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🦷心身弱いとねぇつむつむ🦷
🦷ある日突然死ぬかと思った🦷「前話」🦷https://ameblo.jp/5717-8507/entry-12851532077.html
🦷「第20話」🦷抜歯の為の1日入院🦷
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⚫︎心身弱いとねぇ つむつむ
⚫︎ある日突然死ぬかと思った。「第21話」
〜ええ‼️嘘やろ⁉️〜
全身麻酔で抜歯した翌朝、主治医から手術(抜歯)は成功した事。
そして抜いた歯をもらった私。
主治医は今後の治療の進め方も話した。
「これから2週間に1度の間隔で、外来に来てね。
今飲んでる抗菌剤は、本来長く服用しないものやけど。
○○さんの場合、まだ顎に菌が居てると思うから、続けて飲んでな。
あとこの抜歯後の処置は、うちでは出来ないねん。
どこかかかりつけの歯医者さんいてる?」
私は検診で歯を痛くした歯科をおもい浮かべ、むっとした💢
私は、そこには絶対行きたくないと思った。ので。
「いえ、今までの所には、行きたくないです。新しい所紹介して下さい」
とキッパリ言った。
主治医はPCで探してくれた。そして
「▲▲さんはどうかな。○○さんの家からも近いし」
と言われた。
「そこで、よろしくお願いします」
と私は答えた。
紹介状を手早く作りながら、主治医は
「それとね、□□病院の高圧酸素療法の事やけど。
□□病院のベッドが空き次第行ってもらおうと思う。
ただそれをしたからと言って、顎の骨が再生されるかは、難しいところや。
痺れとかの後遺症も消えると言う確証はない。
でもできる事をは、やってみないとあかんしな。
□□病院への紹介状はもう少し後に作るね。
もし行くとしたら
結構遠い病院になるから、気をつけて行ってな」
と言われた。
私は
「はい、ありがとうございます」
と答え、▲▲歯科への紹介状を手に、病室に戻った。
その日中に○○○病院を退院した。
退院前、一応同室の方々に挨拶をした。
けど私の前の子も、この日が手術。
先程帰ってきたばかり。
とても しんどそうにしてたから、会釈だけにした。気がついてないと思うけど。
今回の退院時、私は
「1人で帰るの怖い!怖い!怖いんです!」
とは言わなかった。
たった1泊なのに、前の入院と同じだけの荷物を持ってきてたけど。
実際、帰りの途中で、何回か休んで帰ったけど。
怖さはなかった。
それどころか、ついでやから買い物しようか!と思った。
けど、さすがにそれは断念した。
そして日常の生活が少しづつ戻った。
けど相変わらず声小さい。
口開かない。
顎冷たい。
下唇から顎にかけて痺れる。
は、続いていた。
2週間に1度○○○病院歯科口腔外科に通院するが、良くなる兆しは見えなかった。
私の中で、□□病院の「高圧酸素療法」への期待が、日増しに高まってきていた。
しかし、なかなか□□病院へ行く日が決まらなかった。
主治医は
「高圧酸素療法するには特別な装置がいるねん。
大阪では確か□□病院しか、その装置ないと思う。
だからみんな殺到する。
高圧酸素療法をするなら、やはり早い方がええねんけどなぁ。
今は診察と抗菌剤内服で悪化しないようにしとこう」
と言った。
私は仕方なくうなづいた。
それから約1ヶ月たった。
主治医から電話が来た。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20240518/12/5717-8507/04/3d/j/o0764108015440172142.jpg?caw=800)
私はいよいよ□□病院に行く日が決まったんやと思い、嬉しくなった。
けど主治医は、思いもよらない事を言った。
「○○さん、今日、乳腺外科を受診して欲しい」
「はい?」
私は何言われてるか、一瞬分からなかった。
···乳腺外科って、胸?なんやろ?
しばらく考えて、乳腺外科と言う診療科がある事を思い出した。⋯けど私がなんで乳腺外科?
と、不思議に思ってると、主治医が説明を始めた。
「○○さん、1度目の入院の時、色んな検査受けたやろ。
その中に呼吸器も入ってたんやねどな。
その先生が
『胸に影が写ってる。けどこれは肺と違う。乳腺やと思う。早く乳腺外科に受診させて下さい』
と知らせてくれはってん。とにかく急いだ方が良い。今日来れるか?」
と主治医は、早口で聞いてきた。
私は、え?!え?!乳腺?影が写ってる?それって、乳癌か!嘘やろ!
と思い返事が出来なかった。
主治医は
「大丈夫か。とにかく歯よりそっち優先やろ。
場合によっては、命に関わるからね。
しっかりしぃや。今の段階ならきっと早期や」
と言った。
その言葉を聞いて私は
『あ、やっぱり私乳癌やな』
と受け止めた。
主治医は、案外正直な人で。
詳しく話してないとご本人では思ってはるかもやけど
聞いてる私からしたら、
あ、こうなんやな
と納得してしまう事が、これまでも多々あった。
1番最初の入院を決めはった時も
「あかん!炎症反応悪すぎる!
こんなん帰されへん!
