知的発達障害者の長男について、先般、大阪家庭裁判所へ提出していた「成年後見申告」の審判が下りました。

後見開始の審判申立事件と記された文書が郵送されてきました。

審判 主文1 本人についての貢献を開始する。

     2 本人の成年後見人として次の者を選任する。権利擁護たかつき

     3 手続費用は申立人の負担とする。

 

令和6年6月25日  大阪家庭裁判所 裁判官 名前

これは謄本である 同日同庁 裁判所書記官 名前

 

という内容でした。

 

これから異議申立期間(2週間)を経てから、権利擁護たかつきへ様々な書類を渡し引継ぎを致します。

 

私の終活の一つが間もなく完了しそうです。

大阪府知事が驚く内容を発信しました。

「0歳児に選挙権を」を日本維新のマニフェストにすると……。

私は法律について全く分かりませんが、これは公平ではないと思います。

0歳時以上の子どもの全てに親が居る訳ではないからです。

親と何らかの理由で一緒に暮らせていない子どもが居ます。

その存在を全く無視した発言であると私は思います。

様々な理由で施設で暮らしている子どもは無視ですか。

そう言いたいです。

これを絶賛している橋下徹・元大阪府知事も今の大阪府知事も弁護士です。

弁護士ってこんな人ばかりなのでしょうか。

 

こんなことを言い出したのは、もしかしたら万博への批判が多いことで、別のことを持ち出して、維新の支援につなげたいからではないかと私は疑っています。

私はこんなことを言うよりも、ちゃんと万博のことを説明する方が良いと思います。

メタンガスの爆発で消防への通報が大変遅れたこと、また被害状況を全て公表しなかったこと、それらについて説明責任があると分かってないのでしょうか。

また、今後どのようにメタンガスを排出し終えるのか……。

その工程表を出して欲しいと思います。

政治家にとって大切なのは、説明責任を果たすことだと私は思っています。

万博よりも関西だけを見たら確実に経済効果があるのは「阪神タイガースの優勝」です。

回数は少ないですが…過去にも実績があります。

今日、阪急阪神ホールディングスから発表がありました。

阪急阪神ホールディングスのスポーツ事業部は前年比120億円増だそうです。

凄いと思いました。

今、そんなに景気が良いと実感できていないので、前年比120億円増は凄いと思いました。

阪急阪神ホールディングスは部門によると増益でしたが、タクシー業界はどうでしょうか?

 

実は私が住んでいる地域のタクシー会社が倒産しました。

茨木高槻交通という会社です。

病院のタクシーを呼ぶ電話に「茨木高槻交通は倒産しました。」と張り紙がされていて、電話を使えなくしていました。

地域の高齢者が特に困るのです。

私も…あっと言う間に高齢者になるでしょうから、タクシーを呼べなくなるのは困るのです。

 

タクシー業界とバス業界は、運転手の確保も難しいと聞いています。

運転手の高齢化も業界が生き残れるかにかかってきているとも聞きました。

少子化が色々な所でじわっと影響してきていると思いました。

 

維新は「0歳児に選挙権を」をマニフェストにするらしいですが…

判断できない子どもに選挙権を与えるより前にすべきことがあると思います。

①待機児童を0

②男性の育児休暇取得率を上げる。

③学童保育の拡充

④保育士、学童保育の指導員の待遇改善(給与を上げる)

など、私でもこれくらいは考えられます。

 

若い人の投票率を上げたかったら、「何も変わらない」と思わせないようにしないといけません。

政治は変わるのだと思えないからかもしれないのです。

若い人で投票する人が多いのは、宗教がらみのように思います。

選挙に行かなかったら、宗教がらみの政策を推進するようになるかもしれません。

出来れば投票行動をして欲しいと思います。

 

