ計りきれない程の 大きな涙の塊なのでしょう


それでも、僕はここにいるよ あなたの悲しみをここで聞いているよ


励ますことなど出来ないかもしれないけれど あなたの涙の音聞いているんだよ


どんなに遠く離れていても あなたの音が聞こえるように


あなたの言葉を僕にくれないか


無理をしなくてもいい 頑張らなくてもいいから

僕はここで またあなたの声を待っているよ・・
強がりなんだと思ってた


君が こんなに強いなんて知らなかったよ


世界中の不安をしょい込んで ため息を飲み込んで

君は、あの頃から笑っていたんだね

流れる季節を巡り

君から離れれば 離れるほど 君が分かってきて


それ以上に あの頃の僕の思慮の無さが 今になって悔やまれるんだよ


君に謝れば救われるのは きっと僕だけで


君のために出来る事は 僕が何もしないことなんだと、僕も分かっているよ


ときおり 夢の中に会い来てくれる君はまた 笑っているんだろうな


その眩しさや優しさが 胸を締め付けて


僕は また目を覚ますんだろうな


何度もよんだ 当たり前だった 君の名前を口にしようとする度に

言葉が続かなくて 苦しくなって


僕はむせ返してしまうんだ


強がりを思いしり 君を思い出し

僕はまぶたを閉じてしまうんだ



君とはなれ僕は 君をやっと見つめられたんだ・・・
笑っていようよ

そう 笑えないような時ほどにね


泣いてしまおうよ

そう 悲しい時よりも嬉しい時ほどにね・・


君は そのままがいいよ

背伸びする必要なんてないんだよ

僕が膝を曲げ君に近づくから


君は ありのままがいいよ

着飾る必要なんてないんだよ


僕は君が笑っているだけで心が落ち着くから


こんなに胸が高鳴るのは

君が側にいるからで

こんなに心が穏やかなのは

君を思う事が出来るから


さぁ、君に何から伝えようか 何を伝えようか

君の事をちょっと考えるだけで

僕は幸せにも笑いながら悩んでしまうんだよ・・
タバコに火をつける


心は燃えているか?焦がしているか?


青空に吸い込まれる 煙りが目にしみて

涙がとまらない 煙りがしみてメリーゴーランドがとまらない


僕は強がるさ とことん強がってみせるさ


哀しみが溢れそうな そんな夜は


一人になって ビルの合間 むせ返し涙を煙りにまいて踊るのさ


哀しみはどこから生まれるの?


幸せなんかが押さえこんだりしているの?


胸ぐらを掻きむしる この不安感はなんだろね


涙がとまらない

タバコが目にしみる

僕は生きている

メリーゴーランドはとまらない・・・
どうして 僕らは常に誰かと自分を比べ

何かと何かを比べてしまうんだろう?


