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🌸つむつむブログ 全体の目次パート2🌸https://ameblo.jp/5717-8507/entry-12800733550.html

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🦷ある日突然死ぬかと思った🦷前話🦷https://ameblo.jp/5717-8507/entry-12852288197.html


🦷「第21話」ええ!!嘘やろ!?

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 ⚫︎心身弱いとねぇ つむつむ

 ⚫︎ある日突然死ぬかと思った。

「第22話」

 乳がんOp前に、赤くて痛い発疹出た!!

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乳腺外科の診察室で、検査フィルムを指さししながら⋯


 「あなたは、左乳癌です。ステージは「0」ステージです。

がんが、乳腺の中だけにとどまってる「早期がん」です。さらに、今の所転移もない状態です。


けどやはり早急に、手術が必要です。

胸を開けた結果によって、抗癌剤も使用するかもしれません。


今の段階で決めてるのは

連続で放射線を受けてもらう「放射線科療法」をすると言う事です。

回数は多分25回です。

ただこれも、胸を開けてみてから、受けてもらう回数が確定します」



と乳腺外科の先生(後の乳癌の主治医)から言われた。


私は、何も言えなかった。


ぼぉっとしてる私に看護師さんが近づいてきた。

とても冷静な口調で、これからすべき事の指示を受けた。

私は看護師さんの指示に従う形で

「入院サポートセンター」

に、入院予約を取りに向かった。


1人廊下に出て、初めて想いが浮いてきた。


⋯色んな病気になったけど⋯。

やはり「癌」は重みか違うなぁ⋯orz


と、気持ちがずんと沈んだ途端。

色んな想いも、まるで堰を切ったように溢れてきた。


私の父は肝臓癌で。

母方の祖母は子宮癌で命を落としている。

つまり私は、癌家系だ。


なので、私もいつかはなるかと思っていたけど。

今かぁ⋯。

今は時期が悪すぎる💦


それは、今私は、下顎の骨髄炎の治療で、□□病院のベッドあきを待っていたからだ。


歯科の主治医は
「下顎の蜂窩織炎も急ぐけど

がんは命に関わるから

□□病院の方(高圧酸素療法)は

後にしましょう」
と言っていた。


確かにそうなんやけど。


下顎の痛みと痺れは、鈍痛ながら結構あり。

私は、それを早く治して欲しかった。


とは言え、がん⋯かぁ。


一般的に、私の年代でがんになると、進行はかなり早い。


今回、呼吸器の先生に、ものすごい早期で胸の影を見つけてもらえた。

ラッキーだった。

ラッキーだったけど⋯。


それなら尚更、一刻も早く取り除かないといけない。

がんが浸潤したら、本当に命に関わる。

早く見つけてもらった 甲斐がなくなる。


けど、自覚症状ないからか。


漠然とした怖さはあるが、今バリバリに症状出てる下顎の治療を優先したくなる。


だけど···何回も言うが、がん。


自覚症状出た時は既に手遅れだ。

切除する場所も大きくなる。

当然抗がん剤もされる。

抗がん剤は、大抵普通の細胞にも影響するから、苦しみが増す。


⋯かなりの確率で、嘔吐、吐き気、髪の毛抜ける、ご飯食べたく無くなる等の副作用が出るだろう。

普通の生活が出来なくなる。


かと言って。顎の治療を強引に優先したとしたら、どうか⋯。


今「高圧酸素療法用カプセル」に入ると⋯。

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「高圧酸素療法用カプセル」の詳細はhttps://ameblo.jp/5717-8507/entry-12848839620.html

このリンク先の「第15話」の中にあります。

良ければ覗いて下さい|*・ω・)チラッ🌸


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「高圧酸素療法用カプセル」は

体内の新陳代謝を上げ。細胞を新しく作る作用がある。


これって、正常細胞だけでたく、がん細胞も増殖するかもしれない。


つまり今はいると⋯ヤバそうなのがわかった。

そう⋯どう考えても、答えは1つしか無かった。


さっさとがんを切除して、

少しでも早く

「高圧酸素療法」の治療に

移行出来るように頑張る。


これしかなかった。


入院サポートセンターに着いた頃には、『まずがんを取るんや』と私の心は決まっていた。



入院サポートセンターでは

「この前歯科で全身麻酔の手術を受けてはりますよね。

手術前は必ず術前検査を受けてもらいますので、また検査受けて下さい」

と言われたと思う···がここの記憶が抜けている。


多分全ての検査を受けたと思う。
術前検査は
身長
体重
胸部X-P
採血
心電図
肺活量等
だ。

ちなみに私が苦手なのは、肺活量の検査だった。


元々肺活量が少ないのと。
器具を上手く使えない為、頬から空気がもれてしまう事。
そして検査技師さんが、大抵怖い事が苦手な理由だ。

自分は 他の検査を受けてても、

同じフロアーで、肺活量検査をしてる人がいると、私はドキドキする。


検査技師さんが 大声で
「はい吸って!吐いて!