数日後のMRI、今からするから!技師さんには僕から言うから!
○○さん!ゆっくり起きて、歩いたらあかん!
車椅子持ってきて!○○さん、転けるな!
倒れるな!血出すな!死ぬぞ!」
とまんま言われてたし。
私はお礼を言って 電話を切り、〇〇〇病院の乳腺外科に急いで行った。
〇〇〇病院の総合受付機で受付を済ますと、乳腺外科のカウンターに急いだ。
乳腺外科のカウンターにいた
クラークさんに、診察券と受付票を見せると
「○○さん、お話し聞いてます。
先生がまず検査して欲しいと言われてます。
採血とレントゲンと
マンモグラフィを受けて下さい」
と言われ、採血から回った。
てかマンモグラフィ!
私初のマンモグラフィなので、めっちゃ不安だった。
色んな人が、マンモグラフィで胸がちぎれると思った···とか。
とにかく痛くて涙が出た···とか。
胸を潰されるんやで···とかも言われてるのを聞いた事がある。
胸を潰されるって···何?どうなんの?
と怖いイメージが頭の中をぐるぐる回った。
そうこうしてる間にレントゲン室に呼ばれた。
まず更衣を勧められた。
とても可愛いピンク検査着···と思ったら首の所に1つしかボタンがあるだけ。服と言うより短めのマントのようだった。
なぜこんな形になってんの?
これってマンモグラフィ用やんね···👀💦
着たものの、しばらく固まる私。
と言っても、技師さんに呼ばれる前には行かなあかんし。
私はドキドキしながらレントゲン室に入った。
最初は普通の胸部X-Pだった。痛くも痒くもない。これは前菜。
けど次がメイン・ディッシュ😱と思うと、汗が出始めた。
女性の技師さんが私の傍に来て
「胸部はOKです。次はマンモグラフィします。初めてですか?」
と聞いてきた。
「初めてです(お手柔らかにぃ)」
と応えると、マンモグラフィの撮り方を説明してくれた。
まず縦方向に胸を押さえ撮る。
次に横方向に胸を押さえ撮る。
これを左右撮る。
という事だった。って全部で、2回じゃなくて、左右で計4回撮るんかぃ💦
私がおののいてると。
技師さんが私を、端っこの方に連れていった。
思ってたより軽そうな素材でできた装置があった。
「どちらからが良いですか?」
と聞かれ
「初めてて、どっちがいいか分かりません」
と答えた。
技師さんはうなづいて
「では右から」
と言った。
ここからは、自分がどこにたって、どんな姿勢だったか覚えていない。
痛かった😭
機械の胸を置く所に、胸を置くと。
技師さんは
「失礼します」
と言いつつ
私の胸を力強く台にひっつける様に置き
更に脇の肉も たくしあげる様に引っ張って
台に乗せ始めた。
この時点で、かなり痛かった。
私の体が、無理な体勢になったからか、ぷるぷる揺れた。
そして技師さんの手も、力で私の肉が落ちないよう押さえる為か、ぷるぷるしていた。
全部の肉が何とか台に乗ったと思ったとたん、技師さんは、小さなコントローラーを手にした。
「👀······💦」
怯えながら見てると、技師さんがスイッチをONにした。
するすると上から、私の胸を置いてる台と同じ感じの台が降りてきた。
どんどん降りてきて、上下の台で、胸を圧迫し始めた。
ぐぐぐぐぐと胸(脇)を挟む!
もう止まるかな?と思ってても、まだまだぐぐぐぐぐと降りてくる。
『うわぁ💦痛っ!ちぎれる!胸取れるぅ!』
と思った時
技師さんはスイッチをOFFにした。
『ほっ』
としたら、技師さんは私の胸の肉を更にかき集め
もう1回スイッチをONにした。
情け容赦なく上の台が下がってきた。
てか、ここで手加減したらきっと、大切な写真が取れないんだな···と言うのは分かった。
分かったけど、痛み酷すぎ!息できへん!
もうあかん!と思った時、スイッチOFFされた。
また技師さんが傍に来て
「後ろに下がらないで下さいね」
と言いつつ、胸の様子を確認。
そして!
手動で、更にキリキリと台と台の間を締め上げはじめた。
ますます息できなくなった。
技師さんは
「このまま動かないで下さいね!動くとやり直さなあかん」
「痛いですよね。もう少しだけ。頑張って!」
と言って撮影室に素早く駆け込んだ。
私は『絶対動くかぁ!1度で済ますぞ!』
と思い耐えた。
私ははぁ〜と、思いっきり全身から力が抜けた。
て、まだ1枚目!