4月30日に大阪家庭裁判所に行き、長男の「成年後見申立て」を行いました。

整った書類を全て提出し、書類に不備がないかどうかを確認していただきました。

不備がなく「成年後見申立て」は書類の提出まで終えることが出来ました。

次は本人への面談だと思います。

夫の甥の成年後見申立ての際に書類を提出した後で本人との面談があったのです。

夫の甥へ幾つか質問をされましたが、その中の一つだけが今でも記憶に残っているのです。

その質問は「200円のパンと100円のジュースを買いました。幾ら払いますか。」でした。

夫の甥は答えられず、その結果、私が成年後見人に選出されました。

本人との面談も「成年後見」になるのか、「成年保佐」になるのか、「成年補助」になるのかが決定される一つの判断材料ではないかと私は思っています。

長男との面談においても同様の質問がされると思います。

 

長男を大阪家庭裁判所に連れて行くのに私は車を使用する予定です。

グループホームが交通の便が悪い所にあるので、車でないと大変だからです。

夫の甥の時も車でした。

大阪家庭裁判所の駐車場を使わせてもらいました。

幸いなことに満車でなく駐車できました。

長男の面談の時も駐車場が開いていますように!と今から祈っています。

2025年開催の万博ですが…

 

当初の予定では必要経費が1,250億円でした。

それが膨らんで2,350億円になりました。

これは、人件費の高騰、ウクライナやガザ地区の戦闘による原油の高騰、資材の高騰と説明されています。

この2,350億円の内訳は…

日本国民…一人当たり627円

大阪府民…一人当たり5,071円

大阪市民…一人当たり19,147円

 

今でも一人当たりの負担が大きいですが、この負担がもっと大きくなることは去年の12月1日に発表され、シャトルバスのルート整備費が1,600億円、そして日本館にかかるお金が837億円必要になったそうです。

万博にかかるお金は、2,350億円+シャトルバス1,600億円+日本館837億円です。

今のところ分かっている総額は4,787億円です。

当然、国民一人当たりの金額も、大阪府民一人当たりの金額も、大阪市民一人当たりの金額も増えるのです。

 

この増え方、東京オリンピックの時と同じですよね。

その東京オリンピックで一部の上の方のポケットに東京オリンピックにかかるお金が入っていたのではないですか。

同じことを既に万博でしていませんか。

 

人件費は高騰します。

それは働き方改革によることが大きいですが、私は建設業界に若い人が就かなくなったことも一因だと思っています。

かつての1970年大阪万博の時も開催に間に合わない状態で、突貫工事をしたそうです。

その突貫工事は無茶な働き方だったそうで、今の日本でそのような働き方が出来ないのです。

人も少なくなって、その上に過重労働は出来ないのですから…。

 

第一、大阪府民としてお願いしていない「万博」の誘致に幾ら税金を投入したのですか。

大阪府知事ならびに大阪市長はそれらを開示しなければならないと私は思っています。

ミャクミャクが汚されたとかで、その犯人を「万博反対派」だと大阪府知事はXにポストしたとか…。

馬鹿ですか。

何も分かっていない状態で、「反対派」が行ったと言い切るのは馬鹿だとしか思えません。

 

「約3兆円の経済効果がある」ということですが…

どのような試算で、誰が行ったのですか。

 

本当に3兆円も経済効果があるかどうかは分かりません。

やってみないと分からないのです。

ですが、膨らみ続ける建設費によって、経済効果も薄れてしまうのではないかと私は思います。

 

何かというと反対派へのけん制をするのではなく、説明責任を果たして欲しいのです。

 

安全対策も明らかになっていません。

地震の際の避難誘導などについてを分かりやすく説明してください。

メタンガスは発生続けるという話もあります。

どのように減らすのか、また減らせるのかを説明してください。

 

大阪湾にゴミで作られた埋立地です。

大変軟弱な地盤だということも指摘されています。

阪神大震災時のポートアイランドのように地震による液状化が起きると指摘されています。

それらに対しても説明をしてください。

 

大阪府知事ならびに大阪市長

貴方達は全く説明責任を果たしていないことを理解すべきです。