吐いて!吐いて!

まだまだ吐けるよ!

吐いて!吐いて!」
と患者に指示してる声が聞こえるからだ。


いや🤔

聞こえると言うよりは、

フロアー全部に、技師さんの声が響いてるという方が、近いかな。


患者さんが1回測定し終えたら、検査技師さんは必ず

「あのねー!もっとお腹から息を吐いて!

まだまだ吐けますよね!」

と怒る。


そして

「もう一度やりましょう!」と言われる。

さらに

「さぁ、吐いて!吐いて!吐いて!吐いてぇ!

おあ 吸ったらあかんでしょう!ああ、もっと吐けたでしょう!

もう1回しましょう!」 

これまた大きな声で激が飛ぶ。

ダメだしされる。

怒り(と取れる口調)の声が落ちてくる。

しかもリトライさせられる😰

いつ終わるか分からない💦


これらがいやなのだ。


全身麻酔を受ける時に、必ず必要な重要な情報だから。

命に関わる情報だから、正確に測定しないといけないのはわかる。

が、あまり怖いと、患者はみんな萎縮する。


萎縮したら、上手くできない。

そしたら怒鳴られ、リトライ。

恐ろしき悪循環!



検査技師さんが、どこを見て

まだ息が吐けると言うのか、私は知らない。

多分、測定器に

「予測吸気(吸う息)と呼気(吐く息)」

が出てるのかなと思う。


ちゃんとしなかった患者が悪い!

と言わんばかりのダメだしも 聞いてて疲れる。

なのでこんな時


『肺活量等の検査でなくて良かった』

と私は、いつも思っていた。

しかし今日はその検査を、私が😱

受けねばならない。


ドキドキしながら待合室で待ってると、名前を呼ばれた。
覚悟が決まってないまま、中に入る。

見ると苦手な検査器具は、部屋の真ん中に置かれていた。

その傍には、若い女性の技師さんがたっていた。
···うじうじ言うても仕方ない!

よ、よし💪はよ終わらそ!
と思い私は検査の所に歩いて行った。

検査技師さんの説明を受け、器具を手にする。

昔と違い軽い器具だった。

その器具を口と頬に隙間なくくっ付けた。
器具が軽いから楽だったけど、頬や下顎は痛かった。


けどずらすと検査が長引くので、我慢して器具を頬に密着させた。


技師さんの大きな声の指示に沿うよう、息吸ったり、吐いたりを繰り返した。

すると、案外すんなりと検査が終わった。

あれ?私の恐れはなんやったんや?と思うくらい簡単に終わった。


『器具の違いか!!』

と私は悟った。


入院中も感じた事。

てか、外来で採血してもらう時にも感じてた事。


最近の医療器具の進歩が、凄すぎへんって事!!


これで検査とか、痛い事も すんなり終わるんだから、開発した方々にお礼が言いたくなる。

本当に、ありがとうございます🙇‍♀️


で、その後、全ての検査をすまし、再度「入院サポートセンター」に戻った。


「○○です。検査終わりました」
と言うと、手術当日の流れ等教えてもらいった。


そして〇〇〇病院のパンフレット(入院時必要な物も書いれてた)を、歯科の時と同じ冊子をもらった。

そして帰宅。
色々したせいか、私疲れ果ててしばらく動けなかった。

少しして、自分なりに作ってる「入院セット」を引っ張ってきて、必要な物があるか確認した。

パンフレットには書いてない物もある私の
入院 セット。 
重たいけど、要る物ばかりなので
キャリーやリュックにつめた。

荷造りが終わり。入院の日を待つだけの時、なんか変な感じのポツポツが、おしりの下の方に出来始めた。

「ん?なんかある。なんやろ?」
と思ったけど、おできかなと思い放置した。

すると翌日には、そのポツポツの数が急に増えた。
しかも痛みも強く良くなった。


最終的には太ももの内側にまで、ポツポツは広がった。


その頃になると自分でもポツポツが見れた。


赤くて、なんか一直線に並んだ斑点や、かさぶたの様になっていた。


座っても痛いし、服がすれても痛かった。
てか、じっとしてても痛かった。

また毎度の事ながら、私が状態悪くなるのは夜が多かった。


これぐらいで救急車呼ぶのはなぁと思い「○○市医療相談」に相談した。

相談員さんは
「すぐ救急の診察を受けて下さい。癌の手術もひかえてはるなら、その病院に行って下さい。こちらからお電話しときましょうか?」
と言われ
「いえ、自分で連絡します。ダメな時はもう一度そちらに相談します」
と答えた(と思う)