あと3枚ある😰
次は逆の胸が台に乗せられる。
「·····················」
私が無言で汗だくになってるのを見て、技師さんは
「お休み入れますか?」
と聞いてくれた。
「いえ、このままいきます!」
私はインターバル置いたら余計痛みが増しそうに思い、そのまま全部撮ってもらった。
可愛いピンクのマントは、台に胸を乗せてても優しく(機械の上から)被る事が出来た。
成程、その為にこんな形してたのね···と私は変な事に関心していた。
「きちんと撮れてます。お疲れ様でした」
と技師さんに言われ、お辞儀をして更衣室に戻った。
胸がじぃぃぃぃいいいんとしていた。
胸ちぎられると言ってた人の感想が、私には1番しっくりきた。
このマンモグラフィの対象者って、普通は女性が多いと思われがちだが。案外男性がする事もあるそうだ。
乳癌を疑われたら、性別関係なく受ける検査。。
そんな事ないのを祈りつつ言うと、マンモグラフィの時の1番のコツは「動かない!」だと私は思った。
放射線科で、潰された私は
へろへろと乳腺外科カウンターに戻った。
検査終了した事を伝え、待合室の椅子に座った。
まだ胸がじぃぃぃぃいとしてた。
なんで検査って痛いの多いんかな。
マンモグラフィみたいな痛みは、普通に暮らしてたら経験しない痛みやわ。
だって私今日初めて体験した痛みやもん。
痛かった😭
と頭の中で考えていた。
そして血液検査の結果が出る1時間が過ぎた頃、私の受付番号が、モニターに出た。
私は内待合室に行った。
歯科口腔外科と違って、細長い待合室になっていた。
壁には「乳癌教室」とか「形成術について」とか「脱毛した時の医療用ウィッグの説明会」などのポスターがはられていた。
それを見て私は
『やっぱり私癌かな。癌家系やしな』
と思った。
怖いような。
これで人生卒業かな?とかちらっと感じるような。
変な気持ちだった。
何より
『なんで今なん?高圧酸素療法行かれへんやん』
と思うのが1番辛かった。
私が色々考えてると、診察室から私の番号をマイクで呼ばれた。
私は、怖々診察室に入った。
診察室には、若い女性の先生が居た。
「○○さんですね。主治医になる◎です」
と挨拶された。
「よろしくお願いします」
と私は頭を下げた。
「○○さん、歯科の先生からもお聞きだと思いますが。
入院中に撮影した胸の写真の左側に、小さなし影が写ってました。
呼吸器の先生も精査されましたが、呼吸器の影というより、は乳腺の影ではないか?と言われたんです。
そして今日採血やマンモを受けていただきました。
まだ確定では無いですが、これはごく早期の乳癌です。
多分ステージ0···乳腺内にとどまってると思われます。
これからエコーしながら細胞診検査をします。
採取した細胞が癌かどうかで、診断名が 確定 します。
個検査で100%確定は難しいのも事実です。
針で吸い出すので、癌細胞を上手く取れない事があるからです。
その場合、手術してみて、そこで検査。癌と判定出来れば広めに細胞を切除します。
○○さんの場合ステージ0だから、そんなに大きく切り取らなくても行けるとは思います」
と詳しく話された。
私は黙って聞いていたが
『ステージ0?聞いた事ない超早期癌やん』
と思っていた。
私が黙ってると
「何か質問ありますか?なければエコーをしましょう」
と言われた。え?今日すんの?
と私は思った(꒪ω꒪υ)
けど遅くなればなるほど癌細胞は増えるから、急いだ方がいいし。
と思い、看護師さんに連れられるまま、エコー室に行った。
細長くて、暗い部屋だった。
私が入室すると、看護師さんが内側から鍵をかけた。
本来エコーも痛くない検査。けど今日の場合針生検付き。
針刺すもんな。当然痛い😣
私はドキドキした。
◎先生はつかつかと来られた。
「ではエコーと、針で細胞を取りますね」
と言うとお部屋の電気が消えた。
エコーのモニターがすごく光って見えた。
結構力を入れて機械を押さえつけられたので、気持ち悪かった。
何度も同じ場所を通って、入念に検査された。
そしていよいよ針を刺す時が来た。
確かキシロカイン(表面麻酔)したと思うが、そこは記憶から抜けている。
マンモグラフィより痛くなかった気がする。
後先になるのだが、後に受けた甲状腺腫瘍(良性)の針生検のが痛かったと記憶してる。
甲状腺は表面麻酔無しだったから痛かったのかもしれないけど。
針生検が終わると、エコーも終わった。
◎先生が
「細胞診の結果が出るのは数日かかります。せっかく早期で発見できたので、今から手術と入院の予約を取りましょう。
悪いものでなければ予約は取り消せますから。
ところで。○○さんご自身はこの影の事ご存知でしたか?
しこりとか気が付きませんでしたか?」
と言った。
次々言われる新事実に翻弄されてた私は、答えるのに時間がかかった。
「えっと。私は···しこりとか気づいてなかったです」
と何とか答えた。
「そうですか。普段からセルフ・チェックされた方がいいですよ」
と冷ややかに言われた。
てかステージ0なんて、医師でもない人がセルフ・チェックしてもわかるもんなん?
◎先生はちゃんと自分で見つけないと
あかんでしょうと言いたげだったが。
いやいや、ステージ0は無理やで💦と私は思った。
私の場合、呼吸器の先生が見つけてくれはったんやから。
歯 からの 顎。からのぉ乳癌。
え!!え!!嘘やろぉ!!
と思つつ、診察室を出て。
再度「入院サポート・センター」に向かう私だった。
続)