おやつ マロングラッセ MARIAGE FRÈRES
今日のおやつはマリアージュフレールのマロングラッセ!
【おやつ情報】
●価格 2,592円(2粒、税込み)
●MARRONS GLACÉS(マロングラッセ)
質の高い栗をブルボンヴァニラと砂糖のシロップで7日間も漬けこまれたマロングラッセ。
【感想】
昨年末、タイミングを間違えてしまい購入できませんでした。
1月中旬に入荷予定と聞き、吉祥寺のマリアージュで購入しました。
マロングラッセは手間を想像すると価格はやむを得ない・・・・・・・
お気に入りのお皿へ。
美しいマロングラッセ!
半割にしたら蜜が滴り落ちます・・・
中までしっかり蜜が入っています。
栗のアンコや密煮、ピューレとは全く違うお菓子です。
少しシャリ感もあり、柔らかく、
ネットリ、しっとり。
口の中は極上の天然栗クリームです。
何とも言えない満足感
一粒で大満足!
マロングラッセの歴史は古そう・・・・・
砂糖と栗のシンプルなお菓子ですが・・・・・・・・
紀元前、英雄アレキサンダー大王が最愛の妻ロクサーヌのために贈ったのがマロングラッセの原型のような物だそうです。
砂糖
砂糖の歴史とは切っても切り離せません。
さとうきび発祥の地と言われているのが紀元前8000年で今のニューギニア周辺の島々。
紀元前327年にインド遠征したアレクサンダー大王はガンジス川流域でさとうきびを見たそうです。
又、インドは最初にさとうきびから砂糖を作ったと言われており、
砂糖発祥の地とされています。
「Sugar」は、サンスクリット語でさとうきびの意味、「Sarkara」が語源のようですね。
インドが発祥の地と言われている砂糖ですが、
ヨーロッパで砂糖が登場するのは11〜13世紀頃。
十字軍が遠征から帰る時にサトウキビを持ち帰ったことは砂糖がヨーロッパで展開される起点となります。
更にコロンブスの新大陸発見(1492年10月)が砂糖が飛躍的に変革した要因。大規模なサトウキビ栽培はヨーロッパの輸出入により利益をもたらし、精製糖業が発展を遂げます。
栗とレシピ
マロングラッセも古くはマロニエの実が使われたといわれています。
そして、いずれも16世紀前後のフランス発祥説、イタリア発祥説があるようです。
現代のマロングラッセに一番近い物のレシピが登場するのが1660年代のフランス。
料理人ラ・ヴァレンヌによる『Traité de confiture ou Le nouveau et parfait confiturier』の記述。マロンを砂糖でシロップ煮→乾燥させたレシピが残っているとの事。
それから約150年後、1827年にボワシエが創業されました。
今のマロングラッセのようにシャリ感のある、艶を出すことを考案した方がベリセール・ボワシエ氏だそうです。
私がティーンエイジャーの時、キャラメルティーとマロングラッセと言えばボアシエでした。恐らく10年ぐらい前?新宿伊勢丹辺りのバレンタインのイベントでボアシエのキャラメルティーを発見!可愛い缶だったので大切に保管しています。
マロングラッセ、日本での販売(GoogleのAIで調べてみました。)
1897年(明治25年)米津凮月堂がマロングラッセを発売、
1972年メリーチョコレートがマロングラッセが販売。
明治25年のマロングラッセはかなり貴重なお菓子だったのでは?
大量生産は容易でない時代です。
販路も気になります・・・・・・
【MARIAGE FRÈRES】
1854年、パリ、Mariage Freres(「マリアージュ兄弟」)創業。
フランス最初のお茶の輸入専門会社。
1983年紅茶専門店「マリアージュフレール」が生まれました。
フランスで歴史のある紅茶専門店です。
以前のマロングラッセ、コンフィ、チョコレート掛けの記事です。
マロンコンフィ JEAN-PAUL HÉVIN↓
マロングラッセ ラ・メゾン・デュ・ショコラ↓
マロンショコラ 和光↓
御馳走様でした!