この時も、すごく痛くて、痛みしか覚えてない。


多分電車で救急診察を受けに〇〇〇病院に行ったと思う。
気分的には救急車を呼びたかったが。
まだ痛いけど歩けたかのと、夜でも8時位だったので、救急車は使わなかったと思う。

〇〇〇病院の救急診察に電話したら

「受診して下さい」

と許可が出た。


家から駅まで10分。
電車で15分。
最寄り駅から〇〇〇病院まで15分。
服がすれる度激痛が走る中、1歩1歩歩いて行った。

思わず目付きが悪くなってたと思う。

『痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い』

としか考えられなかった。


やっと〇〇〇病院に着いた時

「あ!玄関閉まってる···orz」


⋯仕方ない。夜やし。
周りを見ると
「夜間診療→」
と言う看板を見つけた。


私はもう少しやから、と我慢して歩いた。


夜間診療の扉まで、めっちゃ長く感じた。
『やっぱり救急車呼べば良かったかな』
と、ヒリヒリ ズキズキする痛みに耐えながら何回もそう思った。

「夜間診療」の入り口は、正面玄関の真後ろだった。
まず警備の人に要件を伝え、入館許可 書に記名し、「夜間診療」受付カウンターに行く。


そこで名前と電話かけた事を伝える。
そし診察を待つ。


待合室は8割、しんどそうな患者で埋まってた。


これは時間かかるなと思った。
『やっぱり救急車呼べば良かった。優先的に見てもらえるのに』
と、動いた事で痛みがMAXになってた私は、そう思った。

じっと椅子に座ってても、体重がかかって痛いし。
トイレとか行っても、服をずらしたり、動くだけでも痛い。
何もしてなくても、ズキズキ痛い。

出来るなら空中に飛んでたかった。

私が下を向いてじっとしてると、診察室から呼ばれた。

診察室には若い女性の先生がいた。
2日前にブツブツが出来て。今日夕方から急に増え、激痛が走る事を伝えた。


先生は
「まず採血してもらいます。あと少し見せてもらえるかな?」
と言われた。 


同じ女の先生やからと、私は躊躇無く服を下ろした。


「わ!これは痛いよね。多分帯状疱疹ですよ」
と見ただけで言われた。


『帯状疱疹?なんだっけ?なんか神経にそってブツブツが出るやつやんなぁ』
と思っていると、先生もまんま同じ事を言われた。


「採血するとはっきりしますからね。あ、○○さん、癌手術をひかえてはるの?

帯状疱疹ある時は手術出来ないから。

手術の伸びるがしれませんよ」
言われた。

ガーン 😰


愕然しなが、看護さんに採血してもらった。

採血の結果は、40分くらいに出たと思う。
もう一度診察室にから呼ばれ、先生の話しを聞いた。 
「間違いなく帯状疱疹です。子供の頃水疱瘡になりましたか?」
と聞かれ私はうなずいた。

先生は
「帯状疱疹は、水疱瘡ウイルスで発症します。子供の頃体に入ったウイルスは、本来は免疫に抑えられて何もしません。

ですが体の免疫力が下がると、水疱瘡ウイルスが再度活性化されます。

見つけたら3日以内に受診が必要です。

手をこまねいていると抗ウイルス製剤の効きが悪くなりますし。

帯状疱疹の発疹が落ち着いても、後遺症の神経痛が出るからです 。


今日点滴してもらいます。

またステロイド剤の内服を出します。

後日昼に病院に再診を受けに来てください」と、言われたように思う。


痛くて、しんどくて、良く覚えていない。

後日、乳腺外科で

「帯状疱疹ですか。痛かったでしょう。うーん手術は延期しますね」
と乳腺外科の主治医に言われ、凹んだのは覚えている。

ちなみに帯状疱疹後神経痛(後遺症)は、出なかった。ほっとした。



続)