ベトナム探鳥記その6 | 鳥キチの世界探鳥記

鳥キチの世界探鳥記

小学生の頃からダーウィンよりもウォーレスに憧れ、同じ場所に立ちたいという思いを少しずつ実現しはじめています。
年に数回訪れる探鳥地で見つけた鳥や動物を紹介していきます。

カッティエンを出るときは38℃だったので暑いところで半ズボンをはいておこうと軽装でダラットに。

途中の探鳥地でも日中だったので快適でしたが、夜7時過ぎダラットに着いて車を降りると周りはみんなジャンパー。

私は今日大きなミスをした。服装の選択だ。

これだけでガイド君は腹をかかえて笑ってくれます。

ずっと楽しい会話が続きます。

翌日5:30食事ですぐ出発。

避暑地で快適と思っていたのが大間違い。

グリーンコチョアはこの山を登らないといけないと、4kmの山道を登ることに。

頂上付近は霧に覆われているし、おまけに風が強い。

登山口でこの山の専属ジープに乗り換え、途中からは徒歩。

徒歩になって2分ほどでガイド君が「オワイトスローテッド」と。

そんなのいいわと思ったら「ロックスラッシュ!」って!!!

リストで頼んでおいたヒメイソヒヨがこんなにあっけなく!?

遠かったですがオープンな場所にじっとしています。

写真を撮り終えた後、山中に入るのでISOを目いっぱいあげてたのを思いだしチェックしたら案の定とびとびのガサガサ・・・・

あ~~。この瞬間だけ陽が当たってたのよね~。

気をとりなおして山道を黙々と登ります。

しかしこの坂、アンデスイワドリの坂に次ぐきつさ。

途中から雨に変わり、風もつよく3km地点でこれ以上行ってもこの状態では鳥は出ないと言われ、断腸の思いで下山することに。

まあ、最初からこの山を知っていたらトライさえしなかったかもしれない。

還暦過ぎた親父にはかなりこたえる坂でした。

それでもガイド君は一生懸命自分の草は集めていました。

途中ではタカサゴミソサザイ、ヒメコバネヒタキ、ヤマザキヒタキ、ハクオウチョウなどが出現。

ジープの迎えを待つ間、彼がトイレに消えたのでまた何か出るかと探したが今回はリーフワーブラーだけ。

10分ほどして戻った彼が最初に発した言葉が「クロスビル!」

おお!てっぺんにいるじゃないか!!

彼とハイファイブをと思いましたが、手ぶらで10分消えていたあとなので思いとどまりました。

あとはそこにミナミゴジュウカラの群れ。

ジープをしばらく待たせて群れが消えるまで追いかけました。