一人ぼっちは辛いからと輪の中にはいって息苦しさを我慢してしまう


泣きたいときに泣けなくて

愛想笑いばかり増えていき

どうして、そんなに不器用に生きてしまうんだろう


愛のためになんて生きてみたいけど


それだけじゃ生きてなんていけなくて


弱音や愚痴をはくくらいなら 同じこの唇で微笑みを振り撒いて生きていたいのに・・・


見上げた空と 瞼の裏の海の青さに僕は溺れてしまいそうになる


もっと強くなりたい 雨にも負けないくらい


それでも、ずっと弱くいたい 優しさがわからなくなるから


答えなんて誰も知らなくて みんなわかったフリをしているだけで

でも それも一つの答えなんだと僕は、また空を見上げたくなる


誰もが決して一人ぼっちではない

分かっているからこそ余計に一人の時間が寂しくなる


だから 君が許してくれるならば僕はわかったフリをして君の背中をこのままずっと抱いていよう


ねぇ、このまま僕が君に抱かれていたいんだ



わからないことばかりだけど 僕は君がいるだけで少し強く ちょっと弱くなれる気がするんだ


永遠じゃないにしても 永い時間を疑わず 生きていける気がするんだ


君がここに、側にいるだけで・・
小さな君の中に咲いた さらに小さなその花は


君が笑ったり 怒ったり 哀しんだり 喜んだりする度に

一緒になって笑ったり 怒ったり 哀しんだり 喜んだりするんだろうね


君の心臓の音を誰よりも近くで聞いて


君から溢れ出る 愛情や涙 真っ赤な血液を小さな腕や足、心や瞳の中に染み渡らせていくんだろうね


花の美しさのわかるあなたのその瞳は 小さなその花へ


喜びだけじゃなく悲しみや怒りにさえも色をつける その唇も 小さなその花へ


傷つけたり 繋いだり 結んだり 開いたりする小さくも大きなその両の手も 小さなその花へ


全部、君、一つ一つが全部 小さなその花を育てていくんだね


小さな花よ 君の中のさらに小さな花がそうであるように 君も誰かの小さな花なのでしょう


愛くるしく 全てである 小さな花なのでしょう


そして、神様は乗り越えられない試練は与えないと聞きます


シロい花よ 時に花に嵐の例えがあるように


今は苦しい季節かもしれません


けれど シロい花よ


花は咲いているだけで美しい


雨の日も 風の日も


花はそこに咲いているだけで美しいのです

そして、

それを君が思う大切な人も君を思う大切な人も


みな知っているのです・・
揺れるフユノハナ 君の香水 イヴの願い


ため息さえも凍りつく君との思い出は、どれもこれも寒空で


手をとり 息を吹き掛け 温めたものは 今でも僕の心の奥に咲いています


怖がらず 投げ出さず 前に歩いて下さい

愚にもならない僕には 君の幸せこそが 温もりで・・


あっという間とか 気がつけばだなんて そんなに幸せはお手軽なもんじゃなく 行き詰まって はいつくばって手にいれるものなんだと思います


傷つけないように 傷つかないようになんて優しさは君を苦しめるだけで、優しさとは言わないものなんだとも思います


僕は君の真っシロな素直さが好きだから 君の真っ直ぐな瞳が好きだから・・


答えなんか出せずに、悩んで 悩んで シンブルにありのまま 等身大でぶつかる事も一つの答えなんだと思うんです


君よ どうか 抱え込まず 考え過ぎず 辛い時は辛いと言って下さい


誰にでもいい 何人でもいいから 苦しい時は苦しいと言って下さい


どれほどの時間が流れても、風化しないものもあるんだと思うんです


ねえ・・


ソコカラ ナニガ ミエル?

ソノバショカラハ ナニガミエル??
あなたと巡り会い あなたを失って

感じたものは大きすぎる悲しみで


もしも僕があなたに出会わず、かわらずの一人ぼっちだったならば

この胸の苦しみなど感じなかったのかな?


あなたに会えるという高鳴りも

あなたに触れた指先の温もりも

やっぱり、なかったのかな?


幸せという名の哀しみを知り

僕は少しだけ弱くなって強くなった気がするよ


もう二度 触れぬあなたの心だけど

どうかあなたには、あの頃のまま笑っていて欲しい

僕が好きな笑顔のままでいて欲しい


だから、あなたの事が多々 心配になるよ


我慢強いあなたの事が不安になるよ


いまの僕じゃ あなたの一番近くにはいれないけれど


見守ってるんだよ あなたよ どうか 笑っていて欲しいんだよ・・・
唄ってる 風も雨も鳥も

耳をすませば いつでも聞こえる


苦しいと 心を閉ざさないで聞いてごらん


生まれし故に死んでいく運命や

愛するが故に傷つけてしまう悲しみを


星も海も夜も みんな唄っている


花が美しく 緑が心地よく感じることが出来るのは 君の目も心も同じくらいに美しいからで


鳥の囁きや ムシ達の合唱を聞き分けられるのは 君の耳も心も同じくらいに綺麗だからなんだよ


鼻唄や口笛 誰かとの笑い声でもいいから まわりの歌に君の音を重ねてごらん


そうすれば、空の広さ 海の深さ 自分の小ささに 今一度 もう一度 気付けるはずだから


君は何ものでもなくてもいい

そんなに気を張らなくてもいい

君は君 朝も月も影にも必ず名前があるように 君にも君だけ君らしい名前があるだろう


呼んでいる アスファルトも 横断歩道も 僕でさえも


君の音を待っているんだよ・・
誰かに触れたくて 誰かはあなたで


あなた以外の体温じゃ 僕は、もぅ眠れなくて


悲しい風の歌が からだを震わす


涙も溢れて 強く心を震わす


素直になれば きっと楽になるのでしょう

分かっているけれども

照れや 見栄がもつれてはにかんでしまうだけなのさ


決して器用な僕じゃないから

せめて あなただけには真っ直ぐ思いを伝えたいんだ


忘れられないような甘い夢うつつを あなただけには見せてあげたい


苦しすぎる夜をいくつ過ごしても

涙とまらぬ季節をいくつ数えても


僕はここにいるからね


あなたの吐息の距離に・・